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自閉症 渡の宝箱 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-10-17

[][]遅刻しそうになった自閉症の息子はどうなるのか? 00:40 遅刻しそうになった自閉症の息子はどうなるのか? - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

朝、渡が寝坊した。私も昨晩、余り眠れなかったために、朝、起きれず..。目覚ましをあわすのを忘れていた&私や娘の生活音で起きるので、息子自身も気がつず...。

私が起こすと、寝坊したことを理解し、慌てふためく渡。

慌てて、私が車でつれていこうとしばらく運転しながら、ふと息子をみると、なんと、下に来てる半袖のポロシャツ、重ねて着ている長袖のトレーナー、の両方とも前後逆に着ていた。彼が前と後ろを逆に着たのは、14年ぶりに見た気がする....。相当焦ってたんだなぁ....。

車を止めて、注意したら、ご本人、軽くパニックになり。私は、

そうだなぁ。こういうミスももう10年以上してなかったのね。成長したね。けど、相当パニックだったのね。

と思い、彼のパニック度合いが伝わって来た。だけどさー。そんなに焦る事でもないよねと、笑ってしまったら、軽くパニックだった息子もたいしたミスじゃないとわかって、ほっと安心した模様。シートベルトを外して、前後正しく直して着直し。こういうことでも笑える様になった私も一緒に成長させてもらったな。と自分で思った。(笑)

昔だったら、

「もう!!学校近いのにぃ!なんでここで車止めなきゃいけないの?遅刻するじゃん!!」とちょっとイラってきていたかも。

coco f’coco f’ 2014/10/20 14:49 ものすごく!母親なら分かります〜!その感覚。こどもと共に本当に母業を学ばせられ経験値があがり
だんだん笑える余裕度が、人間としても成長させられているんだな、て思います。
寅さんの写真の所からきました!パワーを頂けました‼︎
ありがとうございました!

2014-03-25

[][][]佳境に入る自閉症の息子の大学英語授業 22:50 佳境に入る自閉症の息子の大学英語授業 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

今期は渡は、英語の授業を取っています。しょっぱなから感情の話ばかりで、辟易の渡。けど、教授が今回のチャプターは、渡もやりやすいシステムの話だから。というので、期待して迎えた今回のチャプター。なんとシステムとは古代の中国の結婚のシステムだった。これを中国語でなく、英語でやるのですから難しい。

正座して教授に言いたい。

教授...渡は、数学のシステムは好きだが、結婚のシステムは苦手だよ..

特に渡はディズニーのお姫様の中でムラーンが苦手。長い髪の毛を切り、女性でありながら数千の兵を自分が倒すのですが、紳士になりたい渡としては、女性を戦わせてるというので、もう駄目です。男性失格とでもいいましょうか...。

はぁぁ。さて、これを渡に理解できるようにどうやって説明するか?が問題です。中国史を英語でするっていうのも難しい。興味もないし。そこへお姉ちゃん登場。

「あぁぁ。簡単じゃん」とすらすらと絵を書き始めた。まずは主人公の女性がすごーく綺麗。そこで絵に釘づけの渡。そこから、男性がどんどん言い寄る。

モテる女性の話。結局は渡に似た男性が彼女を射止めるように話して行って、もうむちゃくちゃ興味を持ちます。

それから文章を再度読めと言われるとすらすらと読みます。

理解したらあとは簡単です。次々と問題を解き始めて、無事に終了。

渡の”綺麗な女性好き”を上手く使わなきゃ!とのこと。

お姉ちゃん頑張る。

そんなお姉ちゃんのほうは、先週は1週間、春休み。ゆっくりできるのか?と思いきや、ずーっと絵ばかり書いていた。大量の宿題がでて、

「休みじゃない方がまだ楽だよ。」

らしい。

さらに休みというので、30ページの論文書きまであるらしい。すご過ぎる。まったく休みに見えない。

本当にアメリカの大学ってタフだわ。

2013-11-14

[][] 渡の大学数学の大詰めと香穂の学期末 22:36  渡の大学数学の大詰めと香穂の学期末 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の今学期の数学があと3週間、授業受けて最後にファイナルというところまでこぎつけました。この数学がおわるとCollegeでの数学は終了。

1年半で終わってしまった事になる...。えっー!!と思いますが、そんなに簡単ではない渡。

最後に近い現在の章では、合成関数とグラフとその応用問題や文章題。

実は、渡は自閉症なのに、グラフが苦手。グラフは視界から入るので、自閉症の中では得意な子が多いのに....。

さらに苦手な文章題で、印象的だったのは、様々な割引が使われて、さて最終的に値段はいくらになるか?というような問題まであります。このファンタの先生シリーズの32秒の所に出てくる激安先生のような感じの問題で、合成関数の式をたてます。(笑)

D

うーーーん。渡には、難しい。頭を抱えて「難しすぎる」と悩む息子。

私も母としては、少し助けてあげたい。よし、文章題、助けます!と思い、渡に声をかけ。

渡、文章題、一緒にやろう!

と提案してみた。けど、なんだか、ちょっと困惑した感じ。すぐに、すっとなにかを握りしめたまま、私の問題を解いて行く紙をじっと見ている。けど、なんだか、構えてる。

出来ないって思ってるんだろうなーっていう雰囲気がある。

へっ!私は、式は立てれるのさ。ふふん!

と思う。母親の威厳が戻るわぁ..と、ちょっと嬉しい私。

式がたったところで、どんどんと身を前にする渡。前にのめって来て、さらに構えてる。なんなんだろう?と思ったのだけど、どんどん計算をしてくと突然

"No!"

と言われて、さっき握りしめたものを私が書いている紙に押し付けてくる。みると消しゴム。

そうでした...。複雑な式を説明しながら解くと必ず間違う私。彼はその計算間違いが信じられないし、苦手な模様。渡は計算は、マッハのように早くほとんど間違わないので、私の計算間違いがどうも嫌な模様。Tシャツの背中についたラベルが痛い時の感じのようにいやがっている。がっくり。余り役に立たない母。

しゅん。

香穂のほうは、写真のクラスでもいろいろあったみたいです。ストーリー立てにして、写真を取る構図を絵コンテにして持ってこいというのがあったそう。これも先日と同じで、受け付けられれば、学年末の課題が決まる。

今日は、ストーリーを立てて、先生に説明して、学年末テストにそれを使えるか?を先生に審査してもらったらしい。先生、ストーリーに感動して、興奮しながら

ねぇ、これってドラマなの?

