就活するは我にあり(九条一丸の日記)

2010-09-25

「人間力」あふれる社会人はなぜ孤独死するのか

碑文谷創「セカンドステージ冠婚葬祭講座:・<葬祭編:第51回>老老介護の次は孤独死、中高年の男性に増加中」『セカンドステージ マガジン日経BP社(2009.2.20)

http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/manabi/ceremony_090220_2.html

社会人は、学生に対してコミュニケーション能力が足りないだとか、人間関係が狭いとか言う。どうやら、企業に勤める社会人達は幅広い人脈とコミュニケーション能力を持っているらしい。

そんなベテランの社会人である中高年男性が孤独死とはいったいどういうことなのだ。

簡単に言ってしまえばこういうことだ。

学生並みに、社会人の世間も狭かった。

 そんなけのこと。なおかつ、それに依存しすぎている。若者の携帯電話コミュニティみたいなものだ。

 オフ会なんか行って社会人達に参加動機を聞くと面白い。会社や同じ業界の中にしかコミュニケーションがなく、他の人と出会うために来たというのだ。なんてこったい。インターカレッジサークルに集まる学生と同じじゃねーか。

 そんなけ社会人は狭いコミュニティで暮らしていて「ビジネスライク」という身内にだけ通じるコミュニケーション方法を取っている。

 もちろん本人だけのせいではないが、日本の男性社会人は家事への参加が少ないし、地域コミュニティに対しても積極的ではない(自営業はともかくサラリーマンは)。

 2ちゃん語(「2ちゃんねる」という巨大電子掲示板の中だけで使われる特有の単語)だけで話しているねらー(「2ちゃんねる」ユーザー)と彼らはだいたい変わらないんじゃないか。

 そして、自分達のコミュニケーションのとり方を普遍的な「人間力」だと信じこんでいる。馬鹿な学生とかわりゃしない。でも学生と違って彼らは気づくチャンスはほとんどない。残念ながら。そして、孤独死する。

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