というわけで、映画みてきました。少しネタバレを含むので、以下、未見の方は要注意でお願いします。
これまた、良い映画だと思いました。
けれども、私が細田作品でいちばんすきなのは、現在はこれかなーというのは、
やっぱり、こちらです。これなんかとても好きです。原沙知絵さんのおばさんとかが特に、原田知世ちゃんのほうが良かったんじゃないのかっていうのは、それもそうですけど、ちょっと違う感じもあるかなとか。まあ好きです。
で、それはそれとして、ひとにすすめる方はというと、
こっちになります。お前好きなのと、他人にすすめるのちがうってどういうことか、馬鹿か!! って思われるかもしれませんが、事実です。単純に普通の人が普通に見て面白いのはこっちだと思うので。
あと、スポンサーに日テレが入ってるところ恐縮ですが、細田作品テレビ編集版よりも、劇場完全版のほうが味わい深くて、おもしろいので、そちらのほうがおすすめです。何でしょうね、何気ないシーンに結構意味があったりするので、そこがはしょられてるの見てて寂しいなとか思う。
これは、なかなか、難しい映画なところがあって...
...子どもが居るとか子育て中の方とか、小学校時代に転校したとか、大学時代にコンプレックスがあるとか、できちゃった結婚みたいのとかは馬鹿女のすることとか思ってるとか、男はケダモノとか、田舎とかになんか思うところがあるとなると、重い映画になります。グーグル検索の候補で、「おおかみこどもの雨と雪 避妊」とか候補になるのは、なんていうかアレですね、グーグル先生。
で、感想的なものをざざっと、下に書いておくので、映画評とかそういうのではないので、まああのあたまくるえるひとはあの映画をみるとこう思うのかとか、ニヤニヤして読んでいただければ...w
で、いろいろ書いても、百聞も百文も一見にしかずなので、見た方がいいと思います。
では、良い菅原文太で、良い人生を。
かたやエッセイ、かたやエッセイから飛び出した物語という関係で、そんな物語はやはり作者の原体験からわき出したもので、リアリティ満載だったり、血肉からわき出す勢いだったり、とにかく良いものが多いですよね。他にもこういうのありそうに思います。少し話がずれますが、ショートショートの星新一のエッセイとか逆にSFが進出してくるところがあって、面白かったりしますね。
さて、
ウンポコ 13 (ディアプラスコミックス) という雑誌に連載されてたりして、どういう名前だ! というか、まあ主に、農業なので、ウンコとかと縁が深かったりするのですが、元々特別なオンリーワンな農業エッセイマンガですごいです。史上屈指の名作少年漫画のハガレンも決着がつき、サンデーも週の真ん中水曜日な週刊連載の銀の匙があります。
銀の匙のほうが、やっぱり命と食にまつわる本人の体験が多めに影響を及ぼす物語だとすると、百姓貴族の方は、もっとカジュアルにしれっと農家の常識について書かれたエッセイ漫画です。この関係が、冒頭の二作品との関係に似ていますね。
もしくは大島弓子様のにゃんこエッセイと物語が交互にやってくる感じとも少し似ているかもしれません。
なんで、百姓貴族かと言うと、エッセイの形をとりつつ、北海道を独立させて、食をもって世界を征服して貴族になりあがることを夢見て、あいもかわらず畑耕すような内容になっているからです。というのは、嘘ですが、あれ、まんざら嘘でもないかもしれませんね。
すでに、2巻まででていますが、たとえば、IT関係従事者で、Webに縁がある方だったりすると、わりと IE6死ねとか、IE6爆発しろとか、IE6最高に愛してるとか、ありがちだとおもいますが、それが食の従事者だったりとか、農業に従事するひとだったりすると、その発言がとてもハードコアになるのですが、それを隠さず作中で表現する荒川先生とか、同じく、作中で TOTAL な感情や思いのありったけを発露する THA BLUE HERB のようですね。
奇しくも新譜が明日発売の THA BLUE HERB ですね。2012 年はなかなか良い月で、スーパームーンもありましたが、THA BLUE HERB や Sigur Rós の新譜が出る月でなかなかにすごいです。
少し、脱線しましたが、どうも、基本的に他力本願というか、抗えない自然こわいみたいなところがあったりで、「押ささる」とか言う程度に受動的ではあるのです。
ですが、エンジンがかかると、 清濁併せ呑む勢いで、本編と傍流を入り交じらせて、無駄に何かを表現する力が、どうしようもないことを知っているだけに、どうにかしようとするときにすごい力を発揮する人が居たりするみたいですね。ときどき。
では、良いスプーンで、良い人生を
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
丁度北海道に滞在中な訳ですが、実家にこれまた丁度、みんな大好き荒川弘先生の単行本になった分がちょうど揃ってて、一気読み。安心のクオリティでした。まあ、もちろんなんですけどね。