香穂、困る。

あの..これ..先生が出した学年末試験ですが..。

先生も気がついたらしく、

あっ、そうだよねー。

と。先生、飛ばし過ぎ。各自それぞれの試練の米大学の学年末の風景です。

2013-03-08

[][]自閉症の渡よりも強者が出てきた。 01:01 自閉症の渡よりも強者が出てきた。 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡は小さいときから問題行動の多い子でした。多動なので、おちつかないし。怒られる要素は山のようにあるけど、褒められる要素はほとんどない。なので、親の私だけでもひとつでもいいところを見つけて褒めてあげようと思っていました。

テンプルグラデンさんの母親も小さい時からあなたはスマート(賢い)と言って育ててたり、自閉症の人の成人期に活躍する人たちは、親が共通して「あなたは賢い」と言って育ててたと事だというのも息子が小さい時に知ったからです。

なので、渡には、スマートだね。といっておりました。けど、最近少しづつ言語も発するので、

「僕は賢い」と自分でいうのですが、まーこれも周りの人は微笑ましく思ってくださってるようなので、放置。とにかくアメリカは褒める文化ですから、知的障害の渡がいくら

「僕は賢い」と言ったところで、

「いや、あんたは賢くない」

と言う人は居ない訳で。皆さん、微笑ましく見てくださっています。たまに自分でもわかっていて、難しい問題に突き当たると呪文のように「僕は賢い」と言い聞かせて問題に挑戦しようとしていることもあり。

まーこんな事を言う子は、渡だけだから、周りが微笑ましくおもっているのだろうと。それはそれでおめでたい子供でいいんじゃないか?と思っていました。


そしたら大学の数学の授業見学で、渡より強者を見つけた。このクラスで知的障害は渡だけです。一人の男子生徒が、教授に

じゃこの方程式を解いて。

とあてられた。すぐに答えだけを述べた。いや、それは駄目だろ、方程式なんだから、真ん中の計算式を言わないと。思っていたら、すぐに教授が

じゃ、式も答えて。

といわれたのだけど、彼はすかさず、

あの、僕、賢いので、答えだけが出てきちゃったんです。

と答えた。えっ!!!!すごすぎる。渡より強者。クラスが笑ってうけた。たぶん、答えだけ隣の子に教えてもらって、彼はぼっとしていたのかも。それでもその機転、すごいよ。そしたら今度はその賢いという単語に渡が反応してしまい、手をあげた。私は、条件反射か?と焦ったのだけど、先生が

じゃ、渡。

といわれて、前にでて、その方程式を全て解き始めた。みんなで一つの問題を解けた感じになって、なんだかクラス中が、とてもなごやかな雰囲気になった。自分で自分を賢いと思う事もたまにはいいこともあるよ。

キヨタンキヨタン 2013/03/09 17:04 日曜日の朝・・・爽やかな嬉しい笑い
さー今日も一日元気にハツラツの力の源です!

kuboyumikuboyumi 2013/03/10 00:53 キヨタンさん、お久しぶりです。お元気かしら?とずっと思っておりました。渡は相変わらずですが...。(笑)今日も自分は賢いらしい。幸せなやっちゃ。

2013-03-07

[][]自閉症の生きづらさ 09:33 自閉症の生きづらさ - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

息子は大学に通っているのだけど好きな科目(数学とか)を多く取ってるので、成績は非常にいい。さぼらないし、他の学生みたいに、デートもないので(笑)誘惑は少ない様です。けど、文章問題や、応用問題になるとけつまずくので、なかなか大変な努力は必要です。知的障害があるのによくぞここまでと思うのだけど、せっせと好きな数学してれば言い訳で。あんまりご本人は、周りほど驚いてない気がする。

先日、大学のカウンセラーからスカラーシップ(返金不要の奨学金)に申請するように言われました。

なので渡に聞いてみたら、スカラーシップにはまったく興味はなく、誕生日にきちんと「機関車トーマスを貰えるか?」に集中している。なんだかなー。

まー彼の社会性や思考は3歳くらいで、数学の知能だけは大学生と言う事でしょうか?

そう思ったら、すごく生き辛いなーと思った。もし自分が3歳の社会性で大学生活を楽しむとしたら???と考えたからです。自閉症ってアンバランスな発達をする障害だけど、一番不便だなと思っているのは、ご本人かも。

なので、数学が出来たからとか、成績がよかったからとか、就職が出来たから、自閉症を克服とか言うのは違うと思う。彼の不便さはやっぱり彼が努力してもまだまだ残るだろうし。

さらに人と競う気がないのと、社会性のレベルが幼いので、同年代の子供達と一緒に団体スポーツなんかはできない。誰かが徒競走でで遅くなるとどちらかというと、

"Are you O.K?"

と聞きに行ってしまうタイプです。私の夢はアメリカで子供を生んで、スポーツママ(子供の試合のためにあちこち行く)になる事だったのですが、今ではこれも叶わぬ夢です。

そーいえば、うちの娘は、かけっこが苦手。小学校低学年の時も、運動会で徒競走があって1番の子が靴が脱げてこけた。そこに2番3番4番が競っていたので玉突き衝突でみんなこけた。

一番最後の娘は競う気はさらさらないので、5番の子とともに、玉突き衝突を逃れた。生まれて初めての1番か?と思ったら、なんと玉突き衝突した子供達のところに駆け寄って助けようとしてる。観客席から

「走れー!!」

という大声が聞こえて、後ろを振り返り、ふりかえりし、泣きそうな顔でゴールイン。ぜんぜんうれしそうじゃない2等でした。5番の子はすごくうれしそうに1等で入賞してた。これを見たときに

「あぁ。この子は戦わないなぁ。」

とおもったけど、やっぱり「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので、大学もみんなで競うのではなく、みんなで力を会わせて作り出す舞台芸術に進んだ訳で。

私は小学校の頃は徒競走が常に1番だったので、子供達の勉強の成績が悪くても

「ふーーん..」なんだけど、徒競走で最後になるとちょっとむっとしていた母親でした。

競う気がない子供にモチベーションを持たせるのは、結構大変で、娘はゲームなどでモチベーションを持たせたりしていましたが、以外に簡単だったのは、渡の方。彼はかわいい子がなによりも好きなので、

「綺麗なお姉ちゃんに会える」

というとなんでもやります。(笑)これはこれで助かります。

たとえば数学のクラスで、放課後に残って勉強しないといけなくなると、スケジュールが崩れるの嫌がるのだけど、「かわいい女の子も来るよ」というとすぐに行く。

こういうところはやりやすいな。と思います。もうちょっと渡が不便なく生きれるようになればなぁと願ってしまう母の私です。

2012-12-11

[][]渡の数学の期末試験(ファイナル)とアメリカの舞台芸術で不利な香穂 23:25 渡の数学の期末試験(ファイナル)とアメリカの舞台芸術で不利な香穂 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の数学のテスト完了。まずはテストの受け方から学ばねばならず、彼は見直しをしないので、見直しの仕方を開発リーダーから伝授。渡はすっかり100点取るつもりです。リーダも

「じゃ、渡君。100点とればいいよ。」

と、にっこり笑って簡単に言うので、後でこっそり、

「ねーねー。リーダーは、ずっと100点とってたの?お勉強好きだもんねー。」

と言ったら

ゆみさん、100点っていうのは、簡単に取れるもんじゃないですよ。僕なんてテストを5回見直しても、どこかに必ず小さなミスがあって、100点っていうのはなかなか取れないです。けどね。本人が100点取りたいって言ってるんだから、取れる様にがんばればいいです。誰も渡君が無理だなんて言えないですよ。どんなことでも本人が、やるぞ!!と思う事から始まりますから。あとは解らない部分をサポートして本人のやる気をのばすだけです。

だそうだ。

すごいな。

今回はクラスでいちばんに終わる事もありませんでした。ちゃんとチェックしたそうです。まー、100点はないにしても現在上位5%以内に位置してるらしいので、このままいくと、Aは取れるかもしれない。Bは固いという感じです。

