消費税増税関連法案の関連で済まされてる部分がやばすぎる

昨日、消費税増税についてかいたのだけど*1、金融とかのほうのとある師匠が、いやぁーあれやばいのは「等」のほうでしょと言っていて、その内容を聞いたらマジで!??と思うような内容すぎて調べざるを得なかった。そんな話聞いたこともねぇよ!そんな報道みてもないよと!消費税関連法案 相続税でぐぐれといわれて初めて知る。


消費税増税関連法案! 関連!!!!って、関連で済ませてるけど、所得税贈与税相続税とかもどさくさに紛れてえげつない増税やないかー!!なんでも、いままで影響なかった層にまで2倍以上に影響があるのではないかということ。


正式名「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案」
ヲイヲイヲイヲイ、”等”ですますな!ナドで済ますな!!こっちのほうが世間的影響でかいじゃないか。所得税増税のうえ、消費税増税かよ。


http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/180/meisai/m18003180072.htm

社会保障と税の一体改革
議案要旨

世代間の早期の資産移転を促進する観点から所得税最高税率の引上げ及び相続税基礎控除の引下げ並びに相続時精算課税制度の拡充を行うため、消費税法(昭和六十三年法律第百八号)、所得税法(昭和四十年法律第三十三号)、相続税法(昭和二十五年法律第七十三号)及び租税特別措置法(昭和三十二年法律第二十六号)の一部を改正する


超意味不明! 世代間の資産移転を促進って、若者→高齢者のことじゃなイカ!!
変更された所得税

百九十五万円以下の金額 百分の五
百九十五万円を超え三百三十万円以下の金額 百分の十
三百三十万円を超え六百九十五万円以下の金額 百分の二十
六百九十五万円を超え九百万円以下の金額 百分の二十三
九百万円を超え千八百万円以下の金額 百分の三十三
千八百万円を超え五千万円以下の金額 百分の四十
五千万円を超える金額 百分の四十五

控除にも変更がある模様だが細かすぎて変更点が追い切れない。
たぶんここが所得税の場合重要。専門家の解説がまたれる。
現行、所得税はここを参照
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm



相続税法は下記のような税率に変更になる。

千万円以下の金額 百分の十
千万円を超え三千万円以下の金額 百分の十五
三千万円を超え五千万円以下の金額 百分の二十
五千万円を超え一億円以下の金額 百分の三十
一億円を超え二億円以下の金額 百分の四十
二億円を超え三億円以下の金額 百分の四十五
三億円を超え六億円以下の金額 百分の五十
六億円を超える金額 百分の五十五


贈与税は下記の様に変更になる

二百万円以下の金額 百分の十
二百万円を超え三百万円以下の金額 百分の十五
三百万円を超え四百万円以下の金額 百分の二十
四百万円を超え六百万円以下の金額 百分の三十
六百万円を超え千万円以下の金額 百分の四十
千万円を超え千五百万円以下の金額 百分の四十五
千五百万円を超え三千万円以下の金額 百分の五十
三千万円を超える金額 百分の五十五

相続税法
http://www.houko.com/00/01/S25/073.HTM
現行税率
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm


どちらも最高税率が5%あげられると共に、課税ベース額面が下げられている。

物価が持続的に下落する状況からの脱却及び経済の活性化に向けて必要な措置を講ずる。

物価下落から脱却ができると思っている理由を知りたい。
経済が活性化すると思っている理由を知りたい。

高齢者が保有する資産の若年世代への早期移転を促し、消費拡大を通じた経済活性化を図る

所得移転における移転障壁をあげることでどうして移転が進むのか。
税率をあげるとなぜ消費拡大をすると思っているのか。


こんなタイミングで増税しても非ケインズ効果なんかねぇぇぇぇええよおおおおおと叫ばずにはいられない。


国民の資産、財産の所有を許さないような舵取りなのかね。
なぜこのタイミング?


ホント意味わからなすぎて、何をどう考えたらそうなったのか御用学者さんの意見でもいいので聞きたい。
誰かわかりやすい解説しているひといないかな?