2012-02-22 あと3日!
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おまたせしました!
本日、校内新聞「SOTSUTEN vol.2」が各学部に配布されました。
万博のデザインなど考えてくださった中家くんへのインタビュー記事や、各部署の見所など運営側の目線を知っていただける内容となっています。
「届いてないよ!」という各学科代議員さんは、教学事務室まで取りに行って下さいね。
今日はまたまたになりますが、インタビュー企画です。
この企画もついに次回で最終回です。
いかがでしたか?
今まで学科ごとに学生の生の声をお届けしてきて、学科ごとに異なる雰囲気や制作を知っていただけたかな、と思います。
では空間デザインの方へのインタビューをお楽しみください!
インタビュー企画 inブログ☆
今回お話を聞いたのは、空間演出デザイン学科ジュエリーコース4回生の中田名津美さん。卒展期間中に空間演出デザイン学科が営業するcafé「ATTACK」の準備をしながらのインタビューとなりました。青空をイメージした内装のこのカフェは、体育館横のJ42教室で営業します。是非足を運んでみてください!
中田名津美
空間演出デザイン学科 ジュエリーコース
大阪府出身
――普段の制作、授業内容を教えてください!
ジュエリーを制作しています。人を驚かせるようなものではなくて、誰もが欲しいと思うようなものを作りたい。それにはまず自分が欲しい!って思うようなやつを作らないと、他の人も欲しがらないと思うので、それを意識しながらやってます。
――京造に来たきっかけは?
高校3年生の秋までは一般大学に行くつもりやったんです。でも美大を受験したことのある先生から、諦めてしまっていいの?って言われて、それで美大に進むことに決めました。京造を選んだのは、オープンキャンパスで最初に見にきた学校だからです。京都という土地に惹かれたのと、自由に制作できる環境に惹かれました。
――所属のコースを選んだ理由は何ですか?
実はジュエリーを作るのはめっちゃ苦手やって(笑)。9:1で考える時間の方が長い。この学科は4回生のときにコースを選択するんですけど、1、2回生でみんなジュエリーを作るんです。その頃は何にも知らなくて、ジュエリーコースに入ったら絶対それをしないといけないと思いこんでたんですけど、先生が「全部のコースの中でも、ジュエリーが一番自由じゃないか」って言う話をされていて、何やってもいいんやってこのコースを選びました。
――いちばん印象に残っている制作やプロジェクトは?
このあいだ書いた、就職試験の作文です! 制作とは少し違いますけど。ある会社の一次試験が、とあるテーマで作文を書くっていうもので、ここ最近でいちばんの傑作です。作文の形式をあえて崩してみようと思って、広告と私が恋人やったら、という視点で書きました。
――制作において衝撃的な作品や、人との出会いはありましたか?
一人は会ったことない全然知らん子なんです。美術工芸学科の人で、学科展のときに作品を見て惚れました。彫刻家の船越桂みたいな作品で、こんな作品作れたらカッコいいやろうなぁって思います。
もう一人は、クラスメイトです。考えてる事とか作るものがめっちゃ好きなんです。こんなに私の趣味にあうものつくる人って、あんまりいないやろうなぁっていう意味で衝撃でした。
――各学年を一言で表すと?
1、2回生:もっと勉強すればよかった。
3回生:やらしかった。(何でも狙ってやっていたかなぁ。人の目を気にし始めていました。)
4回生:慌ただしかったので、今でもまだよく分からないです。
――制作に必要な「三種の神器」を教えてください。
最初は、「仲間」とか「友情」ですね。なんか恥ずかしい(笑)。一緒におってくれる人は大事です。作業するにしても、相談するにしても。やっぱり誰かがおらんと駄目やと思います。
▼中田さんの呼びかけに、空デのメンバーが勢揃いしてくれました!


あとはなんやろう……。
▼悩みつつかばんを漁る中田さん。

▼ノートとペン! 考え事をよくするので、いつも使います。書かないと忘れてしまうので、アイデアが出たらすぐに描けるようにいつもどこかに忍ばせています。

▼靴。服の種類が変わったので、靴もどんどん変わりました。寒いところでも安心です。ヒールとかは苦手で、紐も次第になくなって、この靴になりました(笑)