大学で最初に数学を取るときに

「渡は、高校までシビアな自閉症のクラスにいたのだから、大学に体をならすだけでも1年はかかります。成績を落とさないということはないと思うので、それよりも、とりあえず慣れてもらいましょう。そこから成績のことを考えるのが大事です。」

というような感じでしたが、なんとか突破できそう。

水泳のクラスはもう慣れるというより、主のようになってるし(笑)

けど、これらも先生がたの理解と周りの方の協力があってこそ。どちらの先生も渡のような重度の自閉症は初めてだったそうです。数日後の成績発表が楽しみなのだけど、渡はすでにクリスマスパーティとお姉ちゃんの帰宅に焦点は絞り込まれています。

一番心配だった数学のテストも終わったので、すごくひさしぶりに娘と話しをしました。娘は車を持っていないので、今回は、金曜日にお迎えに行くつもりでしたが、どうもテストは木曜日に終わるらしく、木曜日のお迎えだと信じていた娘。私の聞き間違いだー。

「けど、金曜日でいいかも。私、壁ぬるからさ。」

っていうので、なんの事か解らず。よく聞くと、どうも舞台設定のペイントの事です。

最近音沙汰ないなーと思っていたら、やっぱり絵の世界にはまってた。ドローイングのクラスのファイナルも明日提出で、次は舞台設定。

現在塗る壁は、5mの高さ(横の長さは1.5m〜2mくらいかもしれない)を15枚塗るらしい。なんだか絵も考えたらしいが....。1枚2時間から3時間であげるそうだが、日本人女性の平均よりちょい低い背の高さが舞台芸術には、すごく不利だそうだ。壁は床に置いて塗るらしいが、壁自体が重く、みんなより20cm〜25cmの身長が足りないだけで、重心がずれるので、持ち上げる時とかは、仲間に入れてもらえないらしい。これだけじゃなくて、舞台芸術は、全てアメリカ人サイズなので、いろんな不便があるそうだ。

自分だけ台が要ったり、みんなが自分でできるところを背が低すぎるので、あぶないからと人様に助けを乞わないといけない事もあるらしい。真夜中2時や3時に壁を塗り終えて動かしたくなる時なんか誰もいないので

「くっそー!!」

と思うくらい悔しいらしいけど、次の日に人を呼んでお願いするらしい。

みんないい仲間ばっかだからすぐに手伝ってくれるけど、やっぱ頼む側としては、申し訳ないと思うので、常日頃から彼女や彼氏と一緒に居るところや、本人の絵を描いて上げたりしてお礼するらしい。するとすごく喜ばれるらしい。すごい家は実家までその絵が行ってしまい、クリスマスや感謝祭の食卓で回されたりするらしい。

へーすっごいなぁ。

「もう3年以上こんなことしてるから相当慣れた。不便でもいろいろ慣れるよ。」

という事らしい。

それぞれの大学生活だねー!!さーて。明日も渡は最後のコンピュータのテスト。娘は明日からテスト開始です!がんばろーね。

2012-12-06

[][][]水泳の授業とメタボに打ち勝つ 09:39 水泳の授業とメタボに打ち勝つ - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

現在発売中のアエラに Voice4uが取り上げられています。Voice4uの製品についてはこちら→Voice4uとは?

Yahooニュースでもランキング4位に入っていたのですが、3位のメタボの記事を抜けず。メタボの粘りは恐るべし。しかし、しばらくしたらメタボを抜けました。なんだか自分が痩せた気分になりました。(笑)

Yahooのnewsはこちらから→Yahoo news

ところで、本日は、渡の水泳の授業の最終日。アメリカの大学の場合「体育」という授業はなく、「テニス」「水泳」「アメフト」という感じでスポーツ別で単位を取ります。渡の大学は夏に申し込みだったので、プールはいいなぁ、と。どうせ秋に入り、寒くなったら筋トレに変わるだろうし、水が好きな渡にはいいだろうと思い、渡と相談して水泳を取る事になりました。ところがこのクラス、プールが外にあるにも関わらず、雨が降ろうが雪が降ろうがとにかく授業は屋外プールであります。

プールは、寒い日は顔や手が空中に出ただけで、凍るように寒い訳で。

そんな中、渡は一度も休まず無遅刻無欠席で参加。水泳の授業は期末試験を早めにやってくれたので、今日は最終日で打ち上げのポトラックパーティ。

多くの学生やお世話になった人達が来ていて、私もサンドイッチをもって参加。

渡は、ライフガードのジェシカちゃんとクリスティーナちゃんにクリスマスカードを準備。

いつ渡すか?というタイミングが難しかったのですが、丁度2人が話してるところに割り込めたらしく無事に手渡し完了。ジェシカちゃんが

「渡、写真撮ろ!」

と言ってくれて記念撮影。両手に花の渡。なんだか、鼻の下のびてるよー。

f:id:kuboyumi:20121206093615j:image

彼女たちの優しさと思いやりと熱意のお陰で水泳のクラスはAで突破の渡。いつも声をかけてくれたり、励ましてくれたりしてくれてました。こんなかわいい子達に励まされたら、そりゃ、誰だって無遅刻、無欠席で行くわなー、と思う私。本当にありがたい。

上級者班の子達はバーベキューのグリルを持ち込み、その場でパンケーキを焼いてる。それもチョコレートパンケーキ。この子達も渡が飛び込むときにえらく心配してくれて遠くでスタンバイしてくれてました。

彼らのパンケーキ風景。

f:id:kuboyumi:20121206095026j:image

渡の飛び込みの記事はこちら→水泳の飛び込みの授業


とりあえず、水泳は終了。来週はコンピューターや、数学のクラスなどの期末試験が控えています。がんばれ、渡!

2012-12-04

[][][]アエラに掲載された記事の一部が読めます。 20:22 アエラに掲載された記事の一部が読めます。 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

アエラに掲載されたVoice4uの記事の一部が読めます。

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さて、いつものブログです。だんだん期末試験モードになってきている渡の大学。スケジュールも変わるので、渡の担当の先生や教科の先生とお話です。

けど、渡はファイナルはまったく気にならないようで、一番楽しみにしているのは、障害のある学生専用のクリスマスパーティ。金曜日にあるらしい。私たちの打ち合わせの横で、息子はこの「障がいのある学生専用のクリスマスパーティ」に大学一、かわいいかも?と思われる水泳のライフガードのジェシカちゃんを誘おうと決意したらしい。そりゃ、あんた、ゴール高すぎ。と思ったけど、彼の大学生活の事なので、私は見て見ぬ振りでしっかり見てる(笑)。

プールサイドの温度7度。まだ外で泳いでいます。海水パンツ一丁で、がたがた震えながら行き当たりばったりで、Voice4uも持たずに行ったもんだから、ジェシカちゃんに挨拶して握手まではこぎつけたものの、言葉が出ない。口頭での会話が苦手な息子。

「金曜日、金曜日!!」

のみ。八百屋の安売りじゃないんだからさー。

これじゃ、ジェシカちゃんは、意味が解らないよ。けど、優しい彼女は、ニコニコと微笑んでくれている。渡は、必死で

「金曜日、クリスマスパーティ」と言っていた。

「いいわねぇ。」

と言ってくれたジェシカちゃん。やっと最後に

「来る?」

と聞けた!!!!すごい!けどジェシカちゃん、

「ありがとう。けどね。その日、私ライフガードなの。残念だわー。」

そりゃそうだよなぁ。

けど、Good try!!だったよ。好きな子やいいなぁと思う子と

「お茶しよう」と言えない男性(女性)がこの世にどれだけいることか。口頭会話がしにくいのに、よくがんばった!

