kurakenyaのつれづれ日記

2014-12-22 アメリカは崩壊しない!

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)




この本は すでに著名な左翼ジャーナリストと呼べる堤未果さんの,最新作です.


アメリカでは,貧困者が医療を受けることはできず,高度医療には保険適応されない反面,安楽死のための薬剤には保険が効くという「矛盾」をスルドクルポし,問題だと指摘しています


それがしかし,本当に何かの問題たりえるのか??


これまでもそうであったように,これからも無限に高度特殊医療技術は発達していくはずだ.すべての人が,所得にかかわらず best の医療を受けることが可能な社会が本当に望ましいのか?? ボクは70過ぎたら,あとはできるだけ苦痛がないようにしてくれれば,さらなる高度医療を「他人負担で」受けたいとは思わない. 


それでも,そうしたマンパワー必要医療を受けたいというのであれば,その対価を「自分で」支払う必要があるはずだろう.堤さんが暗黙のうちに前提としているように,ヌルく「他人の金で」自分の命を延命することを願うというのは,自分勝手極まりない = 強盗に近い主張だ.


そんなに自分延命大事なら,なぜ若い時代にDisneyland に行ったのか? あるいはパチンコに行ったのか? あるいは その他の娯楽に興じたのか??


つまるところ,人間長生きするために生きているのではなくて,人生をその人なりの有意義時間として過ごすために生きているのだ. その結果として,最先端医療を受けるだけの資産が残さなかったことを,他人のせいにすることはできない.それは,明らかな道徳的な退廃だ.


今後,ますます高度な最先端医療進歩するだろう.どうして他人のカネで自分延命を願うことが道徳的肯定されるのか?? 遅くとも80歳(男性)という平均年齢を超えたら,延命よりも苦痛の除去に保険を割くべきだという考えのどこが奇妙だというのか?  人の命の長さ,それ自体には無限価値などない.その実在的なあり方は,その人なりの価値観にしたがって決められるべきなのだ



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