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自閉症 渡の宝箱 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-05-07

[][]渡の忘れ物対策 00:35 渡の忘れ物対策 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡が最近、忘れ物が多くなってきました。ついに担任の先生からも注意を受けました。

香穂が帰ってきて盛り上がっていること、さらにママが病気であることの2つの事が入り混ざっていて、どうも学校関係のコントロールが渡の中で、うまくいっていません。

さて、置物の位置を書いたボードをそろそろ作るかー。と思って、香穂に話したら

「あっ、それ、舞台芸術の人たちがいつも使うのと同じやつだ。それだったら、私簡単に作れるよ。」

といって、下駄箱の上にさっさと作ってくれました。

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このようなに、板や紙の上に、持ち物の位置を書きます。

それで学校に持参するものを並ばせます。

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こうすれば、忘れ物は無くなって行きます。

まー作るのが早いこと、早いこと。さすがに大学でいつもやってることですので、早いです。大学でも舞台の授業ではこれをすると小道具がなくならないそうです。

これは、別に障がいが有る無しに関わらず、忙しい人や忘れ物が多い人にもお勧めです。

お子さんがまだ字が読めない場合は、字の部分にそこに置くものの写真を張ります。その上に物を置くようにすれば、自閉症の場合は、特に

「一つ欠けている。」とか、

「足りない」

というのが苦手なので、効果的だと思います。

忘れ物で悩むお母さん、ぜひ、お試しあれ!

2009-09-03

[][]渡の学校が始まった! 21:59 渡の学校が始まった! - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の夏休みが終わり、学校が始まりました。アメリカは夏休みがおわってから新学期ですので、日本の4月のようです。

今日から渡は高校1年生。担任の先生、スタッフともにそのまま繰り上がりになったので、中学と同じです。

ただ、プログラムが代わること、高校生なので、ロッカーの管理を自分でせねばならないこと等々、彼一人で行う課題もぐんと増えました。



今年の夏は香穂とのお別れ、中学卒業等大きな変化もあった夏です。

香穂と別れた時は、数日ご飯が食べれませんでした。

担任の先生には、夏にあったことを詳細に前もってメールで報告しておきましたので、わざといままでと代わらない感じでスタッフのみんなが、登校の朝、笑顔で勢ぞろいでお迎えしてくださいました。

それをみるなり万遍の笑みで校舎内に消えた渡。先生とメールでやり取りしてあっただけに、今日のご飯は食べるぞーと思ったので、2人分持たせました。あとから先生の報告がきて、私の予感はばっちりあたり、アメリカ人の大人2人分をペロリと平らげたそうです。

やっぱり・・。



もう渡の食欲の心配はいりません。あとは高校に慣れることです。

新しい目標もいろいろ増えて、責任も重くなって来た渡です。大人になるって大変だけど、ゆっくり渡のペースで、がんばっていこうね。



今のところ、我が家でいまだに香穂がいなくなった喪失感で食欲がないのが、Windyです。

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この子にだけは、絵カードみせてもスカイプしても香穂がいなくなったことを教えられませんので、香穂の部屋に行って、香穂を探したり、夜中に鳴いたりしています。

我が家の猫は、家につかずに人につくような犬のような猫ですので、しばらくは探していただいて香穂がいなくなったことを認識していただくしかありません。

我が家の猫は、猫の年齢に換算して御年75歳くらいだそうで寝ることも多くなってきた猫ですので、夢の中で香穂に会えるかもしれません。


明日からまた自閉症関連の気になるニュースをブログにあげてゆきます。なんかやっと日常を取り戻しつつあると一番実感しているのは、私かもしれません。

2009-08-04

[][]自閉症の学生の為の大学が秋からオープンします。 11:39 自閉症の学生の為の大学が秋からオープンします。 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

興味深い記事を見つけました。

Michael Bernick

Tuesday, August 4, 2009

SF Gate

カリフォルニア州ヘイワードにあるカリフォルニア州立イーストベイ大学では、自閉症の学生に水準の高い教育を与えるために、試験的に大学をスタートさせると発表しました。


View Larger Map

California State University, East Bay‎

25800 Carlos Bee Blvd, Hayward, CA‎


この秋から開始されるこのクラスは、大学生の年齢に達した自閉症の学生に質の高い教育を与えて、彼らの持つ能力を引き出す教育を行います。

20年前には、それほど多い思われなかった自閉症ですが、現在自閉症に関連するニュースは毎日のように流されて、本屋や図書館は、自閉症関連の本が大量にでまわり、早期介入教育等々の知識を得てゆく自閉症の母親は、”戦士のような母”です。