けどね、ちょっと目標高すぎないか?あれだけかわいかったら、ライフガードの仕事がなくても金曜日が空いてる事はまずないと思うよ。

相変わらず夢は大きくの渡でした。

2012-11-13

[][][] 連休あけで大学が始まった! 22:13  連休あけで大学が始まった! - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の大学が始まりました。今朝は朝から水泳の授業があります。気温は6度。寒い!!けど、朝6時から起きて、いそいそと大学にいく準備を始めます。私のところにやって来て、早く弁当を入れろと責っ付きます。

大学に入ってからは、カフェでの食事と思っていた1ヶ月はカフェで購入していたのですが、渡は遺伝性の高血圧があるようで、ちょっと血圧が高いそうです。塩控えめのご飯と言われても高血圧のメッカ、アメリカで塩分控えめなんて非常に難しい。ちょっと血圧がおちつくまでお弁当にしてみました。けど、大学のカフェは結構高いので、これはこれで財布に優しいかも。

このお弁当は、渡のサポートをしてくださる担当の先生も大喜びで、彼が渡を担当する4年間の間に渡の偏食を少しでも減らしたいそうです。食べさせるのはこちらでがんばってさせるので、作る方をお願いします。このこと。ここまでがんばっていただけるのなら、いくらでも作ります!!けど、渡は冷めたお弁当が苦手。けど、アメリカはどこにいっても電子レンジがあるので、普通の弁当箱でもいいのですが、大学で共有の電子レンジは一つしかないため、長い列だと言われました。

ということで、野菜など色とりどりのお弁当を作るために購入したお弁当容器はこちら。

これは、アメリカ人は相当びっくりするようで、食べてる時と食べた後を撮影して

「なんて、ヘルシーでいいお弁当なんだろ!」

と私にSNSで写真が送られてきました。いやぁぁ、弁当食べてるところ送られても。と思うけど、それだけよく見てくださっているということで。けど、担当の先生は日本のキャラクター弁当をみたら、たぶん卒倒するんだろうな。


さて、渡は、朝6時から起きています。現在の気温5度。たぶん、プールに入る頃でも、気温6度か7度。それでもでもいそいそとプールの用意をする渡には、ちゃんと理由があった。

大好きなライフガードに加えて、新しいもう一人のライフガードがやってきた。クリスティーナちゃんで、またこの子がかわいいし優しい。

渡に気軽に声をかけてくれます。たぶん、クリスティーナとジェシカちゃんがライフガードの間は、氷点下でも彼はがんばって泳ぐ事でしょう。優しいライフガードの人でよかったね。

とりあえず大学に慣れてもらわないといけないのですが、今のところ、皆さんの優しさに包まれながら毎日楽しく大学に通う渡でした。連休が退屈そうでかわいそうでしたが。

入学してからが、厳しいアメリカですがもうみんな大人ですので、みんなで支えてくれてありがたい限り。

あと1ヶ月で最初の学期が終わります。寒い水泳もあと1ヶ月。なんとか残りの日々を楽しく無事に乗り越えてもらいたいものです。


渡に気軽に声をかけてくれます。たぶん、クリスティーナとジェシカちゃんがライフガードの間は、氷点下でも彼はがんばって泳ぐ事でしょう。優しいライフガードの人でよかったね。

とりあえず大学に慣れてもらわないといけないのですが、今のところ、皆さんの優しさに包まれながら毎日楽しく大学に通う渡でした。連休が退屈そうでかわいそうでしたが。

入学してからが、厳しいアメリカですがもうみんな大人ですので、みんなで支えてくれてありがたい限り。

あと1ヶ月で最初の学期が終わります。寒い水泳もあと1ヶ月。なんとか残りの日々を楽しく無事に乗り越えてもらいたいものです。

BUNTENBUNTEN 2012/11/14 01:35 エントリが二重になっている(同じ内容でURL違い)みたいなのでどっちにも一個ずつ☆付けときますね。(コメントはこっちだけですが、消されてもOkです。)

2012-10-09

[][]引き続き渡の大学の授業 00:33 引き続き渡の大学の授業 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

実はすごい事があったので、ブログがあげれなかった私。このすごい事は明日あげるとして....。引き続き渡の大学の話。

水泳の授業。

水泳の授業でも初日にシラバスがわたされ、このクラスの目標、達成すべき事などが明確に出されます。配点なども明確です。この水泳の先生は非常に評判がいいのですが、シラバスのトップは、一番にしないといけないことです。

"Fun!" (水泳を楽しむ)

ということです。

先日は、バタフライと飛び込みが授業であったので、渡が飛び込めるか?ということだったので、飛び込みは大丈夫だけど、できない事もあって、、、。と説明がむずかしいので見てきました。

まず、笑ったのが、バタフライの練習とセットで教えられた潜水。その後に飛び込みもするので、プールの低い位置でヒラメのように泳ぐことの練習です。

この泳ぎ方をひとりづつやらせて、先生も一緒にもぐって泳ぎ方のチェックをしてくれます。

一人一人、指導をうけているのですが、渡の番がやってきて渡がもぐり、先生が潜ります。先生がしばらくして笑いながら出てきた。けど、渡が出てこない。えっ?何、何?と思ったら。大学が楽しくてしょうがない渡は、みんなが真面目な顔で潜水してるのに、水の奥底深くでも笑いながら潜水でスイスイと泳いでいたそう。スタート地点から、遠いところであざらしのようにポコっと顔をだした渡に、先生は、

「これだけ楽しんで水泳できれば最高ね。Great!」

と褒めてくださっています。先生曰く、渡だけが笑顔の口からぽこぽと泡を出しながらうれしそうに泳いでいたそう。

なんなんだろ??

さて問題の飛び込みです。渡は飛び込みは大好きですが、深い場所になると頭から飛び込めない。どうしても足からまっすぐにバシャッと飛び込みたい訳です。

先生が指導しても言うことを聞かない。けど、この飛び込みの練習は危険なので、お手伝いにライフガードのジェシカちゃんが指導に加わりました。まぁ、この子が若くて綺麗!先生の手がまわらない生徒一人一人に指導してくれています。渡は少しづつジェシカちゃんのそばに場所をずらして寄っていき、順番を待ちます。やっと渡の順番がきた。ジェシカちゃんが、渡の手をまっすぐにのばす様に指導してくれていますが、口頭言語理解が難しいので、反応が遅い。ジェシカちゃんが渡の手を持って

「こういうふうにするのよ!」

って指導されたら、いとも簡単に頭から飛び込んだ。たぶん、10Mの高さの飛び込み台でもジェシカちゃんが一緒に立って、こうやって手をもって指導してくれれば、間違いなく飛び込むっていう感じです。水に飛び込んだ渡が水の中でニヤけまくっているのが目に浮かぶ....。

さて大学の授業は嬉しいと小さなノイズをたててしまうなどの問題もありますが、なんとか回り始めています。ですが、渡は大学の授業だけを受けていれば言い訳ではなく、障がい者なので、就労に向けての訓練の授業も受けねばなりません。健常の子よりもハードな渡の人生。2足のわらじを履いているようなものです。

