2005-03-23

寝坊とあいにくの大雪により会場到着が遅れる．企業セミナー以外のイベント〜業界対策セミナー〜に参加できず．

・日清食品
国内カップヌードル業界シェアNo.1で満足などちっともしていない．社内にマーケティンググループを設けて競争意識のもと商品開発しているそうだ．だからこそ消費者に対して自信をもって商品をアピールできるのだろう．人事のオカムラ氏がカップヌードルは日清しか食べないという気持ちにも繋がってくるのだろうか．
人材を人財として捉えるところは他の会社にもあるが，評価に自己申告制度を用いているところ，会社目標・グループ目標・個人目標を持たせモチベーションの向上や個々人の質の重視・向上を目指す人事制度は一流企業である日清食品ならではといえるだろう．
「打倒・カップヌードル」「現状や過去に満足しない，負けず嫌い募集」とは歯切れの良いフレーズである．
これだけの自信は僕の性格からして出せそうにないと云ってしまえばそれまでだが，この説明を受けて得た感銘を大事にしていこう．

・NTTデータテクノロジ
講演の合間に行ってみたのだが10分そこらの説明では何がなんだかわからず，どこから突っ込めばいいのか悩んでいるうちに終了．これでははなからウェブでデータを集めた方が早く，時間の無駄に思えた．この調子で他のブースもやっているのかと思うと行く気が萎えてしまって結局ブースはここでおしまい．しかし後になってこの後悔はなんだ．

・松下電工
日清のオカムラさんとはまた変わったペースで穏やかに進んでいったこと，疲れてきたことが重なって印象に薄い．
はじめに，「いろんなことにびっくり(発見・反応)してみよう」と仰っていた．
「現実の仕事を前もって見せ，実体を知る」．そして渦の中心になって企画・実行できる人．自分なりの解釈・発想のできる人を求めているそうだ．松下さんは「やろうと思えばなんでもできる」環境にある．それを生かさなければならない．

・JICA
学校に戻ったら官公庁系のセミナーしかなかったのでここを選んでみる．
青年海外協力隊や緊急援助隊とJICAは違うんだ，と知った．
JICAの社員は大半が日本の社屋の中で勤めている．2〜3年で部署を転換，3回に1度くらいは海外の拠点に配属されるそうだ．だから英語力は必須．社内研修制度があることもあってか，「強くは求めない」とは云うもののTOEIC500点は最低レベルという感じだ．
JICAは中の人によれば「他の機関と連携・調整する，みんなで何かを作っていく」もので，相手の状況を理解して何が最前かを見いだす能力が求められるようだ．田中さんが別の機会で聞いた言葉「状況に応じて柔軟にスイッチを切り替えられるのが国際人」がJICAにも当てはまるそうだ．
中の人は加えて，就活のアドバイスもしてくれた．ケセラセラの精神(100％は求めない，悩んでくよくよしない)，やりたいという気持ちがあれば後で何をするかを決めても良いと思う．とのことだが「できる人のアドバイス」だなあ，と違和感(手の届かない感じ)を覚える．

kunawの日記

毎日就職EXPO札幌

博物館生物系準備室ネットワーク設定

係分担について