State Senate(州上院)のレポートによると、2012年には、カリフォルニア州では、7万人の自閉症児があらたに地域の福祉センターに登録されて、自閉症の人数は、35万人以上になるでしょう。

The emerging Centerは、自閉症の大学生に質の高い教育を得ることを試みてゆきます。

カリフォルニア州では、推定70%自閉症の成人が失業しており、社会保障傷害保険システムに登録されています。自閉症児は、計算、観察力、フォキュメンテーションでは、多くの学生より優れていることがみとめられているだけでなく、中には、通常とはことなった観察力を持つために、非凡な才能を発揮する人もいます。

これらの試みに成功をもたらるのには、3つの重要な鍵があるでしょう。

1つは、公共のリソースの質が落ちると、親たちは、多くの時間を子供に割かねばならないし、多くの資金を子供に使わなくてはならなくなります。

2つ目の鍵は、自閉症の学生たち自身が自分のネットワークを構築し、多くのサポートを受けるように出来るようにならればならない。この事に関しては、障害児の権利擁護者である Catherine Baird氏は、言います。

「自閉症という障害は、周りに助けを求めることが非常に困難な障害です。自閉症学生が学習や社会性において、サポートし合うような仕組みが必要です。」

3つ目の鍵は大学にあります。州立大学は、看護婦の増加やスペシャリストの増加の為に高い教育を与えた。州立大学の役割は自分達が戦陣をきって、仕事の構造や、でもグラフィックスをかえてゆくことです。。

これらの3つ鍵を解くことは、他の学生の人たちにも豊な学生生活を送ることができるでしょう。


〜記事の感想〜

カリフォルニアの人口は、2008年の人口は約3675万人です。2012年には、もう少し増えるとも思われますが、それでもそのうち35万人以上が自閉症だとすると、人口の約1%は自閉症ということになります。

すごい数です。

たしかに、自閉症の子育ては親の負担は大きく、子供が小さいころは、年間平均200〜300万円以上が家族の持ち出しで、使われたという報告もあるほどです。(多い人になると700万円以上もあるそうで・・)

通える大学ができたらできたでうれしいことですが、大学に通うということが子供の進路の選択肢の一つとして、普通の事にならない限り、福祉サービスがもらえないのがアメリカですので、親の負担が増えることは、必至でしょう。通学にかかる費用、住居も介護問題、勉強するときのサポート体制。これらをクリアにしてゆかないことには、なかなか大学通学も難しい気がします。

2009-08-03

[][][]アメリカの日本では考えられない返金しないでいいスカラーシップ(奨学金) 12:47 アメリカの日本では考えられない返金しないでいいスカラーシップ(奨学金) - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

アメリカの私立の大学は4年間で、日本円にして多いところでは、約2000万円程度かかるといわれています。まぁ、これを

「はい、どうぞ。」

と払える親はあまりいないので、普通はスカラーシップに応募します。

スカラーシップで得たお金は、授業料や、本代、寮費など学校に関連するもの等々に使われ、返金しなくていいものです。



入学時に学校がスカラーシップをくれる場合もあります。我が家の香穂は、入学前に頂くことが決定しました。(じゃなきゃ、あの大学には入れないですぅ)

入ってからも、親切な私立大学になるとカウンセラーがぴったりとついてスカラーシップの応募の相談にのってくれて、1対1で応募方法を教えてくれるため、約80〜90%の生徒はスカラーシップもらって、大学を出るのが私立大学でみかけられる構図です。


我が家の香穂もスカラーシップはあるものの、もう少し必要かな?と言いだし、スカラシップの応募の本を見ておりました。スカラーシップをたくさんもらうと自分の大学での活動の幅が広がります。

たとえば、もっと授業を取りたいとか、他大学で勉強したいとか、教材をもう少しいいのがほしいとか、PCを買い換えたいとか、参考書を買いたいとか大学の勉強で留学したいとか、そんな感じでも広がってゆきます。


