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2016-12-10

人生おそらく最後のある地域の料理を食べた

This blog post may have shocking photo, but paying respect for their local culture we use the original photo image.

このエントリにはショッキングな写真が含まれているかもしれません。しかし現地の方への敬意を込め、加工無しで掲載しております。

これまでアジアの国や日本内でも珍しいものを食べれる時は食べ、一部はブログで紹介してきた。カエル、蜂の幼虫、セミ……等いろいろあったが、また珍しい地域食を食べてきた。今回はアジア亜熱帯地域島国の、それも一部地域のみで伝統的に供されるという料理を食べる機会を作ったので紹介したい。実は私もその地域からさほど離れていない場所で育ち、現代では食文化結構似通ってきている。だが件の料理、ここではMと呼称する、は他地域では敬遠されており、生まれてこの方食べたことがなかったのだ。

まずそのM屋へ行くと、鉄板が備え付けられたテーブルに案内される。

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写真ではちらっとしか写っていないが小型の金属ヘラコテと呼び、これを用いて食べる。箸で食事をする文化の日本に住んでいる方からすると異様な光景かもしれないが、M屋ではこれが普通のようだ。

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まず野菜を乱雑に切ったものや好みのもの鉄板で焼く。今回はその店で一番出ているという牛すじを選んだ。写真で見るとなにかきちんとした料理が始まりそうだが、実際には既にここで野菜類に味付けがされてないという違和感を感じた。どうやらかなりプリミティブな料理のようだ。原始的料理は得てしてできあがりに素材の形が残りやすい。ゲンゴロウの姿焼きやセミの素揚げのようにちょっと見た目が食べにくい食材が投入されない事を祈りつつ現地の方の手際を眺める。

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すると次に投入されたのはわずかな小麦粉出汁、そしてソースを混ぜたものだった。そう、不思議なもので、この地域では昔から出汁は黒くする。麺類には醤油を入れ出汁を黒くするのは知っていたが、ここではソースが用いられるようだ。同じ国でも上質な出汁を取る技術と余裕があった地域では澄んだスープを使った料理が多いが、この地域では細やかな出汁の味を黒い別の調味料で潰す事を良しとする。地域信仰される呪術のようなものがあったのかもしれない。


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元の野菜類とさきほどの汁を混ぜると、あとは適当自分野菜を切るよう指示され、店員は去ろうとする。まさかと思い尋ねてみるとこれで完成との事だった。写真を再度見て、嘘だろ……? と唖然としている方もいるだろうが、私は断じて写真選択ミスなどしていない。このどろどろの、道端でたまに見る奴からアルコール匂いを抜いたものが完成品だ。

猫を飼っていた方は知っているだろう。老いた猫は水を飲む事を面倒くさがり、脱水により腎臓病気になりやすい。それを予防するため、餌に湿り気を多くし、少しでも水分補給させようとする。ペットフードにカリカリした餌からべちゃっとした餌まで取り揃えてあるのはそのためだ。

この地域では流水を忌避する文化があるようで、今でも多くの川はコンクリートで蓋をされ人々の目に触れないようになっている。それで脱水となりやすい人々が猫の給餌と同じように生活の工夫として水分の多いが液体ではない料理を食べるという食文化ができたのだ。事実、この料理以外にも残る近隣地域郷土料理https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%97%E3%82%82%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%8C&num=20&tbm=ischの通りの見た目だったりする。どれだけ水が嫌だったんだ、この辺の現地人はと呆れるほかない。

さて、コテ鉄板からすくい取り、口に運ぶ。味は……まあ材料から想像できる通りだ。目をつぶれば駄菓子のように思えなくもない。

牛すじ以外にも多様な種類があるらしいが、私にとってはこれが最後の一食だろう。

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このあたりでアジア屋台や現地郷土食を食べる時には念の為多少度数高めの酒を飲むと良いという友人の言葉を思い出し、ハイボールを飲みつつ黙々と片付けた。観光客向けの店だったこともありしめて1728円。ごちそうさまでした。