授業がおわれば、障がい者のクラスの担任につれていかれかれます。今の渡の担当は老人ホームでコースのご飯を出す事。シニアセンターで前菜、スープ、メインと出して行きます。

f:id:kuboyumi:20121003123506j:image

これはタイミングが難しいのですが、どうもまちがいなくきちんと出したそう。

小さいときから、渡がどこでも食べて行けるようにといろいろな所で、外食したのが功をなし、コースの順番も聞かずにきちんとだしているそう。よかった〜!体験って大事ですね。担任の先生には、

「渡はコースで食事が出るようなお店に何度か言った事があるでしょう?」

と言われました。

で、驚く事が起こったのは、この後。一人の御夫人がお手洗いに行こうとして立上がろうとした。けど、彼女が介助なしで一人で立上がるのはなかなか難しい。そうすると、渡がすぐにあわててかけより、たちあがるのを助けたそうです。担任の先生は

「あぁ。危なっかしいな、手伝うかな。」

と近くで待機したものの、渡はおばあちゃんに合わせて、きちんと補助し支えて、彼女がお手洗いにいくところまで介助したそうです。すごー。おばあちゃんには、

"Thank you,Thank you."

とお礼をいわれたのですが、渡も緊張しているのか、ロボのような抑揚のない声で、

"You are welcome."(どういたしまして)

とタイミングよく答えたそうです。いやー答えれるだけ成長です。昔は家に帰ってから、

"You are welcome."

でしたから。担任も感動したらしく、携帯からすぐに写真を送ってくれました。(上記写真)

多忙な渡の大学生活の話は、ひとまずここまで。

明日は、「すごい事が起こった!」をあげます。

キヨタンキヨタン 2012/10/14 00:03 すごいこと楽しみ!
すべてが、実りの時に向かっているのですね。

2012-09-10

[][]渡の授業をのぞく 00:11 渡の授業をのぞく - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

甥っ子が来ているので、渡の数学の先生にそのことを話したら

「ぜひぜひうちの授業を受講したら?」

と言われたので、私と甥っ子で参加。

渡は、数日前から授業を受けてるので、甥っ子に先輩風を吹かせてドヤ顔です。

渡もこの数学の授業は張り切っているので、渡だけを見てても面白い。授業中、ずっとニコニコしているのです。

数学の授業をずっとニコニコしながら受けてる生徒を初めて見た。

授業は復習問題から入ります。先生が

「これできる人?」

みたいに生徒に聞いてきたら、なんと渡が一番に手をあげてた。昔だったら、この手をあげるタイミングがあわず、万が一指名されても指名された意味がわからず、ずっと椅子にすわっていたのに。究極は家に戻ってきて、夕飯時にその日の数学の答えを答える事があるくらい。

これは、小学校の高学年時に、人生で最高の先生に受け持って頂いたときは、しつこく白板に書かされていました。こういう時の為の訓練だったんだ!とあのすばらしい先生の教育の成果を今ここで見ることになりました。

f:id:kuboyumi:20120911135148j:image

盛り上がっている渡は、どんどん記入していきます。すごーっ。

先生に注意されたことは、

「ちょっと数字を大きく書いてくれますか?」

くらい。指摘されてすぐに大きくした。

やったね。最後まで問題を解いて、先生にほめられて自慢げに座席に戻る渡。

びっくりです。重度の自閉症という診断を受けた頃は、こんな事がおこるなんておもっていなかった。3年前の精神科の検査でさえも

「彼は大学進学っていうのは、違うからね。そういうことを考えないで、生活に密着したことからしっかり身辺自立。今の幸せな渡を継続させてください。」

と言われたのですが。「大学は渡が行く場所ではない。」というのは、あたってなかったかも。

甥っ子の数学の授業をうけた感想は、

「説明が非常にうまく、クリア。すごい授業を見た。」

と感動しておりました。日本で数学を学んだ彼にとっては、簡単な数学なのですが、こんなに綺麗に説明してもらうことはなかったそう。

大学に行ってみて思う事は今までのいろいろな訓練がどんどん大学で生かされているということ。やっぱり積み重ねっていうのは大事で、いつかどこかでその成果が出るものなのでしょう。

けど、たったひとつ嫌だったことは、私も一緒に授業をうけているので、とりあえず練習問題とかノートに書いて計算するのですが、言葉が数学の専門用語なので、一部わからない。まーやってるふりしてればいいかな?と思い、書いていると横から渡が

"Mom,wrong." (ママ、間違ってる。)

といちいち指摘すること。他の人には絶対にせず、私にだけなので、ママが間違って気の毒だ。くらいに思ってるのかも。

最初は素直に聞いて、のらりくらりと逃げていたのだけど、何度も言われるとだんだん腹が立ってきた。

「いいじゃん。私、数学の授業を英語で受けるの初めてなんだからさ。間違いもするよ。渡、自分が解るからってそんなに指摘しないでいいよ。」

と小さな声で逆切れしたら、後ろに聞こえて、後ろの生徒は笑いをかみ殺すのに必死。

なんだか、邪魔したみたい。ごめんねぇ。

けど、楽しい授業でした!

はろこはろこ 2012/09/12 16:04 大学生活が始まり、緊張と楽しさが入り混じった生活が始まったことと思います。
私はこちらのブログで初めて大学生活の様子を拝見しています。
教授の柔軟性には驚いてしまいます。
何故、アメリカはこんなにも自閉症に対する受け入れが迅速なのでしょうか?
10年以上前はまだ理解が少なかったけれど、近年その理解が広かったとも聞いています。
それにしても、渡君の数学の知識の多さには感服します。
そして、こちらのブログを拝見して、だんだんと我が子の未来が広がるのです。
閉ざしているのは親である私なんだな、と反省しています。
渡君の今後の活躍が本当に楽しみです!!!

kuboyumikuboyumi 2012/09/14 11:36 アメリカの大学はなかなか楽しいですね。人間の人生って一生が勉強みたいなものですから、この大学で、楽しさを教えて貰っている渡は、ラッキーかも。家でも数学の宿題を楽しそうに解いています。けど、苦手な応用問題がでたら、まるで熊に出会ったかのように騒いでおります。けど、いいなぁ。こんなに勉強を楽しそうにできて。私の人生でここまで楽しそうに勉強したことはなかったと思います。

2012-09-06

[][]自閉症の渡が大学に通い始めた 08:33 自閉症の渡が大学に通い始めた - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

障がいのある学生のオリエンテーションが無事?に終わり、今週は渡の大学が本格的にスタートしました。教授陣とはいろいろお話させてもらいました。

なんだか、大学ともなると、普通クラスの教授のほうが理解がある気がしました。お話させてもらうときに気がついた先生達の配慮を書きます。

数学のクラスは、渡や発達障害の人が常に一番前に座れるように

「予約席」

という札が貼られました。渡もこれで座る席が明確です。クラスは朝から夕方まで同じ数学を受ける人たちが使う訳で、教室移動がある場合、渡が前に座るためには、どうすればいいか?と悩んでいたのですが、さすが教授はなれておりました。前じゃないと渡は集中が自分の目の前や横の人に言ってしまうので、授業に集中するのが非常に困難になります。

これはありがたい。

さらに水泳のクラスでは、説明の時に渡は皆と聞くのですが、説明が渡にとっては煩雑で解りにくいのです。プールは白板がある訳ではないので、書いて教えて貰える訳じゃない。これは困ったなーと思っていると、 皆が泳ぎ始めた後に先生が渡のところにやってきて、再度説明。

「クロールの時は手を曲げないで、泳ぐんだよ。渡、こうやって飛行機のプロペラのように回すんだ。」

飛行機のプロペラ!!