ハガレン読んだことない人は読んでみた方がいいと思います。それはそれとして、ハガレンと銀の匙は世界観は似てないけど、扱う題材はときどき似てますね、成長についての話については。
今回、ガンガンからサンデーにうつった理由は、サンデーもウェンズデーな農業は毎日がエブリデイだからサンデーはちょうど良かったとかだと勝手に思っていますが、しかし、週刊連載でも安心のクオリティとかすごすぎるだろ...。などと思っています。
道民からしても、内地のひとからしても、実に北海道らしい漫画ツートップの新たな一角な気がします。
ひとつは、動物のお医者さんで、もうひとつが銀の匙ですかね。これらは、内部的にも外部的にもなまら北海道な感じがします。
もっとも、うちはどっちかというと、札幌のほうだけど、ちょっと離れたところの出身、すこしだけ農家のお知り合いもいらっしゃったり、近所に専門の学校があったりで、そこそこに近さも感じますが、さすがに同級生にあそこまでのガチ農家はいませんでした。
それでも、作中にでてくるローリングモーモー...じゃなかったロータリーパーラーですね、あれの話を聞いてたりとか、農業や農業高校のイメージが他よりはしやすいところはありますね。酪農家の朝は早いの話とか、仕事はきついが牛さんはかわいいとか、それから、農家や農業高校とかって、話にも出てきますが跡継ぎ問題のもろもろとか、経営と労働問題のもろもろはときに聞く話題です。それから農業高校って、実家が農家でなケース以外に常、磐くんみたいな存在が妙にリアルだったりします。
などといってもですね、そうは言っても、八軒くんが飛び出した元の世界の住人みたいなところはまああります...。そうそう八軒くんといえば、先生との関係やなんかはちょっとだけ3月のライオンなんか思い出したりもしますね。八軒って名字がまたずるいとか、札幌圏の人はちょっと思いますかね。
などと、このあたりは雑感諸々
荒川弘作品のおそろしいところは、登場人物がたくさんの群像劇になっても、ぐっちゃぐちゃにならないどころか、かえって作品に奥行きを与えるところですよね。ですよね。
それで、本作品ですが、命についてとか、ハガレンのホムンクルスとかで考える生命について、などもドラマチックでしたが、今作はふつうに肉。肉の向こう側をどう考えるかという、みんなそこまでちゃんと考えたことないけど、ちょっと考えると奥の深いことをほいっと投げてくるところがあります。それで、群像劇ならばこそで、さまざまな立場の違い、スタンスの違い、価値観の違い、が、引き立つのがすごくて、割り切ったり深く考えなかったらそれは楽かもしれないけれど、あえてそこに真っ向勝負してしまう様子が普通のみんなの日常にからまって飛び出してくるところがすごいですね。
では、良い豚丼で良い人生を
少しだけ来ればみたいなお誘いを頂いたりというのもあったのですが、最近はあまり身動きもとりにくいのですが、どんな本が紹介されたのだけ知りたいなとか、楽しみにしていたら、いろいろ来ました。
現状確認しているところで、まとめとしては、この二つが、
「女と男」のスゴい本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
濃い参加者視点では、この二つが、
「女と男のスゴ本オフ」は文字通り女と男の熱い語らいの場でありました。 - Reason to be cheerful, part 3
Turn Photo, Change Breeze: もうやめて、男子のライフはゼロよ>ω< (2012-04-14 スゴ本オフ「女と男」)
それぞれ、よろしいのではないでしょうか。
あと、まとめで上がってる本の中で、ただ一冊選ぶなら、いちばんスゴ本だ! と思うのは、私の場合は、
これかな…。ただ、私、男だけど、なので、今回のルールに反するのですが。
ちなみに、これ、昔に、こっちの大きい本だったころに読みました。この本は黄色い装丁に意味があるんですよね。当たり前ですけどね。 あと、この本、奇跡も、魔法も、あるんだよみたいに思う所はあります。
はてさて、スゴ本オフですが、本についてのきゃっきゃうふふのはずなのですが、どうも この「食」の本がスゴい!スゴ本オフにお邪魔してきました。 - くるえるはてなくしょん このあたりからですかね、なんか本格的に食べたり飲んだりするようになってから、もっと盛り上がるようになった気がしています。でも間違ってないとおもいます。上記の食のときは、一升瓶もってったんですけど、空いたとか…。でも、こういう何か本質的なことは、本質的なことどうし補完的に重なるとパワーアップしますね。
次回は割と普通の場所でやる早川書房特集らしいので、初めての人は行きやすいと思ったら定員オーバーだそうで。盛況ですが、本好きが多いというのは良い事だと思います。
