大槌の町に花は咲くのか。

http://f.hatena.ne.jp/kubotetsu/20160513112400
写真は旧大槌町役場 本館 この建物以外にも2棟ぐらい有ったようであるが津波で流され災害対策本部が設置された本館残骸が現存する、この建物二階まで津波が押し寄せ加藤町長他課長20数名が殉職、建物の前に地蔵が一体と祭壇があり遺族の方が献花供養に訪れている。
港沿いに有った過っての町は消滅し地上げ工事の真っ最中で砂埃をあげてダンブカーが工事現場作業道路を走り回っていた、
お年寄りは仮設住宅や新たに建設された町営住宅で愚痴もこぼさず健気に暮らしていた、5年も過ぎれば悔やんでも仕方がない心境なのか、あの日の事には触れたがらない・・・・
震災後一日も早い復興を願い「花は咲く」の歌でがんばれ東日本の激励コールを全国津々浦々から送ったが果たしてこの東北の漁村に「花が咲く日」が来るのであろうか、懐疑的になつた。
よしんば来る日があったにしても私も含めて仮設住宅の人々が目にすることは出来ない年月を要する事だろう・・・。