渡が大好きな物です。

渡、すぐに理解し、泳ぎ始める。今までは、犬が溺れてるのか?と思うような犬かきのフォームをつかって前に進んでおりましたが、すぐにクロールの手の部分ができた。すごく普通のクロールになってきています。

すごい!

なんだか、普通の大学の先生のほうが障がい児に対する接し方がうまい気がする。

けど、これらも教授陣の評判が知れるサイト、

ratemyprofessors.com

等で検索したりして、よさそうな先生を選んだのですが。

とりあえず普通クラスは上記のように滑り出しはうまくいきました。さて問題は、障がい者のクラスです。この話はまた明日。

2012-06-07

[][][]ついに来た!渡の高校卒業式 22:53 ついに来た!渡の高校卒業式 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の高校の卒業式です。日中は、リハーサルが行われ、午後4時から卒業式がスタジアムで開始されます。泣いちゃったらどうしよう。とハラハラして行きましたが、スタジアムはもうお祭り騒ぎ。なんだか、49'sのフットボールの試合?とでも聞きたくなるような感じです。観客席は満席で、花束や卒業おめでとうのたくさんの風船が目に入ります。立ち見も出ている。音をビービーとなるようなホイッスを持ってる人がいて、自分の知り合いが入場したりしたら、これを思いっきり鳴らします。式が始まる前からがんがん鳴らしております。おばーちゃん、おじーちゃんも参加している家族も多々あり、30分前に到着しても駐車場は満車。

これは先日の表彰式とはまったく雰囲気が違います。

さて、こんな中、お式が始まりました。まずは校長先生や教科の先生たちの入場。

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この時はまだマシだった。

生徒が入場し初めるともうみんなうるさい、うるさい!

とにかく知り合いが入場してくると指笛で音をたてたり、ホイッスルを使ったり。

そんな中でもお式はどんどん進みます。生徒代表の子がスピーチしたり学区の偉いさんがスピーチしたりしました。やっと一人一人が名前を呼ばれ、舞台に上がります。

渡の名前が呼ばれました。

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こんな感じです。

f:id:kuboyumi:20120608153123p:image

きちんと校長先生から受け取れました。

お祭り気分でお式は終わり。泣かずに済んだのでよかったです。最後はみんなで記念撮影。娘も無事に参加できたので、本当によかったです。あと1週間遅れていたら、もう留学していたはずです。

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笑顔での撮影になりました。

渡は、小学校、中学校、高校と卒業してきましたが、すべて笑顔で元気に卒業できたことは、なによりも嬉しいことです。

さらに今年は、渡は勉強の楽しさも少しづつ解り、モチベーションもあがって、親の私が見ても、よくやったと思います。

多くの人たちの支えでここまで来れた渡です。いったい何人の人たちにお世話になったことでしょう。1000人なんかじゃすまないと思います。

私たちは、本当に幸せ者だと思いました。皆様、ありがとうございます。

さて、余韻に浸る間もなく、ここまま家に帰らず、ディズニーランドに3人で旅行です。

楽しい旅行になるといいねー。楽しみだね。

キヨタンキヨタン 2012/06/13 19:24 渡くん高校ご卒業おめでとう。
アメリカの高校の卒業風景にまた々ビックリ!
お国がらの面白い風習が楽しみです!
ディズニーランドたっぷり楽しんでください。

kuboyumikuboyumi 2012/06/21 01:13 ありがとうございますっ!ディズニーランド、たっぷり楽しんできました。

2012-05-29

[][]ホワイトハウスから手紙とオバマ大統領からの表彰状 23:38 ホワイトハウスから手紙とオバマ大統領からの表彰状 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡が学校から高校最後の表彰式への招待状を貰いました。このお式は香穂の学校でもあったけど、渡は縁はないなぁ。と思っていたものです。お友達の応援で参加かな?と思っておりました。

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香穂がこれをみて、

「いや、渡は表彰される。」

と言うので、

「えっー何で?女の子のナンパ?かわいい子をみつけるのが、だれよりも早いとか?そんな表彰ないよねぇ。なんだろ?」

「そりゃ、行かないとわからさ。」

ということで、香穂と渡の数学の家庭教師でもある開発リーダーをつれて参列。

カフェテリアである会場に到着すると、こんなかわいいケーキやスナックが用意されていました。

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さて、何で表彰されるのか?プログラムをみると、やっぱり渡は表彰されるようなお題目はどこにもない。

1番目は、一番大きな賞であるオバマ大統領教育賞

2番目は、学区の賞

3番目は、教育とコミュニティへの貢献賞

4番目、、、、

と続きます。

もしかしたら、手違いで来たのかもしれない表彰式の招待状。だんだん不安になってきた私は、香穂に

ねぇ、何で表彰されるのかな?

と聞くと、冷静なお姉ちゃんは、

それが今から発表されるから、その授与式でここにいる訳で、まだ式始まってないのに、解る訳ないじゃん。

そりゃそうなんだよ。そうなんだけどさー。間違いだったらどうしよう。けど、渡なんて名前は、同じ高校に他にいないだろうし。

さてお式がはじまりました。厳粛な雰囲気の中、国旗が運び込まれます。

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学区の偉いさんと校長先生の話が終わり、さて、授与式が始まります。まずは、オバマ大統領教育賞。重い雰囲気の中、校長先生が名前を呼びます。男子学生の名前がよびあげられて、女子、男子のつぎに....。

Wataru Kubo

ありえない!!渡だ。渡が立ち上がって前に行ってる。まちがいない。渡の名前だ!!びっくり。

えっと、、、どうするんだっけ?えっと、あっ。写真、写真と思ったのだけど、びっくりした私は、手が震えてシャッターが切れない。

うまく受け取れるかな?走ってどっかに行ったりしないかな?オロオロするのは私の方。

親の心配をよそに、きちんと自分の名前の前に呼ばれた男の子の後ろに黒のシャツでキメた渡が並んでる。

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あっ!表彰賞を受け取ってるよぉーー。

と思った瞬間に、今までの事が走馬灯のように頭の中を走りはじめました。スタンフォード大学病院のヒューレッドパッカード小児科で1歳の時に

「1歳でここに居るっていうことは、どういうことかわかりますか?一生話せないという覚悟をもってこの子を育ててください。」

と言われた日。

毎晩、毎晩、真夜中2時でも3時でも4時でもすくっと起きては、外に飛び出し逃げた日々。近所の家々に水をまき散らし、謝罪に行った日々。我が家は謝罪の時に渡すお詫びの品々でいっぱいなってしまったこともありました。

高校に入ってから、開発リーダーに数学を習うようになり、一気に数学の計算の面白さに目覚めた渡。今年の先生は、宿題が多く、整理整頓がとても大変でした。開発リーダーと、Voice4uを使ってスケジュールや、タスクを作り込み、徹底的な視覚化を行いました。渡は、Voice4uにつくられた宿題のタスクをひとつひとつを丁寧にこなしました。宿題が複雑な為に、タスクは簡単に使えるものにしないと、渡への負担が大きいからです。このおかげで、ついに宿題は1度も忘れませんでした。