インターネットでもスカラーシップは探せますが、私は本で見てました。香穂はインターネットで探し、私は、本で探す感じですね。

本の厚さは、約5cm


日本だと奨学金は、成績優秀者がもらうものですが、アメリカはいろんな奨学金があります。

まず有名なのは、

左利きの人のためのスカラーシップ

これは左利きだったら、応募できます。もらえたお金はもちろん返却する必要ありません。



ゲイやレズビアンだったら応募できるスカラーシップ

ということは、17〜18才までに自分が、ゲイやレズビアンだという認識をもっていないといけないということですね。



背が高い人のスカラーシップ

女性の場合は、175cm以上が対象になるようです。



自閉症のためのスカラーシップ

これは、有名なオハイオ州のものですが、他にもAuism Scholarshipでぐぐれば、でてきます。



喘息持ちの人のスカラーシップ




カリフォルニアらしかったのは、

親がカリフォルニアワインのブドウ畑で働く子どものスカラーシップ



このほかにも、現在締め切られて、ここにのせなかったは、


  1. 自閉症の兄弟のスカラーシップ
  2. 身体に障害がある人のスカラーシップ
  3. 26才以上の女性で、大学にもどって勉強したい人のスカラーシップ(上限がないので、80歳でも大学に行く人は申込めますね。)
  4. 小さい会社に勤めながら大学に行きたい人のスカラーシップ
  5. 言語に遅れがある人のスカラーシップ

などなどたくさんあります。

これが全部返さなくていいのは、お金を寄付する側が、税金還付の対象になるからだと思います。



日本も

「うちの家、お金ないから大学にいけない」

なんていうことがないようにしたいですねぇ・・。

2009-07-23

[]渡と乗馬 06:37 渡と乗馬 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡は、現在サマースクールに通っています。現在の渡のサマースクールは、最高におもしろく、遠足に行ったり、乗馬に行ったりです。週に3回乗馬で、週に2回は勉強という感じです。

実は、渡は乗馬が得意。昔も少し習ったのですが、乗馬2回目にして、後ろ向きに乗って馬を走らせ、グランドに1列に並んで立っている棒に輪っかをいれてく。というのをやってのけました。輪っかを持って乗る訳ですから、もちろんのこと、両手はふさがっています。これは、乗馬は続けたいなーとおもったのですが、なんと渡には、馬の毛のアレルギーがあり、しばらく通ったある日、重いアレルギーがでて危険が状態になったので、渡が馬をいやがって、ずっと乗馬から離れておりました。


現在は、体も大きくなり、抵抗力もついた渡。先生には

「馬の毛のブラッシングだけはやめてね」

といってあることも幸いして、少し鼻がでるものの、ご本人は、大喜びの様子です。

生き物は自閉症には、いいといいますが、本当なんだなー。と思いました。まぁ、自閉症全員が生き物がむくとはおもいませんが・・・。

けど、なにもしないで生き物を好きになることはないので、少し工夫はいるかもしれません。

我が家の場合、自閉症が生き物を怖がることは知っていたので、渡が1歳のころ、

「なんか、おかしい自閉症かも」

って思ったときに香穂を乗馬クラスに入れました。生き物かなにかまだわからないころに、生き物に会わせておこうと思ったのです。

香穂が乗馬をしてる間、渡は、馬に草をあげたり餌をあげたりして、触ったりして馬と遊ばせていました。1歳から馬と遊んでいると怖くもないようでした。馬は柵の向こう側におりますし。香穂も乗馬ができ、渡も動物になれて、一石二鳥でした。夏の間、乗馬を楽しんでもらいたいですね。

渡、馬は、家で飼えないので猫我慢してね。

2009-07-21

[]プールの日〜シリコンバレーの成功物語を目撃した私〜 15:42 プールの日〜シリコンバレーの成功物語を目撃した私〜 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡のクラスがプールの日でした。

渡の学校は、ちょっとした高級住宅街にあります。で、どこの市民プールにいくのかな?と楽しみにしていたら、先生が、ちょっと離れたLos Altosという住宅街の地名を口にされました。

渡は、朝からちょっとしたテストを受けねばならず、このプールにいく車に便乗できないので御母さんが送ってくれないか?ということでした。

もしダメだったらスタッフが送迎するので、遠慮しないように。といわれました。

Los Altosは、うちの家から、近いので、

「先生、私、プールで遊んだあとに、渡をお迎えにいくので、場所を覚えるためにも送り迎えは私がやります。」

といったら、

「ありがとう。」

といわれたので、送り迎えをすることになりました。


Los Altos の市民プールだと入場料が高いだろうなー。学校も負担だなー。と思いつつ、教えられた住所にいくと・・・なんと大豪邸。

渡のクラスメイトの自宅でした。

移民として入国してきた彼らは、文字通りシリコンバレーで起業して成功し、この家に住んでいるようです

お手伝いさんに迎え入れられて、家に入ると、庭には、プールやブランコもあり、なんとプールに滝がついてる・・。

ありえん・・。庭に滝。

ラスベガスのホテルみたいだ。すごすぎる。いろいろな子どもが遊べるプールのおもちゃも揃っています。


私は、市民プールだと思い込んでいたので、渡がヒマしないように、1ドルショップ(100円ショップ)で買ったビーチボールを持参したのですが、なんとなく、出すのもはばかられ・・・。しゅん・・。



