京都国立博物館「特別展覧会/河鍋暁斎」


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京都行きを強行したのはこちらを見るためでした!

京都国立博物館
特別展覧会/没後120年記念 絵画の冒険者
      暁斎 Kyosai−近代へ架ける橋−
2008年4月8日(火)〜5月11日(日)

http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

すべて暁斎の肉筆絵画で、初公開作品も22件(うち新出11件)に及ぶということで、
くまきちが絶対に行きたいと言うので行って参りました!
今回他会場へは巡回しないということで、京都でしか見られなかったのです、
東京でもぜひやってほしい〜〜〜


今回見た作品の中からいくつかご紹介!
作品の良し悪しではなく私の個人的な趣味でチョイス!
というわけで猫バカとしてはやはりこれから始めねばっ(笑)





「化猫」
ああたまらん〜〜こんなでっかいニャンコがいたら
抱きついて肉球ぷにぷにしちゃう〜〜(*´Д`)ハアハア♪  (−ω−;)





「幽霊図」
この迫力!!
幽霊の口から今にも「キエエェェェ!!!」という声が聞こえてきそうです、怖い!!
ちなみにこの作品は、今回初公開なのだそうです。




かと思えば、こんなに静かな趣のある水墨画も描いています。
幅広い才能を持つ暁斎には正に脱帽です。

「枯木寒鴉図(こぼくかんあず)」
この作品は明治十四年の第二回内国勧業博覧会に出品され、
この展覧会における最高賞を与えられたのだそうです。
暁斎は自分のこの作品に、当時としてはべらぼうに高い百円という値を付け、
周りに非難されたそうですが、
日本橋の榮太楼が暁斎の言い値でこの作品を買ったため
暁斎の名はさらに高まったのだそうです。





「書画会図」
この絵、面白かったですね〜
幕末から明治前半に、絵のような「書画会」というのが盛んに催されたのだそうです。
高名な画家や書家が、お客さんの目の前でお客さんのリクエストに応じて
その場で作品を書いて渡したんですって。
この絵を見ると、会場の活気がよく伝わってきますね。
ちなみにこの絵の中には暁斎本人もおり、
また暁斎以外の他の画家や書家の作品の所は
それぞれ本人達が書いているんですって、
遊び心満載で楽しいですね(^^)
しかしお客さんの目の前で、即興でスラスラ書けるなんてすごいなあ!
今ではこういった会はないのかな?





「眠龍図」
今回私が最も感動したのはこちらの絵でした。
実物は横180センチにおよぶ立派な大幅で、
その迫力が写真ではとてもお伝えできないのが残念ですが・・
暁斎仏道修行をしていた東京湯島のお寺の伝来品で、
関東大震災東京大空襲で焼失したと思われていたのですが、
昭和56年に地下室から発見されたそうで、今回が初公開だそうです。
「龍がこれから天へと昇ろうとする瞬間を表したものではないだろうか」と
説明書きに記してあったのですが、
ゆったりとした水面から顔を出した龍の
静かな神々しさを感じさせる眼差しに、
見ていて思わずグッときてしまいました。


・・・私の好みで選んじゃうと
動物と妖怪の絵ばかりになってしまうのですが(*´∀`)アハアハ
もちろん人物画も素晴らしい物がたくさんございます。
11日までなのであともうわずかですが
京都近辺のかたはぜひ、足をお運び下さいませ!


暁斎展を見た後は、同じ日に見にいらしていた
大阪のご同業者シロイネコさんと合流し、
一緒におそばを食べに行きました。
すごく慌ただしい京都一泊でしたが(^^;)、
良い作品を見、おいしいおそばを食べ、楽しいおしゃべりをさせていただき、
密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
しかし京都は本当に素敵な所だわ〜〜、またぜひゆっくり滞在したいです(*´▽`)
シロイネコさんどうもありがとうございました、
またお会いできるのを楽しみにしております!


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