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窪橋パラボラ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2013年11月21日 The Interviews 再録

The Interviews のサービスが来年頭に終了して閲覧できなくなると聞いたので、ブクマがついたものだけこちらに移しかえることにしました。

ご自分の家族について、ステキだと思うところを教えてください。どなたのことでもいいです。

うちの人たちはだれもかれもがステキなのですが、

中でも父がステキなので父の話をします。


◆父はよく「やあ。おとうさんだよ」と言います。

それを聞いて私たち(私や母や妹)は、

「ええっ知らなかった!」あるいは「そうですね、残念ながら」と答えます。

答える頃には、父はもう別のことに夢中で、こっちの話は聞いちゃいません。


◆父はよく「○○ー、愛してるよー」と言います。

○○の部分には、母・窪橋・妹の名前などが入ります。

ただ、「窪橋ー、愛してるよー」と妹に向かって言ったりするので、信用なりません。

ハムスターを飼っていたときは、ハムスターに向かって「窪橋ー、愛してるよー」と言ったこともあります。


◆父は、お前のものは俺のもの、をナチュラルに実行します。

以前、私が大事にとっておいたアイスを、父に食べられてしまったことがあります。

父に取られないように、大きく「窪橋」と名前を書いておいたにもかかわらずです。

父は「やあ、気がつかなかった。ごめんね」と悪びれずに笑いました。

母は「お父さんが名前なんて気がつくわけないでしょう。取っておいた窪橋が悪い」と私を窘めました。

父は、たとえ自分のものが取られたとしても、この調子でニコニコしています。

そういう意味では筋が通っています。

ただ、父が毎日楽しみにしている数独パズルの日めくりカレンダーを勝手に解くと、

ちょっぴり悲しそうな顔をします。


◆父は人の話を「うん、うん」とニコニコしながら黙って聞きます。無口な人です。

しかし何を言われても自分の思ったとおりに動く頑固親父です。

私が入院したとき、私も母も「仕事帰りの見舞いは疲れちゃうよ、来なくていいよ」と父に伝えました。

父は「うん、来ないよ」と口では答えつつ、結局ほぼ毎日顔を出しにきました。

父は、見舞いに来ると、「おう、来たよー」と言いながら椅子に腰掛けます。

そして私の体調報告をニコニコ聞きます。

私の話が一区切りつくと、「じゃあ、帰りまーす」と席を立ちます。

その間、たったの10分。

来なくてもいいのになあ、と私は思ったものでした。

なぜなら、その日の昼には母が同じように病院を訪れ、

同じように私の話を一通り聞いており、

家に帰れば母が妹に向かってそのまま伝えるのを、父は横で聞くことになるだろうからです。


◆父はよく寝ます。

すごくよく寝ます。

昼寝するときには、寝室で寝ればいいのに、みんながテレビを見ている居間で寝ます。

おかげで妹も私も、昼寝は居間でするものと刷り込まれて育ちました。


◆私の性格は父によく似ているそうです。

母と妹が言うのだから間違いない。不本意です。


父のステキな話はもっとたくさんあるのですが、この辺で。

さいごに、私の過去のブログ記事で、父のステキさに触れているものを挙げておきます。


蚊の日2010 http://d.hatena.ne.jp/kubohashi/20100424/p1

間違い電話 http://d.hatena.ne.jp/kubohashi/20110315/p1

豆大福 http://d.hatena.ne.jp/kubohashi/20110716/p1


初出 2011-09-26 00:31:41

ブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/theinterviews.jp/kubohashi/1742939

タカハシさんのよいところを教えて。のろける窪橋さんが見たい

先日、二人で時代小説の話をしていたときのことです。私が

鬼平親分より半七っつぁんの方が好きだな」

と伝えると、タカハシは

「俺は窪橋の方が好きだなあ」

と言って、やおら席を立ち、

するすると後ずさって台所の奥の方へ引っ込むと、

「うっそー。いまのはうそでしたー」

と言いながら、なにか妙な踊りを踊りました。


タカハシはそういうところがとてもよいと思います。


初出 2011-09-29 23:27:02

ブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/theinterviews.jp/kubohashi/1839369

カレーをつくる時のこだわりがあれば教えてください。

私のこだわりカレーは、概ね次のような手順で作られます。


1.タカハシが台所に立つ

2.カレーの匂いがしてくるのを確認する

3.そのまま放っておくと激辛カレーが出来上がるので、「全部は辛くしないでください! 窪橋のための甘口カレーも作ってください!」と伏してお願いする

4.出来上がりを待つ


手順3の際、タカハシに「注文を付けるなら自分で作れ」と投げ出される危険をどう回避するかがこだわりポイントです。過去に試した手法は、五体投地をする、褒め称える、憐れみを誘う、逆ギレをする、脅す、などで、それなりの効果を得ておりますが、まだまだ妥協せず、工夫を凝らしていきたいと思っています。


初出 2012-02-01 20:39:18

ブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/theinterviews.jp/kubohashi/2851184