「ナンダロード・旅の古本ばなし」終了しました。

11/8 「ナンダロード・旅の古本ばなし〜火野葦平松本清張のまちをゆく」@一生もんshop緑々、大盛況のうちに、終了ました。
お天気が怪しい・・・と不安だったのですが、なんとか雨は降らずに、たくさんの方がご来場くださいました。トークから懇親会まで、大変濃厚で楽しい時間となりました。


↑会場は、「雲のうえのしたで」編集メンバー緑さんのお店「一生もんshop緑々」。会場準備中風景。


↑はじめに「雲のうえのしたで」の紹介と挨拶。緊張のあまり、途中から何を話しているのかわからなくなりました・・・申し訳ありません。

「雲のうえのしたで」企画のイベント。昨年は、山口県長門市の「ロバの本屋」店主いのまたせいこさんと、南陀楼綾繁さんのトークでした。


トーク中の南陀楼さんと中村さん。中村さん、京都からたくさんの本をもってきてくださいました。南陀楼さんも旅の途中で手にいれたレア本をご紹介。

今年は、「雲のうえのしたで」編集委員メンバーでもあり、「古書ダンデライオン」として各地の古本イベントに出店している中村明裕さんと、南陀楼さんのトーク。お二人に会えるのも大変楽しみでした。
南陀楼さんは、不忍ブックストリートの代表でもあり、一箱古本市の発起人。最近では各地のブックイベントでトークをしたりと、ひっぱりだこ。以前から火野葦平に興味を持ち、前回北九州に来た時も若松へ行き、河伯洞に立ち寄ったりと、火野葦平への興味をじわじわと深めておられたようです。そのため、トークの内容も北九州在住の私たちが知らないようなこともあったりと、大変充実したものでした。中村さんの持ってきてくださった火野葦平松本清張にちなんだ本の数々も興味深いものばかり・・・。
また、今回会場では工房日々くさんのパンやおつまみもご用意していただいていたので、呑みながら食べながら、愉しませていただきました。


↑工房日々くさんのご用意してくださったおつまみプレート。(バジルとおからのサラダ、トマトジャム添えソイチーズ、パン、完熟柿、自家製ハム)すごくすごく美味しかった!

トークは、二時間程でしたが、本当に、あっという間に過ぎて、話は尽きることなく懇親会へと移りました。
懇親会では、緑々さんお手製のおでん。火野葦平が建設しようとした「太平街」の一軒「おでん川太郎」に因んで、作ってくださいました。(「おでん川太郎」については、『ほんほん本の旅あるき』著:南陀楼綾繁 の北九州の頁(P215,216)を読んでみてください〜。)美味しかった・・・食べるのに夢中で、写真を撮り忘れていました。


トーク後も話は尽きません・・・わいわいがやがや。


トークが終了し、ほっとした様子の南陀楼さん。それを取り囲む女たち。


↑同じくほっとした様子の中村さんと、「四月と十月」同人の田口順二さん。そして、田口さんが描いた中村さん。

おふたりそれぞれがおもしろい働き方をされているので、ふたりならではの大変ユニークなお話で、会場全体があたたまったように感じました。
そして、もっと北九州のことを知りたいと、ますます興味がわいてきました。(まずは、「ダイナマイトどんどん」みなきゃ・・・と個人的に思っています。今更。)

「雲のうえ」のつながりがあっての、今回のイベント。いろいろな方にもご協力いただきまして、本当に感謝です。
お忙しい中トークを引き受けてくださった中村さん、南陀楼さん、本当にありがとうございました。そして、ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

「雲のうえのしたで」、今後ともどうぞよろしくお願いします。

(よしい)



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