両陛下 ご結婚55周年。鹿沼市立川上澄生美術館。『奇跡の復活!ロイヤルホスト 15年間長期低迷からの脱却』

◆今日4月10日の歴史
 1946年第22回衆議院議員総選挙。戦後第1回の総選挙。日本初の女性が参加した選挙で女性議員39人が誕生。1947年アメリカ大リーグのブルックリン・ドジャースに、メジャーリーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンが入団。1952年NHKで連続ラジオドラマ『君の名は』が放送開始。1954年アジア初の国際見本市である第1回日本国際見本市が大阪で開催。1959年皇太子明仁親王(今上天皇)が正田美智子さんと結婚。皇居賢所から初めてテレビ中継される。1988年瀬戸大橋が開通。JR本四備讃線・児島〜宇多津が開業など。
⇒⇒両陛下 ご結婚55周年。天皇皇后両陛下は結婚から55周年を迎えた。皇太子ご一家が住む東宮御所を訪れた両陛下は結婚記念日を祝い、皇族の一家らと夕食を共にした。また両陛下は東京・文京区の順天堂大学で行われた記念式典に出席された。

鹿沼市川上澄生美術館 http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php
 美術館は、鹿沼市出身で川上澄生の教え子でもあった長谷川勝三郎氏(1912〜2001)からの約2,000点の作品提供により、1992年(平成4)に開館した。建物は市街地を流れる黒川のほとりにあり、「木版画の詩人」川上澄生の作風を反映した明治の洋館風、内装には随所に木を使用し「木のまち鹿沼」にふさわしい造りになっている。明治洋館風の外装は、川上澄生の作品を反映し、建物には鹿沼産の深岩石、内装には「木のまち鹿沼」にふさわしく、随所に木が使用されている。

◆先発菅野が7回2/3を2失点と好投、バッテリーを組む小林が2度の盗塁阻止に3安打猛打賞と若手が攻守に躍動した。坂本も6回に決勝2号ソロを放ち首位攻防戦に勝ち越した。原巨人は開幕から4カード連続の勝ち越し。