さらに、発表や、エキストラポイントの宿題も100%こなしました。あまりに宿題をきちんと提出する渡に、数学のクラスが始まって2週間目から、渡専用の数学の宿題がわたされるようになりました。分厚い宿題がホッチキスで止められて渡され、どんどん難しくなってきました。チャレンジが好きなアメリカらしく。

帰ってきてから、ずっとやっても終わらない時もありました。どうしても解けない問題にぶつかり、夜の10時に開発リーダーのところに行くといいだしたりしました。リーダーに連絡をとって会社で仕事しているリーダーに遅くまで宿題を教えててもらったことも1度や2度ではありません。

難問には、渡の知的障害の壁は、分厚く高く立ちはだかり、どんなに視覚化しても理解できなかったこともありました。その時、渡は、ワンワンと泣き出しました。

私のほうが、もう耐えれなくなり、

渡、私が先生に「ベストを尽くしたけど、できません。」ってメモ書きして渡すからもうやめよう。大丈夫だよ。私が書けば先生もよくやったって言ってくれるから。

といくら説得しても、プライドと負けん気と、できない自分への腹立たしさで、

NO!!

と叫んだまま、泣きながら、絶対に宿題をやめようとしません。気持ちを落ち着かせるためにちょっと歩きたいという渡と2人で、夜中に深呼吸しながら近所を歩いた時には、私の目にも涙がいっぱいになっていて、

「もういいよ。渡は十分がんばったよ。みんな知ってるよ。」

と心で思いながら、その涙を地面に落とさないように、渡に悟られないように、必死でした。落ち着いて戻ってきてむずかしかった宿題を解き終えた時に、両手の拳を高々とあげて

I did it! (僕はやったぜ!)

という笑顔を見たときには、さっきの涙と違った涙が私の頬を伝いました。

こんな渡にも開発リーダーは冷静に対応してくれていました。

渡は、数学が難しくなってくると、ブログのコメントで

「渡くん、がんばれ!」

といわれたことを思い出して、自分でも

「渡、がんばれ!」

と励ましながら解いていました。

常日頃から、友達や会社関係の人たちが

「渡くん、すごいね。」

とほめてくれました。そのたびにうれしかった渡は、

"I like Math!"(数学、好き!)

と答えていました。

最後の1ヶ月は、数学の先生のほうが、渡用の宿題の準備ができなくなり、宿題の束の途中に

渡、このページ以降はするな。これ以降は来週だ!

というメモ書きが張られました。開発リーダーは

「渡君、数学の先生に勝ったんでは?先生が追っ付かないのでは?」

とにっこりしてました。

英語は私にきくと発音がどうしても日本語なまりなのがいやで、周りの人に聞いたりお姉ちゃんに聞いたりで、こちらも宿題を完璧に提出。体育は先生にいわれたとおり、渡なりに毎時間ベストをつくし、プロジェクトもがんばっていたようです。

これらのことを考慮して今回の表彰になった気がします。

皆さんの支えがあってここまでこれた渡です。

いただいた表彰状はこちら。

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分厚い紙に、アメリカのエンブレムとオバマ大統領のサインが右下に。

さらに、ホワイトハウスからの手紙。

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こんなの初めて見た。

外で、渡に

「ホワイトハウスからの手紙を持って写真を撮ろう!」

と言って持たらせたら、ホワイトハウスというので、腰が引けてる。緊張で笑えないらしい。手紙の上にホワイトハウスって入ってるし。

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そりゃ、そうだよねぇ。私も触るの緊張するわぁ。

涙ぐむ私に娘もちょっと困ってる模様。なので、私も娘に

「どう思うよ?あなたの弟がすっごい賞、貰っちゃったじゃん!」

という問いに、娘は泣きそうな私の涙を止めるために、

私の弟なんだからさ。これくらいやってもらわないとね!

に、もうみんなで大笑い。なんとか号泣は逃れた私。

応援してくださった皆様。サポートしてくださった皆様!!本当にありがとうございます!!ここまで渡は成長しました。

さくらさくら 2012/05/31 00:01 わたくん、ゆみさん、それから、お姉ちゃんのかほちゃん、開発リーダーさん、良かったですね〜。おめでとうございます!

なぜでしょう。読みながら感動してしまって、たぶん、ゆみさんと同じくらい泣いているのでした。嬉しいニュースです。良かったですね。

わた君も、皆さんも本当にがんばりましたものね。

RNRN 2012/05/31 00:05 こんにちは、お久しぶりです!
渡君、スゴスギル〜
感動で涙・・・
もしYumiさんと渡君が御迷惑でなければ
今回の記事を私のブログで紹介させて頂いても宜しいでしょうか?

kuboyumikuboyumi 2012/05/31 00:08 さくらさん、ありがとうございます。本当に今日は驚きました。たいていの渡の事には、驚かないんですが、こういう方向で驚かされれるとは思っていなかったので。RNさん、よろしければ、どうぞご紹介くださいませ。渡も喜ぶと思います。

IBUIBU 2012/05/31 04:49 すごいですね!
ほんとに、ほんとに、すごい!
渡くんやゆみさん、お姉さん、開発リーダー、いろんな人たちの努力の結晶、いえ、そんなことばでは足りないほどすごいです。

voice4uは、ゆみさんを知る前から気になっていたのですが、日々に追われてよく調べもせず…
恥ずかしいです。
わたしもがんばらなきゃ!

はるかはるか 2012/05/31 06:47 おめでとうざいます!
渡くん、かっこいい〜!

YoshitoYoshito 2012/05/31 09:00 おめでとうございます。渡君の為に人生をかけてこられた甲斐がありましたね。NYにいる私の甥も自閉症ですが、由美さんと渡君の話に励まされています。blogが日本語なので直接読めないので、次は香穂ちゃんに英訳してもらって英語版と日本語版のbilingual siteにchallengeしませんか?やり甲斐があると思うけど…。

キヨタンキヨタン 2012/05/31 17:00 おめでとう!
おめでとうのコメントいっぱいで、渡くん良かったね!
いっぱい頑張った最高のご褒美ですね。

KimiyoKimiyo 2012/05/31 20:40 おめでとうございます!
読んでいて、涙が止まりませんでした。

いつも大きな感動をくれる久保ファミリーの物語。
主役の渡君は、ますます眩しいヒーローになっていきますね。

このブログは私にとっても、沢山のことを教えていただける宝箱です。
ありがとうございます。

チーズチーズ 2012/06/02 06:35 やりましたね!!! なんだか私も嬉しくて5回も読み直してしまいました。
家の息子も自閉症です。重度で親は四苦八苦していますが、将来何か希望が持てる方向に行けばと思い、いつもお子さんとのやりとりを参考にさせてもらってます。なんだか私も嬉しい〜、渡君おめでとう!

