刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

AJPC2015東京予選

毎年恒例となったAJPCの東京予選土曜のスーパーサテライトに参加してきた。去年の50人のSnGと違って計40テーブル、460名の参加*1で、46名が通過。

ストラクチャは割とターボ気味。じゃんけん大会と言われる所以である。

http://www.ajpc.jp/wp/wp-content/uploads/structure/2015/2015super.pdf

序盤(25/50 - 50/100)

3000点スタートなので、50/100まではポストフロップでエッジを出せる場面だと思う。

最初のテーブルは最初の数ハンドでレイトのスティールにブラインドのリスティールが何回か入ってて、去年のゆるふわテーブルと比べるとマジきついテーブルに入ってしまったという感じがあった。厳しいのは最初だけだったので、先制パンチを入れると心に決めて来た人がいたのか、ただハンドがよかっただけなのかはわからない。
何回かいいハンドが入って、オープンレイズからスティールしたり、フロップ開いてスティールとかしてた。

最初に一番大きく動いたのは25/50でMPでAJoが入って、150にオープンレイズして、後ろレイト一人とブラインド二名コール。フロップはローボードのエアー。チェックで回ってきたけど、4wayでブラフはきついと思い、チェックで回したところ、後ろもチェックで回る。ターンがJ。プレイが色々と怪しいSBが先に250打ってきた。トップペアトップキッカーなので、アイソレートも兼ねてフリーズプレイでもするか、と思い750にレイズ。するとまさかの後ろのプレイヤーがコールで、SBが悩んでフォールド。後ろのプレイヤーはそれほど悩まずフラットコールしてきたのに加えて、フラッシュドローがあるボードだったので、怖くないリバーを確認して、ドローをミスしただろう、ということで先に1,000打って、相手がフォールド。

次に面白かったのは50/100くらいで、アーリーからのレイズをミドルのAKでフラットコールでヘッズアップ。フロップはJJXみたいなボードにペアがあるフロップ。相手はハーフポットくらいのコンティニュエーションベットを打ってきた。相手のレンジに対してこちらは恐らくハイカードで勝ってるし、相手はターンまでバレルしたらコミットするから、このドライなボードでAX持ってるなら諦めるだろう、とフロートすることにした。ターンはエアーで期待通りチェックで回ってきたので、ハーフポット弱打ってスティール成功。

ここからは比較的プリフロップでのスティールばっかり。右手側のプレイヤーがスタック小さめで緩かったので、レイトからオープンしてきたら、プレッシャーかけてスティールしてた。

非常に痛かったのは同じく確か50/100くらいで99でアーリーから250くらいにオープン。AJoのハンドでの怪しいSBがレイトからフラットコール、AKフロートしてた相手がチップを減らしており、ショートでスクイーズオールイン。1000ちょいくらいだったので、恐らくハンドレンジは強くないし、5000くらいのチップで多分テーブル内ではチップリーダーでリスク取れる、ということで、レイトをさらにスクイーズして、アイソレート+デッドマネーを増やしてうめぇえええ!!を狙ってレイズしたらレイトからKK出てきた。あばばばばばー。3000くらい持ってたので、2000までスタックが減った。

中盤(75/150 - 400/800)

幸い2000のスタックは50/100、75/150、100/200のブラインドではハンドを待っててもアンティもなく、ブラインドがで削られるダメージが少ない上に、相手を下ろすには十分大きい。丁度いい具合にスティール・リスティールオールインしやすいサイズである。

またもや右側の緩いプレイヤーとブラインドからスティールを続けて4000くらいに戻すも、カードデッドな状況が続き、いい加減仕掛けてもいいかな、とブラフレイズでオープンしたら、後ろにコールされて、Aハイフロップのコンティニュエーションベットもコールされ、ターンで諦めてチェックフォールド。これでまた2000くらいに減らし、死ぬほど後悔し、やっぱりタイトに真面目に生きていこうと誓う。

とはいえ、あまりいいハンドも来ないで、スティールで食いつないでいたところで、割と緩いアーリーがオープンレイズしてきて、MPで66があったので、ここでフリップするか、と思い2000でオールイン。すると後ろの1700のショートが同じくオールイン。3wayで思った通りアーリーはAJoだったけど、レイトが99で、6は引けずにサイドポットの600だけを拾う。誓いとはなんだったのか。死にそう。

ボタンは向こう側にあるので、あと数ハンド中に腹を決めなくてはいけない、と思ってたら、間もなく都合よくQQが入る。ショートのオールインなのであっさりコールされるも、2000くらいにまた戻す。

