都議会議員選挙まただ中。

◆今、都議会議員選挙真っ最中。そして、来月には参議院選挙。政治家小沢一郎はやはり政治家として死んだのであろうか。昨年の今日のブログに小沢批判を掲載したが、今やマスコミは小沢を取り上げない。まさに、過去の政治家となってしまった感が否めない。
 都議会選挙の争点は何だろう。どうも次の参議院選挙の争点と言われる憲法改正、消費税増税、アベノミックスの評価などがそのまま争点になっている感が否めない。でも、参議院議員選挙の争点と言われる憲法改正について、改正発議要件の改正だけは反対である。そうそう国の骨格である憲法は安易に改正すべきではない。まさに、国体の問題である。
社会保障国民会議はとうとう「年金の抜本改革」を先送りにした。昨年の民主・自民・公明の三党談合で成立した消費増税。しかし、同時に法律の中に、今年8月21日までに社会保障改革のため法的措置を講じることになっていたが、何もされないまま、事実だけが積み上がられていく。物価は上がる、年金は減額される、給料はいつ上がるかわからない。これで良いのか。ますます、日本は衰退してしまう。果たしてこれでよいのだろうか。

(6月20日生まれの偉人)
◆竹鶴 政孝(たけつる まさたか、1894年6月20日 - 1979年8月29日)は、広島県竹原市出身の日本のウイスキー製造者、技術者。会社経営者。ニッカウヰスキーの創業者であり、『日本のウイスキーの父』と呼ばれている。竹鶴という名前は、家の裏にあった竹林に鶴が巣を作ったことから由来している。かつて親会社(アサヒビール)に完全子会社化されるまで大株主になっていた元オーナー一族の竹鶴威(たけつる・たけし)は養子にあたる。
 1929年、鳥井信治郎に招かれ寿屋(現在のサントリー)山崎蒸溜所初代工場長として、日本初の本格スコッチ・ウイスキー製造を指揮。その後、より本格的なスコッチの製造を指向して大日本果汁(現在のニッカウヰスキー)を興した。あくまでも品質にこだわり続けた技術者として知られる。1962年、イギリスのヒューム副首相[疑問点 – ノート]が来日した際、“一人の青年が万年筆とノートでウイスキー製造技術の秘密を全部盗んでいった”という意味の発言をしたと言われている。もちろんこれは竹鶴に対する賞賛であった。このとき話題に出たノート(竹鶴ノート)はしばらく所在不明であったが、のちに竹鶴が当時所属していた摂津酒造(1964年10月、宝酒造に合併された)関係者の子孫が保存していることが分かり、ニッカウヰスキーに寄贈された。
◆三ヶ月 章(みかづき あきら、1921年6月20日 - 2010年11月14日[1])は、日本の法学者、弁護士(大江忠・田中豊法律事務所)、法務大臣(第56代)。専門は民事訴訟法。1991年日本学士院会員、2005年文化功労者、2007年文化勲章受章。
◆吉岡 隆徳(よしおか たかよし、1909年(明治42年)6月20日 - 1984年(昭和59年)5月5日)は、昭和初期に活躍した陸上短距離選手である。東京高等師範学校(現在の筑波大学)を卒業。元東京女子体育大学教授。1932年8月、第10回ロサンゼルス五輪で、東洋人初の100メートル競走6位入賞を果たした。以降、日本人のオリンピックの短距離種目での決勝進出者は1992年のバルセロナオリンピック400m走での高野進まで現れなかった。このロサンゼルス五輪の100メートル走で金メダルをとり、「深夜の超特急」と呼ばれたエディ・トーランにちなんでスポーツライターの川本信正(当時読売新聞記者)がつけた暁の超特急という呼び名は有名である。当時世界トップレベルのスタートダッシュを誇った。

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120620

<本の紹介>
・最後の小沢一郎 http://d.hatena.ne.jp/asin/4775520660
・真説! 小沢一郎謀殺事件 http://d.hatena.ne.jp/asin/4828417109
・日本の社会保障 (岩波新書) http://d.hatena.ne.jp/asin/4004305985
・やってみなはれ 芳醇な樽 (集英社文庫) http://d.hatena.ne.jp/asin/4087497461
新自由主義の帰結――なぜ世界経済は停滞するのか (岩波新書) http://d.hatena.ne.jp/asin/4004314259
・美酒一代―鳥井信治郎伝 (新潮文庫) http://d.hatena.ne.jp/asin/4101493014
・悪党―小沢一郎に仕えて http://d.hatena.ne.jp/asin/4022508914
 <Chikirinの日記 2010-01-18 “検察が逮捕したい人”>
 検察が極めて恣意的に“逮捕したい人を逮捕する”ことに、多くの人が気づき始めています。新聞やテレビなどのマスコミは“検察の広報部隊”と化しているので、この点についてネットメディアの意義は非常に大きいと言えます。今日は“検察が逮捕したがる人の類型”をまとめておきます。
 類型1:内部告発者、裏切り者
 一時は自分達の仲間だったのに、内部告発しようなどという“ええ格好しい”はとりあえず逮捕。特にマスコミの取材をうけようなんてありえないので、速攻逮捕です。例:三井環大阪高等検察庁公安部長
 平成14年に、検察内部での不正資金流用等について内部告発。この件について、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏とのインタビューが予定されていた。が、その予定時刻の数時間前に急遽、全然関係ない(ほとんどどうでもよい)別件で逮捕されてしまう。これにはマスコミも皆震え上がり、その後の報道はぴたりと止まった。自分が所属していた外務省の内幕を赤裸々に暴露した佐藤優氏も同罪!
 類型2:成り上がり
 日本で一番偉くて最も尊敬されるべきは、東大をでて司法試験や公務員試験に合格した自分達であって、たかが民間で働いているような者や、“起業家”などという試験も受けずになれる卑しい職業の者では決してない。彼等が経済的に成功したことでこの点を勘違いし、いい気になったり、目立ち始めた場合は、遠慮無く逮捕して、その辺のことについてきちんと教える。
 類型3:官僚組織の敵
 政治家を官僚組織の上に位置づけようとするような不埒な輩は、逮捕に追い込むのが基本。上記同様、「司法試験も公務員試験も通ってない奴」が自分達の上に立とうと考えるなど言語道断。
 類型4:反保守主義
基本的に官僚、検察は自民党支持なので、日本の保守を貫く自民党に反対する左の団体、市民団体などは、邪魔になった時点で逮捕する。主に公安部門が担当。
 類型5:逮捕しやすい人
 大きな事件で世間の注目が集まっている場合や、責任が行政にある場合、法の不備、捜査ミスで犯人が逮捕できない場合などは、とりあえず「その周辺にいる、逮捕しやすい人を逮捕」して検挙率をあげるのが基本中の基本。