披露宴当日1

披露宴無事終了!!!
思い出の中に閉じ込めておきたいけど(単にめんどくさい)、後々のためにしたためておこうと思います。




朝6時30分起床。
昼食しこたま食べるための気合をこめて、朝食はクッキー一枚だけにした。
しかも、それってあたしからママンに送ったお土産のクッキー。気にすんなハズ。
ハズはまだ寝てたけど、ばたばた用意を始める。
ママンに、7時半に家を出るから、7時20分までに準備しろと言っておいた。しかし、いつもごとく7時半を過ぎても準備の終わらないママン。
新郎新婦がママン待ち。多分そうなるだろうとは思ってた。
なんとか、家を飛び出し車に乗ると、ママンがカーナビに興奮。
運転席と助手席の間に頭を突っ込んでナビ見まくり。欲しい欲しいの連発。
あのね、ママン、高速道路だからいくらナビ見てもそんなにおもしろくないでしょう・・・
言っても無駄だったけど。




会場に到着。
誰に会ってもおめでとうございますと言われるので、ちょっと嬉し恥ずかしい。
担当のKさんが現れてロビーで司会者を待つ。
ハズ、総務部長だと宣伝したいがために機会を伺って名刺を無理に渡す。うううう・・・
「お若いのに総務部長ですか?」と言わせるハズ。
司会者の人が来て(もちろん司会者にも名刺を渡して同じ台詞を強引に引き出してた)、打ち合わせ開始。
・見立てって形でハズの親族が来ない理由を「遠方のため」と説明してもらうことをお願いした。
・パパンが昔撮影した8ミリをDVDにしたという説明を入れてもらうことにした。
・プロフィールをいろいろ加えるため、司会者さんの質問に答えた。
この程度の打ち合わせ、本来は簡単なはずなのに、いちいちママンの注釈が入るので変に長引く。




打ち合わせが終わって、まずは新婦の着付け開始。
二人の美容師さんがヘアセット→化粧→着付けの順で手際よく花嫁に仕上げていってくれる。
驚いたのは、かなり希望をかなえてくれること。髪型も何冊かの雑誌をあたしが見て、これのこの部分をベースに前髪はこうしてくださいというと、見事そのとおりに仕上げてもらえた。
化粧もピンク系が好きで、ナチュラルに仕上げて欲しいというと、素晴らしいできに仕上げてくれた。
我ながらかわいかったね、うん。
着物もすごく華やかで、小物がいちいちかわいいのに驚いた。神田うのあなどりがたし。




あたしが着付け終わる頃にはハズの着替えとママンの着付けもほぼ終了してるはずだった。
なのに、二人とも現れない。
あたしの想像では、いまかいまかと待つ新郎の前に華麗に登場する新婦のはずなのに、なぜか新郎と新婦の母を外で待ち続ける新婦。なんじゃそりゃ。
でもね、研修にきてたらしい中学生達がかわいい声で「おめでとうございます!!」って言ってくれてこっそり「綺麗〜綺麗〜」と言ってたのよ!!!これだけで来た甲斐があったってもんよ。
ようやくハズ登場。あんまりコメントしてもらえなかった・・・すんげー似合ってると自負してたのに。
前から見ても横からみても幅が同じどすこい状態だからダメなのかしらとちょっと凹んだわ。




とにかく写真撮影開始。
新郎新婦で例のごとく写真とりまくり。
計4ポーズだけど、何しろ1ポーズ毎に入念にポーズ固定するから着物の苦しさに慣れてないので大変。
ママンの着付けも終了したみたいで、撮影を見に来た。ママンがすごいすごいというので凹んでた自信も復活する。
撮影中に姉からメールで11時頃バスで親戚皆が到着するとの連絡をうけていたので、撮影後に電話するともう着いたとのこと。ジャストな時間に運転手の職人技と私の計算の素晴らしさに感嘆したね。




集合写真の撮影のため、撮影室に親族が一度皆来ることになっている。
そのため撮影室で待つことにしたら、ハズは挨拶行ってくると言って消えてしまった。
ママンもリップがどうとかで消えてしまった。
あたしはそう簡単に動けない身なので、撮影室の新婦の席に座って待つことに。
一人ぽつりと薄暗い撮影室で取り残される新婦。なんか間違ってやしないか?蝶よ花よじゃねーの?
するとカメラマンが私の衣装を撮影用にセットしてしまった。これで完全に身動き取れない状態に。
親戚来ても立つことすらできないってどうよ?
でも後で聞いたのだけど、ここでハズが挨拶しに行ったのが親戚にはえらく好評だったらしい、しっかりしたいい旦那さんじゃないかと。
ハズとママンが帰ってきて、今度は3人で親戚を待った。点呼してるだけにしては長い。長らく待たされた。あんなに長く何してたんだかいまだ不明。
ようやく親戚一同が撮影室に来た。
これがまた、私を見て女性陣がキャーキャー騒いでくださるの!!!
おおいに気をよくしたわ。おばあちゃんやおばちゃんが、綺麗よ〜綺麗ね〜とそらもう大げさに騒いでくれて、集合写真撮影後、アイドルかってくらい親戚とのショットを頼まれ撮られまくり。
人生一度の主役っていいもんだわ、ほんと。




そしていよいよ。披露宴に。
長くなるので、次回に。