家の中には、御風呂が3つあるそうで、風呂好きの渡は興奮しています。

プールのほかには、SPAといわれる露天風呂のようなものもあり・・。

どうぞ、入って。といわれたけれど、市民プールと信じてやまなかった私は、親が水着で入ると学校が、入場料をはらわないといけないので、遠慮して水着もなにも持ってこなかったし・・。

最近は、渡は、空気が少し読めるようになったので、昔のように突然御風呂に入りたがらず、いい子で着替えて遊んでおりました。

シリコンバレードリームを体験させていただいた一日でした。

あっーびっくりした。

2009-07-05

[][]障害児教育の訴訟件数 10:17 障害児教育の訴訟件数 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

アメリカは訴訟の国といわれますが、それは本当でしょうか?

日本では考えにくいことかもしれませんが、障害児教育にスポットライトをあてて、見ていきましょう。

カリフォルニア州政府の発表を見てみます。

まず月ごとの最新発表のカリフォルニア州の障害児教育で訴訟が起った件数。

2009年1月117件

   2月206件

   3月233件

の訴訟が起きています。多いと思われるかもしれませんが、実はこの数値はほんの少しですが、減少傾向にあります。

一番多い月の2005年は、法改定があったこともあり7月には、1ヶ月で600件の訴訟が行われています。訴訟は比較的6月7月が増える傾向があります。

では、年間の件数と比率を見てみましょう。

カリフォルニア州で

2007年7月から2008年8月に訴訟の数は、2626 件です。

このうち、約67万7000人の0歳〜22歳の障害児がカリフォルニア州で障害児教育等のサービスを受けています。

全体の約0.38%が訴訟を起こしてることになります。

1%に届かない訳で・・。もっとたくさんの人が訴えているか?と思いきや、実は、少ないと思われる訴訟です。

訴訟内容で一番多いのは、

1. 教育場所の決定(学校や学級の場所決定に対する不服)

2. アセスメントに対する訴訟(障害児の評価、査定)

3. スピーチセラピーに対する訴訟(言語療法に対する不服)

4.オキペーショナルセラピー(作業療法)に対する不服

5.4位とほぼ同等で、ABA(ABA=applied behavioral analysis:応用行動分析療法)に対する不服

の順位になっています。

これらの訴訟が調停(Mediations)で解決される確立は、約62%です。

個人的には、思ったほど訴える人って多くないのね。と感じた数値でした。

2009-06-15

[][][]学区の見学日 07:21 学区の見学日 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の学校にサイコロジストが、見学に来るって言ってました。ところが、時間もどなたがくるのか?もなにも教えてくれません。

「まだきまってないので、月曜日の朝に時間と誰がいくのか?は、連絡します。」

と言ったっきり・・・渡の学校の校長先生も

「学区の仕事はこうやって、学年末(ほとんどの学校は、今日から夏休みで渡の学校は、17日からです)にあわててやるから、翻弄されるのは、子どもたち」

と言ってました。学年末になると、いろんな学区の人たちが、見学にきて、見学者がたくさんになり、まるで博物館のようになってしまう。予期せぬことが苦手な自閉症には、たくさんの予告されない知らない人たちが、次から次へやってきて、辛いだけです。

これは、自閉症じゃなくても自分が家でいて、知らない人が突然、次から次へと家の中へ入って来たら、ストレスになると思うんですが。


ところが、前日夜中にメールがあって、

「明日は、学区から、誰も行かないから。」

で謝罪もなにもない・・・。準備していた生徒はまた変更を余儀なくされる訳で。

一度や二度ならわかりますが、毎回これです・・。

このシステムは、まずい。どうにか、もっとスムーズにいくように変更しようとか、そういう努力はしないのだろうか?と思ってしまう。


もう少し自閉症っていうものを理解してもらえれば嬉しいんだけど・・。渡は高校の学区にかわったので、そうは優しいことはしてもらえないっていうことなのかしら?と思ってしまいます。なんだかなー。

 

2009-05-11

[][][]変質者に声をかけられた渡 Part2 01:38 変質者に声をかけられた渡 Part2 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

先日、変質者に声をかけられた渡ですが、すぐに学校にお知らせしました。

OTの先生のほうでソーシャルストーリーを作成し、すぐに対応してくださるとのことでした。今日、早速OTのセラピストさんが、話をしようとしたら、渡が急に神経質になったので、少し日時をおくほうがいいかもしれないという案が出されました。

