タミフル耐性の新型インフルエンザ確認 国内で19例目

タミフル耐性の新型インフルエンザは、国内で確認されただけで19例になった。

タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザは、タミフル使用大国・日本で変異したんだろうと思う。



タミフル耐性インフルエンザの脅威

12月7日時点で19例目なので、今すぐ脅威に発展するとは思いませんが、来年あたりタミフルが効かないインフルエンザが蔓延しそうな気がします。

日本では、インフルエンザの治療=タミフルというイメージがあるし、医師だってそのように対応していると思う。

しかし、来年辺りからは、タミフル耐性インフルエンザか、タミフルが効くインフルエンザなのか検査して処方するようになるだろう。

弱毒性で、殆どの人が重篤化せずに回復する新型インフルエンザですが、タミフルが効かないとなると少し不安ですね。

というのも、吸引式のリレンザは上手に吸引できるかどうか不安なのです。

特に乳幼児の場合、吸引は難しいと思う。



不活化ワクチンの効き目

日本で使用される予防接種のワクチンは、不活化ワクチンなので、効果は長続きしないと考えられています。

予防接種の効き目が1年持つのか2年持つのか判らないけれども、毎年のように予防接種を受けるというのも困難な気がします。


海外の生ワクチンだったら効果は長持ちすると考えられていますが、副作用のリスクは高くなるんだし、痛し痒しって感じですよね。



リレンザの備蓄

その上タミフルが効かないとなると、リレンザの依存率は高まる訳です。

来年あたりは、リレンザを大量にストックしておく必要がありそうですね。

また、乳幼児用に吸引式じゃない特効薬の認可が必要なのではないかと思います。