ドラマ『エンディングプランナー 最高の人生の終わり方』

こんにちは、広報担当の伊藤です。
ここ数日は寒さが続いておりますが、皆様いかがおすごしでしょうか。

TBS系列ドラマ『エンディングプランナー 最高の人生の終わり方』
今週木曜、夜9時から第2話目を放送予定です。
私も同じエンディング業界に携わる身として、第1話を楽しく拝見しました。

このドラマの面白いところは2つあります。

1、出演者がどの世代にも受けるようなキャスティングになっている

ざっと並べても、山下智久さん、前田敦子さん
知念侑李さんなどが若年層向けのキャスト。
大友康平さん、磯野貴理子さん、反町隆史さん、山粼 努さんなどが
やや上の年代層に人気のキャストと
バランスよく配置して、どの家族にも喜ばれるような編成にしてあります。
理想的なホームドラマとして、TBSが堂々推しているのがわかります。


2、連動した企画を多数同時に行っている

エンディングプランナー』はドラマということで公式ページでも
連動した企画が多く行われており、
番組オリジナルグッズの販売もオンラインで行っています。

著作権を侵害してしまうため、写真は掲載できませんが
こちらの「ブレスレット」……どう見ても数珠ですね(笑)
お彼岸にちなみ、おはぎも販売されています。

さらに、『お葬式なんでもQ&A』では
「お通夜とお葬式の違いってなに?」といった質問が投稿されており
一般視聴者が投稿できる仕組みになっています。
エンディング業界の人間にとっては当然のように思える
お通夜とお葬式の違いなども、
第三者から見ると「全く分からない」ことを改めて教えられます。

こうしてエンディング業界に持たれているネガティブなイメージを
メディアが払拭してくださるのは、とても有難いことです。


このようにホームドラマとして葬儀が扱われ、
しかも積極的にグッズ販売までされているのは今回が初めてではないでしょうか。


心理学では、同じものを何度も見たり聞いたりするだけで
次第によい感情が起こってくると考えられています。
よく会う人、いつも流れているCM、何度も習った音楽は
ただそれだけで好きになりやすくなるのです。
(もちろん、流し方にマイナスイメージがついていれば別です)

葬儀や遺品整理といった業界についても
繰り返し同じ業界について見知っていくことで
次第に印象がよくなっていくだろうと考えられています。

今まで葬儀は亡くなってから考えるもの、と思っていた人たちも
ホームドラマを見て、「もしかして私も」と考え始めるかもしれません。
そのときにこれらのドラマを見ていることで
打ち解けてお話できる、最初の話題になるかもしれませんね。

そういったわけで、鎌倉新書広報室としても
ドラマの行方を追っていきたいと思います!