私もごもっとも。とおもったので、同意し、数週間後から、変質者対応の訓練が始まります。

それまでは、渡から目を離さないこと(けど、あの変質者は、私がいても渡を外に連れ出そうとしていたんだよね。なので、親が見てたら怖い思いをしないで済むわけではないんだけど。)大勢で行動することを決めました。


あとは、リージョナルセンター(福祉のサービスやサポートをしてくれるところ)に通報です。あさっての水曜に担当者が来てくださることになりましたので、そこで、今後どのような対策があるのか?を話し合います。



私の考えとして、

「渡が怖い思いをしたので、今後、外に出さない」

というのは、受け入れられません。子供は外で遊ぶものだし、思春期の男の子が家に閉じこもったままというのも、なんか不健康です。

私が目指すところは

「最大限の安全策を練り、IEPメンバーと協力して、安全が保てるように実行し、渡が外に出たいときは、自由に出れるようにする。」(←決して勝手にフラフラでてゆくということじゃなく私たちと同じようにお出かけしたい時にお出かけする。)

ことです。



私だって、子供のころには、怖い思いもしました。

高校の近辺で変質者だって、よくでていましたので、みんなで下校するように学校から注意を受けたことも多々あります。裸にコート*1の男の人なんかも登校中に見たことがあります。それでも私たちは、それなりに対処法も覚え(ここで書くと男性陣を敵にまわすので、書けないけど)生きてきました。

渡には、それを一人でやりなさいは無理ですので、周りがサポートしながら、楽しく安全に生きていってもらいたいものです。

*1:香穂いわく、「裸にコートの人」は英語でフラッシャーFlasherというらしい。勉強になった。

CJCJ 2009/05/12 09:47 >けど、あの変質者は、私がいても渡を外に連れ出そうとしていたんだよね。
由美さんを保護者と認識してなかったということはないですか?(笑)

kuboyumikuboyumi 2009/05/12 10:08 そうなんです!なんか、施設の人だと思っていたようで、香穂に「あんたたち、どこの施設からこの子をつれてきたの?」って聞いていたそうです。私は体もチビなので、親には、みえなかったようです。いまや渡のほうが、身長も10cm以上は、高いですからねぇ・・。うちは、香穂が落ち着いてるので、いまだかつて、香穂と私で一緒にいて、親子とみられたことがないですしぃ・・。香穂にも「ゆみちゃん、もう少し落ち着こうね。」と言われています。がんばらねば・・。

2009-03-31

[][]ホーソン効果と自閉症 00:37 ホーソン効果と自閉症 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

ホーソン効果(ホーソン実験)について読んだので、ちょっと感想。

ホーソン効果とは、1924年から1932年までシカゴ郊外にあったウェスタン・エレクトリックのホーソン工場で行われた実験のことを指します。

どのようなことか?というと、これは工場の照明と作業能率の関係を調べることから始まった実験です。要するに明るいところで作業するのと、暗いところで作業するのとでは、どちらが作業の能率が高いか?ということを調べた訳です。最初は単純な結果がでる(暗いと作業能率が落ちる。)と思われていたのが、暗くしてもまったく作業能率が変わりませんでした。


次に Relay assembly experiments(リレー組み立て実験)をやります。これは、6名の女性を選んでグループで実験をおこなうのだけれど、これも賃金や、休憩時間、温度等々の条件をかえますが、そのグループでは、どのような条件にしても作業効率は下がりませんでした。それは、選ばれた女性達の間で、お互いの家を訪問したり、映画を見に行ったりするような友情関係、信頼関係が生まれてきていたからです。そうすると、各自が一生懸命働くようになり、自分が働くことによって、グループの仲間を思いやるようになり、相手を少しでも休ませてあげようとか、いろいろなこと思いやるのです。それで、作業効率が上がってゆくというものです。

他にも2つほど実験をしますが、この全ての実験の結果で得たものは、仕事の能率は、照明や労働環境よりも人間関係によって左右されるというものです。




これを読んでておもったのですが、これは、自閉症児の周りの関係だって同じです。アメリカには、山のようなセラピーや、薬、治療等々あります。全部試していたら、億万長者でも追いつきません。私もいろいろためしましたが、明らかに言えることは、渡と接する人が渡ときちんとした人間関係を結べる人についたときが、著しい効果があります。渡が相手のことを心配したりするのは決まって、信頼関係が結べてる人についてです。そういう人には、よりいっそうの心配や思いやりの態度を見せます。