――大学に入る前と後(現在)で変化したことはありますか?
変な色の服が、ある日急に着れるようになりました! 3回生ぐらいから急に周りと同じ服を着たくなくなって。パジャマみたいな楽な格好で学校に来れるようになりましたね。
あとは、家族が大切になりました。帰るのが遅くなったりしても、お母さんがご飯を作ってくれていたり……。高い学費を払ってもらっているという面でもすごく感謝しています。
――制作をする上で、大切にしていることは何ですか?
まずひとつ「隣の人の事を考える。遠くの人の事を考える」。制作してると、自分のことばかりになりがちなんですけど、遠くの人、世界中の人のことを考えたり、隣におる人が何をもらえたら嬉しいとか、どうされたら嫌になるかを考えて作ったら、誰もが好きになるもんが作れるんちゃうかなと思ってやってます。
もうひとつは「自分から離れた作品がどう生きるのか」っていうことです。
モノが自分から喋れるようなものを作りたいんです。作者である自分の手から離れてもやっていけるような。自分じゃない人が使っても、自分の思いが伝わればすごいなぁって思うんです。
――卒制の内容を少し教えてください。
やっぱり考えてるのは楽しいんですけど、作りだしたら苦行です。でも、卒制は自分で調べたり、素材や形を試行錯誤して何度も作り直していくうちに、満足いくものが出来たので良かったです。指輪なんですけど、詳しくはまだ秘密です。お楽しみに!
2012-02-21 あと4日!!
いよいよ卒業修了制作展の4日前となりました。
どの学科も搬入や会場作りで大忙し!
会期前に、会場や時間の確認をしてみてください。
京都造形芸術大学
卒業制作・論文発表会
京都造形芸術大学大学院
修了制作・論文発表会
テーマ:万博 BANPAKU ― 新しく、つながる。
万博-万国博覧会は世界各国がその工業製品、科学技術、美術工芸品などをパビリオンに展示して、力と差異を示す場でした。
しかしいまの国家や企業が威力を誇示することを人々は望むのか?
3.11後のいまこそ、大学とそれをとりまく社会をつなぎ直し、人と人、人とモノ、モノとモノの新しいつながりを模索すべきだ、
そして大学はそんなつながりをもたらすパビリオンであるべきだ、と私たちは提案します。
万人が博くつながる。「万博 BANPAKU-新しく、つながる。」
会期:2012年2月25日[土]〜3月4日[日]
10:00〜18:00
アクセス:
●JR「京都駅」より
市バス5系統/岩倉行 「上終町京都造形芸大前」下車(約50分)
地下鉄「北大路駅」(北大路駅バスターミナル)より
市バス204系統循環 「上終町京都造形芸大前」下車(約15分) (*地下鉄北大路駅へはJR京都駅より約15分)
●京阪「出町柳駅」より
市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大前行「上終町京都造形芸大前」下車(約15分)
叡山電車(京阪出町柳駅乗りかえ)茶山駅下車、徒歩約10分
●阪急「河原町駅」より
市バス5系統/岩倉行「上終町京都造形芸大前」下車(約30分)
市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大前行「上終町京都造形芸大前」下車(約30分)
初日にはオープニングシンポジウムがあります。
お待ちしております。
「社会実践とデザインの創造力」
日時|2012年2月25日(土) 16:30 –
会場|京都造形芸術大学 人間館1F @カフェ
入場料|無料
ご来場の参考にどうぞ!!
2012-02-19 ◆インタビュー企画◆第九回
インタビュー企画 inブログ☆
今回は、ルフィさんに続いて大学院の守屋友樹さんにお話を伺いました。
下のポートレート、お面から覗いてる目。インパクト大です。