あ、そうそう、これはもんじゃ Advent Calendar 2016 - Adventarの10日目でした。他のもんじゃもんじゃ以外に興味のある方はアドベントカレンダーをご覧ください。

嘔吐物凝固剤 オウトロック

嘔吐物凝固剤 オウトロック

2016-09-13

SoylentとCOMP両方試した

Soylent: https://www.soylent.com/

COMP: http://www.comp.jp/

両者とも完全栄養食で、元祖のSoylentはFDA基準ベースに、日本の後発であるCOMP厚生労働省基準と一部微量栄養素はWHOかIOMかの基準(多分)で1日のカロリー分摂取したときに各種栄養素の摂取量も1日分かそれ以上満たせるようになっている。

両方とも賞味期限は1年のはずだが、Soylentはここのところ多少倉庫に溜まったものを出荷するので船便だとBest by dateが近く不便になった。アルミパウチの粉なのでそう気にすることはないが、せっかくなのでtwitter広告で出てきたCOMPを使ってみて、完全にCOMPに乗り換えようかなという気分になってきた。

味についてはまだ初期バージョンの穀類の香りが抜けないSoylentに対し、豆乳風味と名乗るCOMPに軍配が上がる。飲むと豆乳とは違うとすぐわかるのだが、例えがほかに無い。溶け易さもCOMPの方がよい。COMPは粉製品しかないが、Soylentのコーヒー味が好きならば、微糖のペットボトルコーヒーあたりと混ぜればよさそう。

400kcalパウチがすごく便利なのでこちらを充実させていってほしい。

2014-11-01

Gentooホストで仮想環境を動かした

以前(qemu-kvmqemuマージされてない時代)はqemuを生で使っていたのだが、libvirtを介してみることにした。まともにサービスをする仮想サーバを建てるのではなく、試しにプログラム走らせるテストアンドスクラップ用途なので仮想環境からホストに直接接続できたらセキュリティ的にまずいとかそういった話は一切無視している。また、通常そのような用途ならカーネルとか触らない限り今ならlxcのようなコンテナで良いし、それならlibvertじゃなくdockerがある。あくま趣味的な手順記録である。


app-emulation/libvirtqemuとvirt-networkのUSEフラグを立てる。ゲストの入れ方によってはlvmも付ける。

# emerge -av qemu libvirt virt-viewer

多分下のようにカーネル設定に文句を言われるのでコンフィグ変えてホストカーネルコンパイル

 *   CONFIG_NETFILTER_XT_TARGET_CHECKSUM:	 is not set when it should be.
$ qemu-img create -f qcow2 init.img 10G

適当ディスクイメージを作る。qcow2からrawへのコンバートもできるので、初めは適当にqcow2でok。

# /etc/init.d/libvirtd start

USE="virt-network"をたてていればこれで勝手ブリッジとかを作ってくれている様子。libvirtdがネットシャットダウンまで面倒見るかどうかについての設定が/etc/conf.d/libvirtdにあるので LIBVIRTD_KVM_NET_SHUTDOWN="yes" としておく? しなくてもきちんとネット管理しているような気がする。

# virt-install --name "InitVM" --ram 1024 --disk init.img,format=qcow2 --cdrom [debianのnetinstとか適当な.iso] --network network=default

libvirtが準備してくれたnetを使う時はroot権限じゃないとnetまわりで文句を言われる。

USE="virt-network"を立てていなかったら適当に手動でブリッジを作って使う。

sshdとかはこの段階で入れておけるなら入れておく。改めて言うがセキュリティ面は無視しているので便利なら余計なデーモンも入れているし、パッケージも精査しない。適当だ。

# virt-clone --original InitVM --name someVM --file=./someVM.img

これで毎回まっさら環境クローンしてきて使う。

# virsh start someVM
# virt-viewer someVM

これでゲストOSの内側から好きにできる。

[guest]# ifconfig | ip addr

で調べたipsshで入ったりscpでファイルを送ったりして楽しむ。

# virsh undefine someVM

壊しすぎたらこれでさよならする。新しいクローンはうまくやってくれるでしょう……