自閉症は社会性の障害ですが、実は寮育者(大人側)の社会性や子供との信頼関係、相性等々が、一番影響するなとおもっていたので、このホーソン効果は自閉症にもあてはまりますね。

2009-02-27

[]担任の先生の最後の日 05:45 担任の先生の最後の日 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

担任の先生が今日を最後に産休に入ります。次に学校にやってくるのが、6月から。渡は、

「A先生は毎日笑顔」

といいながら先生の笑顔を真似するほど先生が大好きなので、ちょっと寂しいのは、隠せません。けど、6月に先生が戻ってくることも認識済み。パニックになることもなく、安泰です・・。と言いたかったのですが・・・。


渡は、今朝バックパック(リックサックですが、日本でいうランドセルのように使っています)を自宅に忘れてきました。今日は金曜日で早上がりの日なので、2往復したくなかった私。

原因は、バックパックにいれた、最後の手紙。

私が担任の先生にちょっとしたメールを書いたのでそれを渡に

「先生が最後だから渡してね」

とお願いしたら、いつものようにOKと言わなかった渡。あまり気にしていなかったのだけど、渡したくなかったようです。これを渡さなければ、最後っていうのは、こないと思ったようです。

連絡帳、宿題も入っているので、取りに戻らねばなりません。


けど、体重が気になる私は、Gymをサボル気にもなれず・・。GYMで1時間みっちり絞られて、ヘロヘロの私。今日のGYMのプログラムは、Boot Camp。これはビリー隊長で日本でも一躍有名になりましたが、軍隊の訓練運動です。

それをこなしてから、自宅まで再度戻りました。2往復すると、今日の走行が渋谷から愛知県の豊橋市までに、なってしまいます。

金曜は、渡が早あがりの日なので、2往復することがないように、仕事も入れないようにしていているので、今日の走行距離は、少ないはずだったのに・・。



ちなみに今朝5時に起きた私は、車のチェックをするとエンジンオイルがなくなっていることが判明。

危険です。ところがオイルは、じょうごを使わないと、おっちょこちょいの私は、大量にこぼしてしまうことは、必至です。

慌てて朝から買い物にでて、じょうごを探しまくり、ホームセンターでみつけて、オイルをたすことに。


そのおかげで今日は走行がとてもスムーズな気が・・。

疲れ果てて、家に帰る道で思い出した!そうだ、今日は、プライベートで通うスピーチセラピーが先生の都合でキャンセルなこと。

香穂のお迎えがないこと。

を思い出しました、すごい!今日の午後は、2時から6時までは、私は、フリーなわけだ。

渡は金曜日は、Round Table Pizzaの食べ放題に行く。と決めているので、今日は徒歩で向かいました。

というのも

「やった!昼から飲めるじゃん!こんなことは、1年に一度あるか、ないかだ!」

と思ったからです。

ということで、サラダも食べ放題のここで、生ビールを頼み、こういうご飯になりました。

f:id:kuboyumi:20090227130547j:image

いやぁ・・嬉しかった!

至福の時です。仕事を終えて、昼まっから飲める。

これは、私にとっては、ティファニーのブレスレットをもらうよりも嬉しいことです。

あぁ。おいしかった。幸せ、幸せ。

2009-02-26

[]渡の通う学校のセラピーを見てきました 05:17 渡の通う学校のセラピーを見てきました - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡の通う学校のセラピーを見てきました。

OTは、問題ないのですが、スピーチがかなり問題だと思っていたのですが、相当改善されていました。

見学が終わり、担任の先生と今後について、いろいろ話し合いました。

担任の先生は明日から、産休に入ります。普通、おめでたの先生だと

「あっ途中で先生が変わるので、変化が苦手な自閉症には、合わない」ってなるのですが、FAT事件に始まって、先生の妊娠、出産ということから、渡は多くのことを学びました。命の大事さ、尊さも学んだだろうし、先生がいなかったら、

「御母さんは御母さんで、僕は、病院からやってきた」

と成人するまで、ずっと思っていただろうし。



話し合いの時に先生が産休の間にする課題(代行の先生はすでに12月から補助として入っています)をいろいろ教えていただきました。

で私と相談したかったという件が一件ありました。



それは香穂のことです。


香穂は9月から大学に行きますが、香穂と渡は相当強い絆で結びつき、渡も困ったときには、随分たよりにしていますし、いろんな相談相手にもなっています。渡の本心を聞き出すのが一番上手いのも香穂です。