今回は「女と男」がテーマで、異性のすごいキャラかすごい作家とかの本を持って行くというのがテーマでした。で、みんな、こじらせたり、お前は何と戦ってるんだ状態になってたみたいなので、行かなくてよかったとか思ったりしてる所もあるのですが(笑)、何持ってくかなーと考えてたら、こうなってました。
ひとつは、かぶってて、当日、週アスの平野さんが持ってったらしいのですが、
これ。最近読んだ中で、思いがけずというか、こうあつくなったところがある作品で、これ少女漫画だけど、どちらかというと、確かに少女漫画だけど、骨格としては、まさしくスラムダンクの頃とかの週刊少年ジャンプみたいな一時の王道フォーマットの友情・努力・勝利で出来てるんですよね。15巻までのながれとか完璧だと思います。それをもって、さらに少女漫画の王道に帰ってくるとかの、そのある意味での「女と男」感がすごい本です。もちろん、登場人物も、こちらは少女漫画の定番で嬲みたいな…。はい。
もうひとつは、誰もあげてなかったみたいだったんだけど、
これ。これがメイン。こちらは逆に、漢字だけみるとわかりにくいんだけど、女性の荒川弘さんが書いた、これまた逆に少年漫画の最高傑作のひとつですね。
最近のワンピとかおっぱいのことしか考えてないだろ...とかとは逆に、ハガレン、少年漫画で異彩を放ってて、女性キャラが割とたくさん出てくるのに軒並み不自然なところなく麗しく素敵なのがすばらしいし、そのうえで、しっかり各キャラ毎にこう「女vs男」のかたちではなくて、「女と男」のかたちですっきりさっぱり魅力的にまとまってて素敵です。あと「女と男」、こう不釣り合いな方がドラマとか物語になりやすかったりするんだけど、だいたい釣り合ってる関係になってるのもクールです。それらが飛び出す場所がまたドラマチックなのも素敵だし、名シーンが随所にあるのもすごい。マスタングとホークアイとかね…。
あ、あと、「女vs男」の観点で言えば、一カ所圧倒的に女性が勝ってるところがありますね。詳細は読んでからのお楽しみということで伏せますが、ですが、なんか北国の方で、そういうことが。
と、女性作家による、少年漫画のような少女漫画と、女性による少年漫画のような少年漫画が、スゴいというお話でした。
あと、もうふたつだけ、今回のテーマに即してスゴ本ってことで、投げっぱなしであげると、
このあたりかなーと。これらは、語ることがもはやないですね。はい。
では、良い出会いで、良い人生を
こちらは、あの面々が掘れば掘るほどいろいろなジャンルからいろいろ出てきそうですが、私が早川書房の本で、おもいつくのが、
予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版
こちら。私が読んだ時はまだ増補がなくて、予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 こっちでした。
Dan Ariely | Profile on TED.com にて、TED もあるので、なんなら字幕付きでさっと見るくらいでもいいから、本当にちょっとだけでも見て欲しいです。面白いですよね。
では、良い本との出会いで、良い人生を
完結自体は昨年ですが、私は今年読みました。すべての少年漫画を俯瞰してみたときに、私が一番傑作だと思うのこれです。他にも名作はたくさんありますが。
もうひとつあげるなら、Dr.スランプかね...。あと、個人的な好み丸出しでもうひとつあげるなら、ポップさんなんだけど、ポップさんじゃなくて、DRAGON QUEST -ダイの大冒険- でしょうか。他にも名作たくさんありますけどね..。
後さ、HUNTER×HUNTER 連載再開して、冨樫が本気出したらやっぱりすごかったみたいなとこあるね...。冨樫さ、ヒソカとイルミ好き過ぎだろww なんだっけ、とぐろ弟とかも好きなんだったっけか。樹と仙水とかもかね。
さて、
ちょっと思うんだけど、ONE PIECE どうしてこうなった感を強く感じるかどうかは、ハガレンが既読かどうかによりけりだと思ったりする。ワンピも、読み切りとか、はじめの方とか、当時は週刊少年ジャンプをまだ買って読んでたので、マジで超新星がやってきたとか思ったんだけど、劣化というより、進化してないというか、進化してるの女性キャラの乳だけだろ...みたいなとこあるよね...。
んで、逆に荒川弘については、実は女性って知って2重に衝撃うけたんだけど、ハガレンの女性キャラって、すごく魅力的なのよね。キャラがお話に直結してるところが、ままあるので、書きたくないんだけどさ...。ことごとくでさ、それがすごい。あと、やっぱり北海道補正があるのかもだけど、終盤で北の方の国がでてくるのが良い感じw 個人的には。
では、良い漫画で、良い年末を。
音楽ネタ / ケータイ会議4に参加してた!! / ケータイ会議6も参加してた!! / ケータイ会議8も(rya / 会社はじめました:パッソ株式会社/