神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

世間は狭い

ツクールモバイル@RPGに「旅立つこどもたちの空」などを投稿していたブラックウルフさんが、実は僕が顔を知っている人だということをつい最近知り、とても驚いています。

「旅立つこどもたちの空」については、僕の方もツクールWebで紹介された時から「何だか面白そう」と興味を持っていたのですが、あいにく携帯の機種が合わないためプレーできずにいました。しかし、作者さんが僕の知り合いだなんて、夢にも思っていませんでした。

いやはや、世間は狭いというか、類は友を呼ぶというか。

彼は僕の知り合いで、なおかつムンホイシリーズのファンでもあります。Another Moon Whistleの方が好きだと話していました。彼の毒の強い作風は、少なからず僕の作品に影響を受けているそうです。

早速僕も彼からデータをもらいプレーしましたが、とても印象に残っています。「ぼくのすむまち」をプレーした方でこの手の毒の強い作品が好きな人は、是非プレーすることをお勧めします。

旅立つこどもたちの空


作者のブラックウルフさん本人からデータをいただき、プレーしました。

あらすじ

ひぃこ、たろ、えーじの3人は毎日、おばあさんの家に遊びに行きます。そこには広場があり、子供達の遊び場でした。しかしある時、街に男が現れ、町の住民を次々に勧誘しはじめました。こうして街に異変が起き始めて……

解説

ぼくのすむまち」と同様、典型的な現代物です。戦闘などはないのですが、仕掛けなどがあり飽きさせないつくりになっています。セーブポイントの配置など、プレイヤーのことを考えたシステムになっています。

感想

シナリオの勢いに圧倒されました。彼は拙作アナザームンホイのファンだと聞きましたが、シナリオの勢いは、拙作を超えています。アマチュアならではの情熱、勢いがここにあります。確かに、荒削りな部分はあります。編集部の評価を見ていても後半の展開が不自然と書かれていました。しかし、勢いがそれをカバーしているように思えます。
マチュアには禁じ手はない、僕は昔からそう連呼していますが、まさにこれはしっかりとメッセージを持たせた「過激な良作」だと感じました。「ムンホイよりアナザームンホイの方が好き」「ハイロウズの曲が好き」などの人は、きっと通じるものがあるでしょう。是非プレーして熱い情熱を感じ取ってください。

作者さんによる紹介ページ:

http://b-wolf.seesaa.net/article/29244667.html

補足

次回作もこっそりプレーさせてもらいました。こちらは発表まで多くは語りませんが、情熱を注ぐと同時にゲームとして仕上げることも目指している作品で、作者のレベルアップが感じられました。

勇者は旅立たない


作者のブラックウルフさん本人からデータをいただき、プレーしました。

あらすじ

主人公は勇者として認められるため王様に会いに行くことになっていました。その旅立ちの日だと言うのに、別れを惜しむ町の人達から引き止められてしまい旅立つことが出来ません。結局、町の人の声に負けて旅立ちを延期する主人公ですが……

解説

ブラックウルフさんのツクールモバイル処女作です。習作とのことで、戦闘もなくプレー時間も短いものの、3種類のエンディングがあり選択肢によって変化するなど、なかなか凝っています。

感想

なかなかブラックユーモアのある作品です。ランクC、B、Aとエンディングが用意されており、一つずつ見ていくたびに謎が解けていきます。「旅立つこどもたちの〜」と違いプレイヤーを選ぶ作品ではありませんので、皆さんにお勧めです。3種類のエンディングを見てください。

作者さんによる紹介ページ:

http://b-wolf.seesaa.net/article/26496274.html