担任の先生とセラピストたちは、この強い絆で結ばれた香穂が9月から家になくなることで、学校として、なにが対処できるのか?を考えてくれています。

とりあえず、5月くらいから、ソーシャルストーリー(段階になっている説明の話)を用意して、香穂が大学に行くことを説明してくださるそうです。大学にいって、寮に住むこと等を段階を踏んで教えてくださるそうです。

もちろんこの香穂と渡の固い絆が、たった1回の説明でわかるわけはないので、何度も行い、渡が納得するまですることと、いなくなってからの精神的なケアも注意して見てくださるそうです。安心しました。

2009-02-23

[][]COLALINEという映画を見に行く。これが怖いんだ・・。 22:19 COLALINEという映画を見に行く。これが怖いんだ・・。 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

ここ数日学校から数通メールが来ていました。Colalineという映画を見に行く件です。というのは、この映画は、Neil Gaimanという人の本が映画化されたもので、結構怖いそうです。3Dグラスを掛けてみるので、さらに怖いみたいだけど、中学生になったので、チャレンジするか。どうか?ということのようです。

結局、

渡のクラスの中から、希望者だけが行くことになりました。

行く前には、親に意見を聞くメールが来て、誰も反対しなかったので、行くことに決定。渡も行くというので希望者の中に入り、いざ映画館へ。

ところが、渡は思ったよりも根性がない、オカルト等は、もうちょっとみただけで怖いんです(私に似てる)

どんな映画か?というと、こんな感じ。オカルト苦手な人はクリックしないように!

D



自宅の壁の穴をみつけて、入ってゆくと、そこには、現実世界と同じ世界があるのですが、ちがうのは、目をぼたんで縫うところ。

渡は怖かったらしいのですが、死んでも「怖かった」と学校の先生に言わなかった。というのは、渡の学校、若くて綺麗な先生が多いので、見栄っ張りの渡には、男の意地があるようで、怖かったと言えないようです。



映画が終わり、学校に戻り、帰る間際にお皿を並べるお手伝いのところで泣き出した渡。どうも映画のシーンに同じ場面があったらしく、それを思い出し、フラッシュバックを起したみたいです。

先生はすごく心配して、渡をひとりソファーに座らせて、つきっきりでいろいろ話をしてくださってました。

私が学校に到着すると泣いているので、びっくり。


先生は、

「映画が怖かったの?」

と聞いたらしいのですが、

"No!"

といいつづける渡。男の意地のようです。



けど、帰宅して、香穂に

「映画どうだった?」

と話をしだすと

「怖かった。二度と見ない。」

と言ってました。

香穂に、

「そうだろうな。私も怖いもん!」

といわれて、

「なんだ、みんな怖いんじゃん!」

と気がついたようで、あとは、二人で、

「あれは怖いよ〜!渡だけじゃないよぉ。私も怖いよぉ。みんなこわいよぉ。お化けだぞ〜!」

とか言いながら、笑いこけてました。


「香穂も小学校の時、この本読んだけど、すっごい怖かったの覚えてる。もう一回本を読みたいな」

というので、購入することに。

香穂は最後まで読みきり

「やっぱ、今読んでも怖いわ。」

ということでした。

よくがんばったねぇ。。今日まで、3Dは大嫌いで絶対に見れなかったのにね。

2009-02-19

[][][][]アメリカ人女性のくどき方〜渡流〜 23:29 アメリカ人女性のくどき方〜渡流〜 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

先週の土曜日は、バレンタインデーでした。渡はクラスの子から前日の金曜日に、チョコをもらったりしてました。私は、多忙ですっかりバレンタインを忘れてました。渡に持たせるカードも忘れ・・・。

そんなバレンタインの週末が明け、月曜日です。

相変わらず学校に喜んで走って入っていく渡は、月曜日の朝は、いつになく急いで学校内に入っていきました。

私は追いつかず、ゆっくり学校内に入ると、受け付けの人がまっ赤な顔をして、爆笑してました。渡はもう教室に入ってしまっていて、姿かたちもありません。



えっ?えっ?何があったの?どうして受け付けのBさんは、こんなに赤い顔をして笑ってるんだろう?

と思い、

「どうしたの?」

と聞くと、

「渡がね〜。」

と話してくださいました。

渡は受け付けのBさんが大好きです。

学校に飛び込んでくるなり、渡は、受け付けのBさんに近づき、突然

ぎゅーとHug(抱きしめる)したそうです。

そして、一言

"Happy バレンタイン Bさん”

と言ったそうです・・・。Bさん爆笑。

渡は、BさんにHUGしたことが私にバレたら、あとで怒られることは必至です。渡としては、

「Bさんは美しく、Hugしなくてはいけない人だ。Hugしてはいけないというママが間違っている。」

なので、ちゃんと怒られないように私にばれないようにいつもより慌てて学校に入り、決して怒らないBさんを選んで私に隠れてHugしている所が、確信犯です。

Bさんは、渡の好みの人だ。というだけあって、優しいので、

"So cute!"