RNRN 2012/06/06 01:19 Yumiさん&渡君、今回の記事を早速ブログに掲載させて頂きました。
この様な素晴らしい記事は是非沢山の方々に見て頂きたいです。

菜の花菜の花 2012/07/01 09:22 RNさんのところからこちらに来ました!
渡君、おめでとう御座います。うちの息子も渉君ほど優秀ではないのですがアスペルガー症候群の疑いありです。フィリピンに住んでいるので確定診断は出来ませんでしたが。

そして宿題、特別な宿題を出してもらった事はありませんが、やれない宿題があると絶対にやらないでは学校に行かないと泣いていたのを思い出します。本人は全然覚えてないんですが私は何度もその事で泣きました。そうでなくてもゲームに突然負けたからとか、出かける時間が5分ずれたからとか、些細なことで癇癪になって家の中が嵐が吹き抜けたようになったり、外に出てしまって見つからなかったり、何処かの物を壊したり、ハイスクールに入って暴力で同級生の顔を殴って頭部のCTを取った時などはERに一緒に付き添ってる間中泣いてました。息子は当然家に居て自分のした事もきちんと把握出来てないような状態で。

色々な発達障害がありますが、自閉症は周りから理解されにくいと思います。日本で電車に乗っている時に癇癪になって近くのおじさんが「親としてどんな教育してるんだ」と永遠に説教してた時もありました。周りから子どものご機嫌伺いしているとか、甘やかしてるからそうなると言われる事も多くて、一度などは自称発達障害専門の小児科医からもお母さんが甘やかしてるからこうなってるんです、って言われ、主人からは「やっぱりお前のせいだ」と言われ泣き明かしたことも。

渡君は視覚の方が強い子なのかしら。うちは聴覚が強い子で視覚は苦手分野です。なので高校生活時代にノートを取りませんでした。ノート提出でポイントになる物は全部0点。今大学が始まりましたが朝から晩までゲームとネットです。ノートも勿論ありません。サポートなど一切ありませんし、将来どうなるのか非常に心配です。お互い頑張っていきましょうね。

お多福お多福 2012/08/09 22:39 RNさんのブログを見せていただいてYumiさんのブログを知りました。とても素晴らしいお話で、そしてYumi さんの大変だった時期も想像して私も涙が止まりません。私は縁があって知的障害の子供たちに音楽のボランティアを主人がしているのを手伝っています。渡くんのお話にいろんな可能性や希望を持てる私です。素晴らしいお話ありがとうございます。

2012-05-15

[][]問題の体育の授業 08:18 問題の体育の授業 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

さて、先日の「渡が殴られた事件」があったので、体育の授業を見学してきました。こういうことを放置しておいて、うまくいったということはあまり体験したことがないので、見学。

体育の先生とはあまり長い時間お話した事もないので、もし話す事ができればいいな。とも思い。

さらに渡は、グループスポーツなどは難しため、どのように過ごしているのかも気になり。

今の季節はプールなので、水が好きな渡は結構ご機嫌はいいはずです。

行ってみるとプールは、深いダイビング用のプールと、普通のプールの二つがあります。

最初の数十分は、全員同じ普通のプールで受けます。

渡も相当行動に問題あるだろうと覚悟して行ったのですが、水に入ると高校生ですので、ハイテンションでみんなふざけるふざける。友達とふざけて遊べない渡が優等生に見える(笑)中には、ふざけすぎて、先生からTime outを食らう生徒も。

準備運動をしたりして泳ぎ方を習い、さて実践。全員がプールの端に並びます。

一斉に泳ぐと危ないので、各自で1〜3番の番号をはしから振り当てて行きます。渡は一番端で1番です。

「はー、よかったねー。わかりやすいじゃない。」

と思っていると、これも先生の配慮だということがわかりました。というのも、後から遅刻してやってきた生徒がいてその子が、

「僕、端にいくから、1番」と言うと、先生が

「端の1番は渡だから、彼は1番と決まっているので、君は2番。」

あぁ、嬉しい配慮。体育は、小さなグループに分かれて行う事が多いので、渡は常に端で一番。一番という音が聞こえたら動けば言い訳で。これはわかりやすい。よく障がいがあると一番後ろにしようとする先生がいますが、後ろは一番むずかしい。どこが最後尾か?わかってなくても物事は進んでしまうし、後ろができてなくても、生徒は気にしないからです。一番前は、失敗したら周りもおしえてくれるし、渡も学びやすいのです。


さて、先生が教えて指示がでて、教えていただいたことを泳いで実践。1番と言われたら1番の人たちが泳ぐ。ところが高校生はふざけるので、きちんとできてる生徒が少ない。渡は、番号がわかっているので、指示通りにきちんとこなす訳で。律儀な自閉症の特徴がうまく生かされています。

さて、一通りが終わったら、先生がじゃ、分かれて!の声でプールの中から数名の男子がでてきて、深い方のプールに向かっています。なんだ?と思ったら助手の人が説明してくださって、

これは、試験にパスした生徒だけが、深い方のプールで泳げます。2割弱の生徒がパスしたのでダイビングボードをつかえます。こちらは上級班ということです。

だそうだ。そこに最後のほうでニヤけた渡が普通のプールからでてきて、深い方のプールへ向かっている。笑ってごまかそうとしてるな。と思ったら、先生が私のところにいらしてくれてプールの授業の説明です。

渡は、試験に合格したので、ダイビング用のプールです。彼は試験にパスしたことでとても自信がついている。見てもらえばわかるんだけど、周りの生徒も渡のことをよくできるとみとめているよ。

とのこと。

見てると、渡が飛び込む少し前になんとなく言語を使わず静かに飛び込み方を水泳部の生徒が教えていたり、渡が飛び込む瞬間に着水する場所は広くあけてくれてあったりします。飛び込みが成功すると、数名の生徒が手をたたいて喜んで、真面目に励ましてくれている。

たしかに渡は水が好きだし、なんだか、うれしそう。

先生といろいろ話すと

渡は、たしかにグループスポーツなどの複雑なルールが理解できません。作戦なども難しい。けど、彼は自分でこれはどうしてもできないな。とわかるとみんながグループの練習をしている間、ずっとグランドを走っています。クラスメートは彼のひたむきさを認めているので、とてもいい関係。

だそうです。あぁ、それで体育の成績がいい訳ね。絶対にできないことで点数をひかず、その分ほかのことできちんと努力したら、減点はされないんだ。へーっ。

とりあえず先日の事件の話は、どうも先生の口調からもともと問題があって暴力の多い子供だそうで、学校からサポートもうけている気配。

先生は、

「お母さんに渡の体育の授業ぶりをみてもらって本当によかった。彼は僕のクラスの自慢の生徒だ。」

と励ましてくださいました。

みんなの優しさと先生の配慮。ありがたかった一日でした。

キヨタンキヨタン 2012/05/16 17:10 流して見てしまいそうなことを・・確実に深く読み取る。
そして、複雑系にせずわかり易く文章に起せる。
映像を観ている感じで読ませていただいています。
渡くんガンバレ!

はるかはるか 2012/05/19 01:48 何かあったらすぐに自分の目で確かめに行く、ゆみさん。
そして、必ず対話をして、味方を増やしてしまうところがまた、素敵です。
実家の母(自閉症者の母40うん年)を思い出しました。

kuboyumikuboyumi 2012/05/25 08:19 キヨタンさん、体調はいかがですか?日薬ともいいますので、ゆっくり大事になさってください。渡はみなさんからの声援をうけて、卒業年の最後の表彰式への招待状が届きました。ありがとうございます。はるかさん、ベテランのお母様に私は少しは近づけたのかしら?嬉しい限りです。

Voice4u