くらのすけの映画日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

日記ロゴ 「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。
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2018-07-17 映画感想「藍色夏恋」「ジュラシック・ワールド 炎の王国」 このエントリーを含むブックマーク

kurawan2018-07-17

藍色夏恋

とっても素敵な青春ラブストーリー出会いました。ここまで清しいほどにピュアで切ないほどに純粋な物語に出会うと心が洗われてしまいますね。校舎の落書き、夜のプールクラブ大会自転車通学、浜辺の花火、体育の先生への想い、夏の海、誰もがどこかの記憶にある青春一場面を配置しながら語られる爽やかそのものストーリー展開は、もうファンタジーという他ないですね。監督はイー・ツーイェン。

女子高生のモン・クーロウと友達のリン・ユエチャンが校庭の隅で話しているシーンから映画が始まる。ユエチャンは同級生で水泳部のチャン・シーハオが好きだという。そして、いろんな角度から彼を見せるユエチャン。しかしユエチャンは内気で、友達のクーロウに彼に彼女がいるのか、自分のことをどう思うのか聞いて欲しいと頼む。

断ったクーロウだが、さりげなくシーハオに近づくうちにシーハオもクーロウが気になり始める。しかも、ユエチャンはシーハオにラブレターを書き、それをクーロウに渡すように頼むのだが、なんと差出人がクーロウになっていて、シーハオはユエチャンの代理だと言い張るクーロウに、ユエチャンなどいないのだろうと詰め寄る。

そしていつの間にか二人はどこか親しくなるが、ある夜、プールサイドで、クーロウは、自分女性が好きで、実はユエチャンが好きなのだと告白する。軽くキスまでしたクーロウに戸惑いを隠せないシーハオ。女性が好きだとクーロウは言うのだが、果たして友情からくるものかどうかは非常に曖昧に描いている。思春期の憧れ的な空気感も漂う展開も本当に素敵です。

一方、クーロウも自分がどうしようもなくなり、体育の先生に近づいてキスしたいかなどと気のある振りを見せたりする。そしてとうとうユエチャンに好きだと告白するが、戸惑ってしまうユエチャン。

そして間も無くしてユエチャンに頼まれたクーロウはシーハオに直接引き合わせ、シーハオとユエチャンは1日だけデートをするが、帰り際のユエチャンの告白にシーハオはごめんと答える。

シーハオが好きで、シーハオの持ち物を集めていたユエチャンは、それらを捨てるのだが、ボールペンだけ再度拾う。インクがなくなるまで好きな人ペン名前を書き続けたら思いが叶うと信じ、書き続けていたが、途中から木村拓哉と書く下りがとっても女子高生らしくてユーモア満点の脚本である

シーハオは水泳の大会出場がありその試合にクーロウを誘うがクーロウは行かない。教室時間を潰し、終わる頃に帰り道で会う。シーハオはクーロウに、これから一年後、三年後、五年後、もし男を好きになれるようになったら俺に絶対声をかけろといって自転車で去っていく。このラストが最高に素敵。

こんな綺麗な思春期青春ラブストーリーがあるんやと引き込まれてしまいました。いい映画です。心に残る映画でした。

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ジュラシック・ワールド 炎の王国

前作は怪獣映画としての楽しさで終始したが、今回はやや哲学的ラストを用意した面白さで、なかなか見ごたえがありました。ストーリーワンパターンながら、ここまでやって閉めるかと言う感じです。監督J・A・バヨナ

前作で恐竜たちの暴走で無人となったイスラ・ヌブラル島が火山の爆発で崩壊するらしいと予測される。そこで、自然位任せで恐竜たちを見殺しにするか、救出するかの議論をしている場面から映画がはじまる。

一旦は公には救出しないことが決定されたが、このパークで巨大資本を蓄えたロックウッド財団が、かつてラプトルを手なずけたオーウェンと恐竜保護団体のクレアにその救出を依頼する。しかし真の目的は遺伝子改良で新たに作り出した恐竜を最強にするためオーウェンが手なづけたブルーの血液だった。そして一方で恐竜を売って巨額の資金を手に入れようとするロックウッド家のミルズの思惑もあった。

と言う展開で、ロックウッド家に集まった恐竜たちのオークションシーンから、それらを阻止しようとするオーウェンたちの行動から、戦闘をするうちに、檻の周辺にシアンガスが充満し始め、恐竜たちを逃がしてしまうかどうかの決断の末、解放して、恐竜と人間共存の時代が幕を開けて映画が終わる。

ええ?そんなラストでいいの?というエンディングで、この先は人類の滅亡なのではないかとさえ思ってしまうが、ちょっと哲学的ラストと言えなくもない。

かい人物描写は雑ではあるものの、どこか人類への警告的な展開がちょっとハードSFを感じさせる。本来のマイケル・クライトンのテーマがこれなんじゃないかと納得してしまいそうなラストで楽しめました。