ここからは、また右手側の人をいじめ続ける。引き続きオープンリンプやオープンミニマムレイズで入ってきたところを奪い続け、加えてレイトからもブラインドも盗みまくり、5000くらいまで戻した。
ここでテーブルブレーク。新しいテーブルでは特に面白いアクションはなし。というか、ショート過ぎてスティール以外は基本的に何もしなかった。必要以上にスティールできるほど後ろが弱い感じではなかったので、最低限だけ定期的にスティールして5000を維持し続ける。

終盤(600/1200+A100 - 1200/2400+A200)

しばらくしてまたテーブルブレーク。BBが1200くらいまで上がってきて、アンティも発生しはじめた。スティールでスタックを維持し続けてたけど、このくらいになるとスタックが4BBしかなく、リスティールはほぼ不可能。ブラインドのスティールすら厳しいので、命をかけた勝負に出なくてはいけない。

15,000くらいのチップを持ったミドルがオープンしてきて、SBで66を持った自分に回ってきた。比較的緩く開いているように見えたのに加えて、ブラインドとアンティが入って旨味があるので、ここでフリップしようと突っ込んだ。相手はAToで無事フリップ勝利。

その直後のハンドで、AToの相手がアーリー/ミドル辺りからオープンレイズオールイン。なんとここでAAが入っていたので、ボタンから被せてオールイン。10K越えのスタックで、ぎりぎりカバーして、わずか2ハンドでスタックが4倍以上に。ポーカーって簡単なゲームですね。

大分スタックが増えたので、少しリスクが取れるようになった。後ろのプレーヤーは入賞圏内のスタックがあったせいか、少し守りに入っていたので、気持ち多めにスティールして、チップを増やす。

ここからテーブルブレークが何回かあって、別の島の6テーブルのほうにみんな収納。残り60名、46名が決勝進出。自分のスタックは30Kを越えてたので、入賞ラインは余裕で超えていて、死ぬ恐怖よりは、ここで飛んだら恥ずかしいよな、という感じだった。

最後のテーブルは守りに入ったプレーヤーが数名、緩いのが2人、チップリーダーが手なりでプレイして、一人イケイケな兄ちゃんがいた。自分の後ろは少しタイト目な人と、完全に逃げに入ったショートだけだったので、食いつなぐのには苦労しなかった。

少しきつかったのは、全ハンド織り続けてたアーリーからのオープンオールインをレイトでJJを見つけてしまって、受けたら、出てきたのはこれまたKKで15Kくらい持って行かれた。まだ全然生き残れる範囲ではあるけど、死んだら恥ずかしいので、死にたくない。

ハンドフォーハンド

ブラインドは1000/2000、1200/2400、1500/3000と上がってくるもスティールを定期的に行い食いつなぐ。1500/3000のちょっと前くらいで5テーブルで残り50名。残り4名飛ぶまでHand for handに入った。色んなテーブルで何度もオールインが入るも、中々飛ばず。自分のテーブルにドショート2名、ショート1名いるので、何もしなくても多分入賞できるシチュエーション。加えて他のテーブルにもショートが数名いたので、さらに余裕。何人かは他のテーブルのプレイヤーのチップ量を確認しにいってたけど、ほとんどの人は自分の席に座りっぱなしだった。ショートの人はダブルアップのリスクを取るべきか判断するために、全テーブルのチップ量を確認すべきなんだけどね。

しばらくたって、ブラインドも上がり、3人目が飛んだ。ここでバブル。自分のテーブルの左側のほうにいるプレーヤーのスタックが1BB分もなく、勝負にでなくてはいけない。UTGで降りて、勝負はBBに。そして最後のハンドはみんなで囲んでぶっ殺す、と思いきや、理解している人が意外と少なく、10人のテーブルにも関わらず、BBを除いて4人しかコールしていない。決してショートというわけでもないSBがフォールドした時は特にびっくりした。自分までハイカードしかなかったものの、最後の一人がAKoで見事トップペアトップキッカーで勝利。これでAJPC東京予選第一日スーパーサテライトの幕を閉じた。

確か10:30くらいスタートで終了15:30だったので、5時間くらいかかった。去年のAJPCは2時間ちょっとくらいでファイナルテーブルになって、休憩挟んであと1時間くらいだったから、そんなに疲れはしなかったけど、今回はずっとやりっぱなしですんごく疲れた。

*1:400名スタート、飛んだ席を順次埋めてた