燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)を読む

刊行時に手に入れようと思っていた本だが、先日ようやく「ブ」で手に入れた『燈火頬杖―浅見淵随筆集 』(ウェッジ文庫)を、一気に読む。早稲田を出て、出版社の編集となり、多くの作家と知り合っている。八木義徳、そして長見義三砂子屋書房山崎剛平(中戸川富枝句集『春日』を出したところ)など、懐かしい人たちが出てくる。編者は藤田三男氏、氏の出版記念会でお会いしたことがあるが、装丁家でもあり、編集者でもある。解説の最後に「2008年11月20日保昌正夫七回忌に」とある。保昌先生が亡くなって、もう12年近くもなるのかー。今でも、最後にお会いした時の、先生のお顔が見に浮かぶ。

新編 燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)

新編 燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)

今日、北海道新聞社から電話があったが、明日「釧路文学賞」のことが新聞に載るらしい。特別賞の授賞式は19日2時から。明日、次男と釧路に行く。息子が阿寒、知床を見たいというので、終わったあと、2,3日レンタカーを借りてまわるが、良い息抜きになりそう。受賞が報道されました。
http://www.news-kushiro.jp/news/20120518/201205185.html
今月締め切りの、しばらく格闘していた論考がようやく最終段階に。B5で80ページ余り。それを旅に持っていって推敲する予定。