KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

今週のお題「2011年、夏の思い出」
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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は続伸。前日の海外市場はギリシャの大手2行の合併により、ユーロ不安が和らぐとの見方から欧州、特にドイツDAXが2%を超える上昇。アメリカもハリケーン「アイリーン」の被害が想定を下回ったこと、また7月の個人消費支出が大幅な伸びを示したことでVIX指数は急降下。金相場も落ち着きが確認されました。

それを受けた日本株にも朝方から買いが先行。為替がほとんど円高水準から動かない中でも、そのままスルスルと9000円を目指す動きになりました。背景には8月相場急落に対するドレッシング買いもあった模様。

ただ先物では9000円という達成感もあって、その後は上値の重い展開に。その後は売りが続き、結局現物ベースでは9000円を付けることがありませんでした。

投資判断は「やや買い」。今週に入ってからも色々ありましたが、結局商いは膨らまず、値上がり率上位は1部も新興も低位株ばかり。レオパレス21(8848)やルック(8036)というところの上昇率が目立っています。

この辺りは何も今年に限ったことではなく、例年通りの夏枯れ相場の特徴で、9月のメジャーSQ前くらいまで続きます。毎年「今年こそは色々あったからそうはならない」と思っても、結局相場が閑散として低位株が活況となるものです。

明日は本日のドレッシング買いの反動もあって、安くなるのではないかと見ています。テクニカル的には指数も個別株も下落してくる25日線と8/16の戻り高値が上値を抑える展開になりそうで、どうしても9000円水準の上値の重さは引き続き意識されます。海外に余程頑張って貰わないと、未だ続く外国人売りに対して需給の好転は難しいでしょう。

ただそれはあくまで一時的な揺り戻しで、基調は引き続き日米共に下値切り上げの上昇が継続していくものと見ています。なので今週は下値も8800円程度までと見ています。

ところでここにきて増資が相次いでいます。本日は日本冶金工業(5480)が実に42年ぶりの公募増資を発表したことを嫌気して下落率トップ。また本日引け後には太平洋セメント(5233)と日本カーバイド(4064)がそれぞれ発表しています。

それぞれ設備投資に充てるということですが、正直これだけの株安時期にもかかわらず実施してくるところに違和感を感じます。経営陣はあまり株価に関心がないのでしょうか。投資家にしてみれば泣き面に蜂というところでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。マザーズでは新政権誕生に絡んで新エネルギー関連株が買われ、指数を押し上げました。昨日は13ポイント高とここ最近で最も高い上げ幅に。それにしてもこの辺りのテーマも飽きずによく続きますね。

東証1部銘柄がようやく落ち着いてきたので、そろそろ新興市場は買いに向かっても良い雰囲気ができてきました。アメリカ株高になっても為替がなかなか円安反転せず、業を煮やして新興株を買ってくる投資家も多い様子。来週のメジャーSQ通過くらいまでは、新興株の方に妙味があるのかなと思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反発。海外市場の落ち着きから、メガバンクを始めとする金融、証券株の上昇が目立ちました。

ところで全く余談ですが、あおぞら銀行(8304)がオーストラリアの銀行による買収報道で連日大きく値を上げています。この円高で日本が海外企業を買収することがあっても、海外から買収されることはあまり考えていなかったので、ちょっとビックリですね。

さすが資源国ということでオーストラリアは強いですが、邦銀を買収することの旨味を外国人はピンと感じているようです。ならば、日本の投資家はもっと邦銀に対する評価を前向きに持つべきではないでしょうか。海外の金融機関に比べると、その強さは相対的にも強まっていると思います。

GCAサヴィアンG(2174)は小動き。土曜の日経にまた「8月のM&Aが円高によって前年比3.7倍」と出ましたが、最近はあまり反応しなくなってきました。何と言っても株式市場の需給状態が宜しくなく、本日も少し上がってはまとまった売り、少し上がってはまとまった売り、を繰り返していました。

ただ前回も書いたようにM&Aは国策ですから、為替水準が高止まりしている昨今で、件数の高止まりも継続しそうです。株価水準も10万円前後をウロウロしていますから、そろそろ良い頃合いと見る投資家も増えてくるのではないでしょうか。

ジャックス(8584)は続伸。終値ベースでは震災後高値を更新して、順調に値を伸ばしています。本日は金融株全般に安心感が拡がる中で、その他金融株にも安心感が。特に同社は株式の需給面でも好需給が続いていますから、何とか今週中に目標株価280円達成といきたいところ。


【注目銘柄】
月島機械(6332)は大幅続伸。こちらは本日の日経産業新聞一面で「中国で、下水処理の汚泥を燃料化する事業を始める」とあったので、朝の有料メルマガで参考銘柄として配信。

下水施設の整備と燃料不足を解消する一挙両得の事業で、これで売上を2年後に20億〜40億くらい稼げれば、とのことでしたので業績に対する影響度は限定的としても、ちょっと投資家をくすぐる材料と思いました。

635円で寄り付いた後は高値666円まであり5%近い上昇。8/5の下落で開けた窓をきちんと埋めて、その後も高値圏を維持し陽線を付けました。まあこれに関してはあくまで一過性の材料なので買いは長続きしないと思いますが、今の相場自体があまりトレンドの長続きするものではありませんから、局地的に売り買いを重ねていくのも悪くない作戦と思います。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。