エンジニアの未来サミット0905へ行ってきた!

エンジニアの未来サミット0905へ行ってきたので気になったことや感想などメモ。吉岡さんがブログ書いてって言ってたしね。

発言者の名前は敬称略。メモ適当なので言い方とか違うかも。

2009/05/25 13:30追記
gihyo.jpにレポート来ましたね
速報レポート:エンジニアの未来サミット0905|gihyo.jp … 技術評論社

第一部 おしえて!アルファギーク −エンジニアが幸せになる方法

ひが:今と昔どっちのエンジニアが幸せですかね?
吉岡:単純には比較できないよねー
ひが:チャンスという意味では?
吉岡:こっち(今)の方が大きいよね

考えたこともなかったな。確かにパソコンとインターネットがあれば、プログラミングなんて誰でもできちゃう気がする。自分が小さいころはまだ「パソコン触れる人=特別な人」みたいな感覚でプログラマーが将来の夢だったのに、今じゃ誰でもできそうな感があるのはある意味恐ろしい。

吉岡:ほとんどの人がメディアを持ってる。25年前にはありえないこと

25年前はさすがに・・・。でも言われてみればほんの10年前ぐらいまでは、ホームページを開設するっていったらhtmlをFTPでアップロードして、CGIのパーミッションを設定して・・・だったのが、今や携帯でもブログが開設できちゃう時代。誰しもが社会に発信するメディアを持てるってすごいこと!あと定期的に開かれてる勉強会。これとブログを合わせたら最強じゃね?的なことを言ってた。

吉岡:自分にあったものはどうやってみつける?
ひが:やってみて、長続きしたら自分にあってるんじゃないですか?

たまにこの業界向いてないじゃないかと凹むこともあるけれど、長続きしてるから向いてるのかなぁと思ったり。本当は「この業界しかない」って思ってるだけかも知れないけど。

吉岡:北風と太陽なら、私は太陽が人を動かすと思っている

話の前後を失念したけど、「しょうがないけどやるか」と「ぜひやってみたい!」という気の持ち方でモチベーションって全然違うよなーとか思った。

第二部 弾 vs. 個性派エンジニア −サバイバル討論

井上さんが同い年っぽかったので心の中で応援(?)してたw

エンジニアに必要なスキルについて

井上:自分でプロモーションするエンジニア。エンターテイナーとしてのエンジニア
高井:売名行為も重要。
山崎:影響力はないよりあったほうがいい。自分の信念を守りやすい

エンターテイナーになるためには「場」が必要。探さなくてもいくらでもあるけど(ブログだってそうだし)カンファレンスで発表!とかだとやっぱりハードル高いよねー。まずは社内からがんばってみる。

本について

山崎:人の書いたものを読むのってコツいりませんか
井上:自分で書いてみないと気が済まない。
弾:なんで読書するのか?いつでも人に聞けるわけではないから。人に聞くのは答え合わせするような気持ちで。
山崎:リファレンスは人に聞くのはダメだが、チュートリアル的なものは人に聞いた方がいいのでは?
ヨシオリ:興味のあることしか興味がない。写経するのが多い。写経のあとは簡単なアプリを書いてみてもういいやーってなる。書くってのが一番大事だと思う。
山崎:理由があって技術が必要ってのが普通。技術が目的になっちゃってる人には指標があるといいかも
井上:やりたいことの前にソフトもハードもないと思ってる

閑歳さんが「私はいきなり本を読むとダメなタイプ。動くサンプルを少しずつ改造していって理解したあとに本を読むと頭に入る」と言っていたけど、自分もまさにそんなタイプかな。逆にいうと自分で改造できるものがないとやる気すら起きないので、写経してみるのも大事かなと思った。
それにしても井上さん格好良すぎw そういうこと言えるようになりたい・・・!

エンジニアの生き方

山崎:なんとかなるという経験をすると、なんとかなる。発言力を持つ・部下を持つと、部下にやらせる→部下の教育、自分はやらなくていい→新しいことに挑戦できるといういいスパイラルができる
閑歳:自分の名前でアウトプットを出すということが大事。自分の出したサービスで喜んでもらえるのにやりがいがある。
井上:やりたいことは自重せずにやっていくべきだと思う。

こういうエンジニアはだめだ

山崎:すぐできない理由を考えるエンジニア
高井:「○○やりたいんですよね」というエンジニア
閑歳:エンジニアでない人の気持ちを考えられない人
井上:すぐにやらないエンジニア
米林:エンジニアでない人を否定的に捉える人

上の2つはすごく思い当たる節が・・・orz
エンジニアである以上は「どうやったらやりたいことが実現できるか!」に頭を使っていたい。

エンジニアであり続けるためのモチベーションって?

何気にこういうイベントでの初めての質問デビュー。

ちなみに自分はなんて言ったかというと

  • 子供の頃は「パソコンさわってる自分かっこいいw」とか思ってた
  • 仕事始めてからは、顧客に喜んでもらえないとエンジニア続けていけないと思った
  • 顧客の顔が近いという点で、上京した

まぁ田舎でも顧客がいないわけではないんだろうけど、チャンスは大きい方がいいという意味でも東京で。

山崎:他人に喜ばれるのが一番いい!
高井:エンジニア冥利に尽きる時はひらめいた時
閑歳:自分の作ったサービスによって人の人生が変わるようなことが起こったとき
井上:体に感じるレスポンス(拍手)
米林:お客さんに名指しで褒められると嬉しい

やっぱり喜んでもらえるのがうれしい。会場でも言ったけど、こういう場で登壇してる人たちってどうも好奇心でエンジニアやってるような風に見えてしまうので。弾さんは否定してなかったけどw

弾:褒めてもらえないとモチベーション保てないの?

これについては「なくてもいい」「ないとダメ」など意見は分かれたけど、自分の場合は「たまにあると嬉しい」かな。誕生日のケーキみたいな。会社ではまだまだ新人ってのもあって、まだ仕事は与えられるもので、かつ「できるのが当たり前」で「できないと怒られる」感覚。そういう状況がずっと続くと少しずつモチベーションが下がっていくんだけどたまに「この前、君が作った画面のモック、お客さん超喜んでたよw」って言われると超やる気でます。

まとめ

高井:好きこそものの上手なれ
山崎:一回きりだし必死にがんばりましょう。そしたらなんとかなるし
閑歳:先が見えないことを楽しむ
井上:自重しるwwwを目指す
米林:愛札
:Make & Make Sense

上の三人については、そのまんまの意味。井上さんのは「自重しるwww」と(肯定的な意味で)言われるようなものを作ろう!という意味。「愛札」については「愛(恋人・家族)」と「お金(自分のやっていることの価値を知ろう」。弾さんのは「嫌いなものでもやっちゃえば好きになってしまうのもほとんどなので、まずはやってみよう!」って意味かな。パネラーの6人らしい回答でステキです

パネラーの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!