守屋友樹さん
大学院 芸術研究科 情報デザイン 総合造形コース
1987年生まれ
東京都出身
――普段の制作について教えてください。
普段は高原校舎で制作に没頭しています。ときどき未来館で作業をしたりもしますが、今は特に写真や映像を扱った作品を制作しています。
展覧会(二次元と三次元のはざま)で展示させてもらったのは、インスタレーション形式の作品です。展示空間にある窓を利用して、その窓を覗くとガラスに映像が流れているというものです。
どんな映像かというと、車窓から見える風景の映像です。その窓の風景を一つの単体であり、それらが倍々で増えていく事で、窓からの風景であったり、パターンとなったり、ノイズとなったりと変化していくものです。窓の増殖、その増殖に反比例してデータとしての欠損が生まれています。ある積み重ねに生じるズレとか変化に興味があります。
過去作で水を使った映像も似ている部分がありますね。空間に対して物を落とし、結果としてよく分からなくなるもの、という点が。見てもらうと分かると思うんですが、僕の作品は、ヴィジュアルが抽象的なものが多いですね。
――京造にきたきっかけを教えてください。
前にいた学校では写真の歴史などを学んでいました。それで、もっと制作がしたいなと思っていたときに、先生から京都造形大学はいいぞと教えてもらったんです。自由に作品を作ることができるというところに惹かれましたね。
――一番印象に残っている制作は何ですか?
制作というよりはエピソードなんですけど。後輩に手伝ってもらいながら作業をしていたときに、アドバイスをもらったんですね。それで試しにその子の言うとおりにしてみたら、「これだ!」っていう新しいものが生まれた。あの子と仲良くなっていなかったら、この作品はできなかったかもしれない……。そう思うと感慨深いですね。
――楽しかった制作はなんですか?
基本的に制作は何でも楽しいですよ。「楽しくない制作なんてやめちゃえよ」っていう気持ちが根本的にあるんで。楽しくない制作ってたぶんものすごく無理してやってると思うんですよね。楽しい制作は興味が続くっていうか、やってて楽しい。やっぱり試行錯誤しながら制作を続けて、「これだ!」っていうものが生まれた瞬間は楽しいですしね。
――大学院に入る前と後で変化したことは?
なんでもするようになりました! まあ、僕のコースは何でもするところなんですけどね。昔はモノクロの写真だけだったんですけど、今はカラーの写真や映像作品も制作するようになりました。植物が増えていくように、やりたいことやできることも増えていきますね。
あ、あとは友達も増えました(笑)。僕は他大学からきたので最初は友人もいませんでした。でも他学科との交流もあったおかげか、だんだんと知り合いも増えて。それに有名な先生に「お前見たことある!!」っていってもらえたときは嬉しかった。
――制作をする上で大切にしていることはありますか?
楽しくやるっていうのはお話ししましたよね。あと験担ぎというか習慣なんですけど、毎朝作業前に甘い缶コーヒーを飲みます。「プッシュッ」って音で気合いが入るんですかね? よく考えたことはないですけど、缶コーヒーは僕の制作には欠かせないアイテムです。
――卒業後も創作やアートに関わっていたいですか?
制作は続けますよ。止める理由はないと思っています。展覧会をやるようになってから、人との繋がりもどんどん増えてきましたしね。どこで制作を続けていくかはまだはっきりと決まってはいませんが、いつか東京に帰れればなと思っています。
――最後に制作に必要な三種の神器はありますか?
えーと、健康は大切ですね。あとはやる気と……やっぱり缶コーヒーかな(笑)。
2012-02-16 ソーシャル・マテリアル・デザイン展
始まりました!!
2011年度京都造形芸術大学 卒業修了制作展 プレBANPAKU vol.4
「ソーシャル・マテリアル・デザイン展」
三条御幸の交差点
クラシックな建物が並ぶこの場所に、ギャラリーPARCはあります。

1Fはカフェ、入口入って左の階段を登ると、おしゃれな展示空間が広がります。
「既存の社会システムから距離を置いたところで生き抜く想像力を学ぶこと」をテーマに
卒展運営チームの学生さんが、ファーニチャー作りに半年間取り組んできました。
その活動の歴史を活動のドキュメントと廃材ファーニチャー作品をあわせてご覧ください。
ブログで作品の一部を少しお見せします。


ファーニチャーと縁のない素材ばかりだったので
私も見に行ってとても新鮮でした。
是非皆さんもギャラリーPARCに足を運んで見てくださいね!
山本
2011年度京都造形芸術大学 卒業修了制作展
プレBANPAKU vol.4
「ソーシャル・マテリアル・デザイン展」
2012年2月15日(水)〜2月19日(日)
ギャラリーPARC
〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
[ル・グランマーブル カフェ クラッセ] 2階
阪急河原町駅より徒歩10分 / 三条京阪駅より徒歩10分
地下鉄東西線京都市役所前駅より徒歩3分
2012-02-15 ◆インタビュー企画◆第八回
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インタビュー企画 inブログ☆
今回お話を聞いたのは、キャラクターデザイン学科の三鼓梨菜さんです!
みなさん御存知、あの『キャラディのジョークな毎日』に携わっていたそうですよ〜。

