そういえば俺は全然本の話を書いてなかった(冷麺で1回だけ書いたのと、雑文でブックレビューを2本書いただけ)。というかここ5年読んでないから書けるわけもないのだけど、自分を追い込むためにカテゴリに「本」を作った。今未読の本が手許に何冊かあって、それは『グロテスク』と『クライマーズハイ』と『ブレイブストーリー』なのだけど、とりあえずこいつらだけでもなんとか読了しようと思った。あと関係ないけど石田衣良さんのデビュー作『池袋ウェストゲートパーク』を読んだとき、「なんて(文章のディテールが)ださい人が出てきたんだろう。大沢在昌さんくらいださい」と思っていたのだけど2人とも直木賞をおとりになったので、多分審査員が相当ださい人たちなのだと思った。というかださいとかかっこいいとかで選ぶわけではないので当たり前なのですけども。あと歌野晶午さんのデビュー作『長い家の殺人』はださいとかじゃなく小説として殺人級にひどかった。素人にありがちな驕りで、こんなのでデビューできるなら俺でもできますよと思ったものなのだけど、今では押しも押されぬ人気作家で、これは作家を目指している人にとってはかなりの希望となってると思った。確か『死体を買う男』で化けたんでしたよね(自信ない)。

さとうさんと高見盛さん

さとう珠緒さんが相撲好きの友人を高見盛さんに紹介しようと思って食事をセッティングしたら友人にドタキャンされてしまったために結果的に2人でデートということになったらしくて、訊かれてもいないのに(それは言い過ぎで本当は芸能レポーターに訊かれたわけですけども)さとうさんが「勘違いさせてしまったらごめんなさい。お付き合いすることはないと思います。これからも相撲を頑張ってください」というコメントを事務所を通して出して、高見盛さんの淡い期待が秒殺で潰された。多分高見盛さんは普通に勘違いどころかもう結婚しかないと思っていたと思われるのでとても可哀相というかさとうさん結婚してやれよと思った。ある種お似合い。