とおっしゃってくださったけど、違う違う違う!!

「ちゃんと怒ってくださいよ。注意してね」

と言うと、

「あのやり方で注意はできないわよ。全世界の男の人に教えてあげたいわね。」

と言われました・・渡流ナンパの方法ですね。



そんな学校は、今日はPTA会でした。相変わらずのりのいい、PTA会で、私も企画を前もって、2つほど出し、

今日のPTA会の前に、校長先生と、PTA会長の前で、企画を一緒にする方とペアを組んでプレゼンでした。その案が、通ったので、また新たに忙しくなりそうです。

どちらも私のやりがいのある企画なので、忙しいけど、楽しみな春〜夏になりそうです。

2009-01-28

[][]苦手な人との人間関係 22:14 苦手な人との人間関係 - 自閉症 渡の宝箱 を含むブックマーク

渡は同じクラスのHちゃんが苦手。というのもHちゃんは、いろいろなことに過敏で、自分のこだわりや、上手くいかないことがあると、叫んでしまいます。ご機嫌がいいと、歌を歌います。

聴覚過敏の渡は、この叫び声と人の歌う声(特にハミング)が嫌いです。

自分は歌が大好きで、人が歌うのが苦手というこのわがままには、障害だからとわかっていても、どうしても許せないものがあった私。担任のA先生は、

「渡、フレキシブルにならないと・・。」

と説得してくれていました。さらに叫ぶAちゃんに対しては、

「うるさくしないでください。」

というような注意方法も教えてくださってました。

けど、Hちゃんは、丁寧に注意する渡の鸚鵡返しのような言葉がおもしろいのか、わざと歌います。

最悪のコンビ・・と、この学校に入学していたときから、思っていました。



日がたつに連れて、渡は毎日

「A先生は毎日、笑顔。Hちゃんは、毎日叫んでる。」

と報告するようになり、頭が痛いなーどうしようかなーという日が続きました。

渡がもし切れて極限まできてしまい、Hちゃんを怒鳴りつけたりしてしまっては、Hちゃんも渡を怖がってしまいます。

A先生にあまりHちゃんを渡に近づけないように言おうかな?と、ここの所、心配もしておりました。

ところが、ここ数日

「A先生は毎日、笑顔。」

の次の言葉が消えている・・。不思議に思っていると今日その原因が判明。



私はIEPメンバーに、

「渡はレディ-ファーストの国で育つ男の子なんだから、人のお手伝いと特にレディファーストは実行するように」と言ってあります。

A先生は、どうもそのことを実行してくれていたみたいで、渡は学校でHちゃんのお手伝いを担当していたようです。なにかにつけて、Hちゃんを助ける渡。いままでは、Hちゃんにとっては、注意ばかりで、口うるさい渡だったのですが、最近いろいろ手伝だってくれる渡に、どうも親愛の情が芽生えてきたそうです。




今日は迎えにゆくとA先生が、お昼ご飯時の話をしてくれました。

Hちゃんの前に座った渡。好きな渡が前に座って、ご機嫌のHちゃんは、相変わらずハミングで歌いだした。

渡はすぐに耳をおおって、下を向いてしまいました。両手を使っているので、ご飯が食べられない。

そこで、A先生は

「渡、嫌だったら、あなたには、いま2つのチョイスがあるわよ。一つは、Hちゃんに静かにしてくれる?って言うこと。もうひとつは、先生に<席を代わっていいですか?>と聞いてから、席をかわること。どっちにする?」

と渡に聞いたそうです。それを聞いたHちゃん。渡がせっかく前に座ったのに、どっかに行くの?と心配になったみたいで、渡が答える前に間髪いれずに、

"I stop it!"

といって、ピタっと歌うのを止めたそうです。

渡は耳を覆うのをやめ、Hちゃんを見て、にこっと笑ったそうです。



すごっ!A先生、さすがだ。上手い!切り離すことしか考えていなかった私。

A先生は、仲良くすることのみを考えていました。




帰りの車の中で渡に聞いてみました。

「渡、A先生好き?」

渡は答えました。

「A先生とHちゃんは、好き。」

好まれると自分も相手を好きになるという案外単純な渡でした。

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