三鼓梨菜さん
キャラクターデザイン学科 キャラクターデザインコース
1989年生まれ
大阪府出身
――京造に来たきっかけはなんですか?
高校生の時、ピアノとか吹奏楽が好きで絵を書くのも好きやったから、幼稚園の先生になりたかったんです。でも同じクラスになった子がすごい絵のうまい子で。その子が画塾に行くって言いだしたから、私も行くことにしました。その子が美大に行くって言った時には、じゃあ私も美大に行こうって(笑)。もちろん、絵本が好きとかアニメが好きっていうこともあったんですけど、その子の影響は大きかったです。
――印象に残っている制作、プロジェクトはなんですか?
やっぱり、2回生のときに関わった『キャラディのジョークな毎日』。このプロジェクトで作ったアニメーションは、じっさいにテレビの地上波で放送されました。365日、毎日アニメを放送するというコンセプトのもと、脚本以外のすべてを学生たちで制作しました。普通テレビで放送されてるアニメは、パラパラ漫画みたいにたくさん絵を描かないとダメなんですけど、私は切り絵アニメーションっていう手法で作っていたので、必要な絵を描いてパソコンに取り込むっていう作業だったので、すこし楽でした。
とは言っても、やっぱり制作中はめちゃくちゃ大変でした。一本描いたら次の脚本を手渡されるから「終わりが見えん!」って追い詰められて(笑)。最初は100人くらいいたメンバーも、最終的には20人以下になるし。その人たちの分のアニメーションも作っていたので、いっぱいいっぱいで。その時は忙しくて思いっきり遊んだりすることもできなくて、つらくてイライラしてました。やりたくないなら、やらなかったらよかったんですけど、やっぱり本数重ねるごとに本当にうまくなっていくのが嬉しいし、他の子たちの作品もすごくて、負けたくないっていう思いもありました。修行でしたね。いろいろな意味で(笑)。それでもキャラディがあったからこそ、今の私がある。堂々と胸張って私の作品ですって言えます。本当に大好きです!
――制作において、衝撃的な作品や人との出会いはありましたか?
さっきの高校時代のクラスメイト。それからBUMP OF CHICKENの『ユグドラシル』っていうアルバム。
中学時代、すごく落ち込んでいた時期があって……もう、ものすっごく(笑)! そのとき、このアルバムを聞いてたら、なんか涙出てきちゃって。それから高校1年になったときに、このなんとも言えない気持ちを絵にしたいと思うようになったんです。ちょっと恥ずかしいんですけど、彼らの“くだらない唄”をリレー小説形式でネット友達(顔は知らない)と作ってました。それが絵本と脚本を作るきっかけになりました。
――制作に使う三種の神器を教えてください。
色鉛筆。これはないと絶対にダメです。それから0.3のシャーペンと、水彩用の細い筆。
まあ、細かいところが描けないとダメってことですね。



――各学年を一言で表すと?
1回生:くやしい
入学式のときに新入生代表の役割をもらって調子に乗ってたんですけど、授業が始まったら全然ついていけなくて。パソコンの操作がまったく分からなくて、新入生代表やったのに格好悪いって、授業中に泣きましたね。「先生! 私、一生懸命聞いてるんですけどね、ついていけないんです。真剣なんですけどね」って(笑)。
2回生:努力
一緒にいた友達がすごいできる子で、それに刺激されて私も頑張ろうと思ってました。それに、この時期ってだれる子はだれちゃうじゃないですか(笑)。ここでみんなを抜いてやろうって気持ちもあって。負けん気ですね(笑)。一日14時間、パソコンに向かう。大げさじゃなく、パソコンの前だけで生活してました。冬場はアイスボックスに熱湯を入れて、その中に足をつけたり。すごい無茶してました。
3回生:しんどい
『キャラディ』が終わると、授業は週に三回くらいしかなかったから時間がすごくできました。お金もちゃんと貯めてたから、バイトやる必要もなかったし。それで企画展とか学外の制作にも目を向けるようになりました。でも友達はバイトしろって、しないとダメだみたいな言い方するし……。私も頑張ってんねんで、とか言うのもなんか嫌やし。あ、ちょいちょい言うてたけど(笑)。すこししんどかったです。
――制作をする上で、大切にしていることはなんですか?
受け売りなんですけど、「妥協は死」っていう言葉です。中途半端な気持ちでやったり適当に描いたりすると、作品が死んじゃう。それから、作品には素直になるようにする。見た人が共感してくれると、自分の気持ちを知ってくれたみたいでうれしくなりますから。
――大学に入る前と後(現在)で変化したことはありますか?
大学に入ってからは、簡単に絵が好きって言えなくなりました。絵は好きやけど延々と描いていたいわけじゃない。例えば、掃除好きの人が24時間掃除をしていたら嫌になるのが分かるっていう感じ(笑)。
絵を描いてるときは、悲しいことも苦しいこともあるんですよね。でも、そのしんどい思いも作品を作っているからこそ感じるもの。もちろん、やりきったときの満足感もひっくるめてです。そうすると、他のものでは物足りないんですよね。もっと追及したいって思うんです。高校時代はよく保健室でサボったりしましたけど、今では優等生になりましたよ(笑)。
――最後に卒制についてすこしだけ教えてください。
卒制では立体とアニメーションを作っています。でもメインは映像です。
映像のタイトルは『夢を蒔く人』。私は映像と脚本を担当しています。音響は多久和千絵さんです。物語の主人公は「夢をまく」のを仕事にしているんですけど、本当は人に夢を与えている自分が好きなんです。そんな主人公が本物の幸せとは何かを見つける、という童話になっています。