◆『奇跡の復活!ロイヤルホスト 15年間長期低迷からの脱却』(2014年4月10日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京カンブリア宮殿 」から)
 静岡・熱海市の会場ではロイヤルホストのコックらが集結し、「11種野菜と海老の自家製テリーヌ」というファミレスにも関わらず手間がかかるメニューを調理していた。浮き沈みの激しい外食産業の中でもロイヤルホストでは高めの価格帯ながら「国産 黒×黒ハンバーグ」、「ロイヤルのオニオングラタンスープ」などコックが創る本格的なメニューが好評を博している。様々な外食産業チェーンの店があるショッピングモールにロイヤルホストも参入。店内は多くの客で混雑していた。そんなロイヤルホストは1990年代半ばが最盛期で、デフレ型不況や格安ファミレスの台頭などで大苦戦。既存店の売上は15年連続で減少し、売上も大幅に落ち込んだ。それでも2011年を境に売上は上昇を見せ始めた。
 ロイヤルホスト塩原店の視察に訪れた矢崎精二社長はスタッフに気軽に気をかけていた。社長は現場を経験した叩き上げで、2011年に社長に就任してから常識破りの再生術で低迷していたロイヤルホストを変革した。ロイヤルホストでは各店舗にコックを配置し、より本格的な洋食を目指してきた。だが売上が低迷していた当時は調理が簡素化され、コックは自分らは必要なのか疑問を抱くようになった。その変化を感じ取ったのは常連客でそれからは来客数は減少し、売上はより悪化。矢崎精二社長は就任すると各店舗に料理スタッフを増やし、スタッフらは焼くといったそれぞれの調理工程を担当することで料理を同時提供することができるようになった。ロイヤルホストでは「アンガスビーフ」というアメリカ産で認定も受けている高品質の牛肉をメニューに取り入れ、他にもソースによく絡むパスタなども採用。さらに熱伝導率のよいアルミ製のフライパンなどへの設備投資も行い、メニューの客単価は増えたものの売上は伸びた。スタジオでロイヤルホストの矢崎精二社長は業績は回復しているがまだまだすべきことがあると語った。ロイヤルホストでは過去に15年連続売上が低迷し、経費削減などを行ったことでさらに悪化。社長は工場で製造されたものをお店でコックらが新たに加工するなど顧客への新たな価値をつけることで業績を回復させてきた。
 オープンが迫ったロイヤルホスト 大宮ステラタウン店ではスタッフらのトレーニングが行われていた。店では呼び出しベルを無くし、スタッフは常に客達の要求に即時応えられるようにアンテナを張っていなければならないという。ロイヤルホスト 永福町店ではドリンクバー、呼び出しベルも無くしているという。店舗ではスタッフが動きながら店内の目配りを怠らず、空になったカップにもすぐ気付いていた。客からは感謝の言葉が増えたという。ロイヤルホストでは創業者である江頭匡一の洋食を手軽に食べて欲しいという経営理念が今も 息づいている。矢崎精二社長によると創業者は社員に小まめな心配りをしていた一方で、逆鱗に触れれば立ち上がれないような仕打ちも受けたとコメント。
 ロイヤルホストは1953年に福岡・中洲にオープンし、マリリン・モンロージョー・ディマジオも訪れたことがある。創業者の江頭匡一ロイヤルホストを全国展開し、83年には東証一部上場を果たした。現社長の矢崎精二は料理長OBの田島澄夫を招聘し、料理長を中心とした指導を行っている。指導において田島は本来なら工場で製造するものも一から作らせ、社長が目指す調理における一手間を認識させている。ロイヤルホストの創業者である江頭匡一は年に一度は社員の前で経営方針を語っていた。低迷して以来は長らく行われていなかったが、現社長の矢崎精二社長は料理長などを集めて経営ビジョンを語っている。そして社長は社員をもてなそうと大宴会を行っている。スタジオで、ロイヤルホストの矢崎精二社長は創業者の理念を生かしつつ、自分なりの新たな価値を伝えていかなければならないと語った。また呼び出しベル、ドリンクバーの廃止について、社長はお客の考えをスタッフが先に把握してサービスを提供するといったおもてなしこそに価値があるとコメント。
 ロイヤルホストの矢崎精二社長はスペシャルメニューに使用する食材のチェックのため宇和島市養殖場を訪れた。ロイヤルホストでは年に4度、世界各国の料理を紹介してきたが、社長は日本の生産者の力などを伝えようと考えていた。ロイヤルホストスペシャルメニューに使われる食材の一つである、宇和島市にある真鯛養殖場では開発に20年を要したという餌を使用している。また高知・夜須町にあるビニールハウスではロイヤルホストの矢崎精二社長が絶賛するフルーツトマトの栽培が行われていた。青いものでも赤いトマトと糖度は同じなど、社長は仕入れた食材で多くの顧客に日本の良さを知ってもらおうと考えていた。スタジオではロイヤルホストスペシャルメニュー「宇和島真鯛ピラフZen」、「瀬戸内風ブイヤベース〜十八穀米を添えて〜」、「夜須のフルーツトマトカクテルとひとくちさぬき蛸」が用意され、村上龍らと小池栄子が堪能。仕入れた食材は矢崎社長が現地を訪れて厳選したもので、お客を満足させようとしている。また社長は多店舗展開にあたって、地域で愛される一店舗を今後も目指していたいきたいと語った。収録を終えた村上龍ロイヤルホストについて、矢崎精二社長はより美味しいものをより多くの人にという方針を目指している。その方針は飲食業にとっては永遠の理想であり、危機感の厳選でもあると評した。

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◆今日は久しぶりに資料づくり。明日には賛成する予定。週末を迎え、明日はひと踏ん張り。週末はいつも通りの母親の介護ですね。

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