読む本は、朝のうちに聞きます

うさぎのさいばん

うさぎのさいばん

 少年写真新聞社から出た韓国絵本3冊のうちの1冊。
 
 穴にはまっていたトラを助けたのに、そのトラに食べられそうになってしまった若者が、マツの木と牛に裁判官になってもらいます。でも、2人に「人間はトラに食べられるのは正しい」と言われ、覚悟を決めたところへ現れたのが、うさぎ。うさぎは「2人とも正しい」と言い、絶対絶命だと思いきや、「いろいろ調べよう・・」と言って、実況検分を始めたんですね。もちろん、もう1度トラに穴に入ってもらってね。
 さて、うさぎの判決文は、何だったでしょう。読み終えたばかりの『国家の品格』を思い出しました。
 
 欧米絵本とは、一味も二味も違いますが、私にはとてもしっくりくる作品です。こういう本を持ってくる子どももいるんだ!と新鮮な気分でした。絵が重厚な感じで、落ち着きます。

おばあちゃん すごい! (ピーマン村のおともだち)

おばあちゃん すごい! (ピーマン村のおともだち)

 幼稚園の園長を務める息子の所へ出かけてきたおばあちゃんのお話。おばあちゃんは、お手玉もできるし、あやとりも、けんだまも。おばあちゃんのできる技に、一つずつ「わ〜すごい!」という歓声があがります。最後のなわとびは、絵を見ただけで「すごい!」っていう声が聞こえました。
 中川さんの作品はとっても多くて、検索すると「あっこれも、あれも」っていう感じでした。読み聞かせでよく読むのは
こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 村上康成さんの絵本美術館が伊東市にあって、数年前に行ったのを思い出しました。 
 それから、あやとりはできるけど、おばあちゃんのできた「はしご」はクラスで誰もできないと分かったので、今度「あやとり」と「けんだま」の私の技を披露しよう・・。

おまけ
 夜19:30〜中学PTA第4回補導部会。今日が最終回。子どもが小学校にあがってから、本当にいろいろな役員をやってきた。来年は、久しぶりにフリーの予定。