kurakenyaのつれづれ日記

2016-10-23 18歳から考える経済と社会の見方

18歳から考える経済と社会の見方

18歳から考える経済と社会の見方


えーと,懇意の皆さん,こんにちは


ついに今年書いていた経済学についての,できるだけ読みやすい入門書「18歳から考える経済社会見方」が発売されました!!  いや〜〜 苦労したなあ. もちろん内容が難しいとかのために苦労したということがあるはずもないのですが,経済学的な物の見方を紹介するという単純なミッションが,文章力のない僕には,呻吟することしきりだったのです.


去年,オーストリア学派代表する一人,スペインのウエルタ・デ・ソトによる「通貨銀行信用・経済循環」を翻訳しました.その縁があって,昨年の終わりからこうした入門書を書こうということになって,この前の9月までほとんど全力投球しました.まあ大学教員なんて,学術研究でもするか,あるいはこうした教育活動をするかしかないので,別に時間をかけたことが何だと言うほどでもないですが,,,


で,形式としては基本的大学講義の形に合わせて,10講+インターリュードの3講,ということで13週間で終わるように13章で書いてみました.授業でも使えるし,読書にもちょうど良いだろうと思ったわけです,ハイ. 


うーん,でも実際にこの内容は,本当に大学入学した18歳向けの「入門経済学」で扱うにしては,あまりに稠密か... 現実的には,1章90分ではもっと重要メッセージしか話せなさそうです.


せっかくなので,各章の主題をこれから何回かに渡って書いていくつもりです.おそらくリバタリアンには物足りなく,しかし通常の経済学者ケインズ主義者か?)には,あまりに市場主義臭い,という中途半端に感じることでしょうね.まあ学術書ではないので,仕方がないところです.


で,内容については,これから追々書いていくことにします.


帯に松岡正剛さんからの推薦文,「諸君カンケーのない社会経済もありません」というものをもらいました.これは結構ありがたい話です.僕には松岡さんのような素晴らしい文章はまったく書けないのですが,彼の「18歳から考える国家と「私」の行方」という本が去年,2015年に出ています.下に紹介しておきます


この本の中での,できるだけ古今東西歴史的現代的な事例を取り扱うことで,楽しい話題提供するという点を参考にして,できるだけそうした方向で書いてみたのです.読者にとって,そうした試みがうまく行っていれば良いのですが,,,


というわけで,理屈ばかりというよりは,シニョリッジについての古代ローマ江戸時代の改鋳の話や,さらに有名な江戸時代の「勤勉革命」の話,あるいはポメランツの「大分岐」などの話を入れて,読み物として楽しいものを目指してみたというわけです.もちろんアダム・スミスリカードへの準拠などのところは,典型的経済学踏襲しているのですが,そうした教科書然として内容だけでなく,もう少し広がったところを扱えたかなと思っています


それで,表紙もけっこう「ゲッティイメージ」という感じで,見栄えのする新しいものになりました.僕もとても気に入っています


それでは,次回からは13講義の内容を簡単に書いていこうと思っていますので,よろしくお願いします.あ,待てよ,序章もあるので,まずは序章からですか. ともかく よろしく.



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