本感想2

読んだ本の感想の書き溜め
短い補足無し

イデアの作り方
あっそう
全ての思考系自己啓発方法序説に通ず?

りんごの木 H☆☆ K☆☆☆
いや面白かった 超古典的な何かを見た感じがした ラストも良かった
アシャーストは(罵倒)ですね 異論の余地がない けどガキだしこんなものなのだろう

続・影響力の法則
まあこの年だからわからないということもあるんだろうな
前篇はもうちょっと参考になったと思うんだけど

カラフル H☆☆☆ K☆☆☆☆
かなり面白かった ちょっと描写が甘いのを除けばこういう生まれ変わり物の古典にもなりうると思った
どんでん返しもしっかり決まってたし(まあ絵を描く描写が「思い出すように」だったという不備のせいかもしれないけど)(でもそれはそれで別に不備ってわけじゃないか)

フェッセンデンの宇宙 H☆☆☆ K☆☆☆
面白かったと言えばいいのだろうか、どこかで見たようなものの繰り返しだったのだけれど(そもそも表題作からしてそうだし)
まあそれはそれだけこの人がSF業界に影響を与えたということなんだろう
夢見る物の世界の黄金の翼ちゃんはある程度かわいかったけど、なんだか途中からなんかサイコになってしまった 意味不明すぎてヤバい

隣の家の少女 H☆☆☆☆ K☆☆
女とガキしか犯してないしそれも女の嫉妬って感じで怖くもなんともないんですよね……岸田さんが乱入したら五秒くらいで全員死ぬ
でもI fuck.fuck me.は興奮した

黒パン俘虜記 H☆☆☆☆ K☆☆
面白かったけど想像を超えるような悲惨な生活じゃなくて安心した

人間の証明 H☆☆ K☆☆☆☆
超面白かった 本格ミステリじゃないだろうけど(自供で犯人がわかるし)探偵小説って感じだった ハンティング小説のほうが正しいか
二つが交差するのなんかもう最高
どうでもいいけどクー・クラックス・クランは日本人に教えを請うべきな気がした

地獄 H☆☆ K☆☆
長い
エロくない

ロリータ H☆☆☆☆☆ K☆☆☆
手をだしたらだめだろ
ロリータが結婚したところは絶望感がやばかったというか、すっげえ感情移入を誘発するすっげえ文章だった それは認める
ロリコンの愛読書とはとても言えないのじゃないか

風の十二方位 H☆☆☆☆ K☆☆☆☆
大筋がある程度面白い上に、ところどころきっちり詩情を誘うような表現もあって、流石に大ベストセララーは格が違うなと感心したがどこもおかしくはない
中でもthingsは最高だった リフさん18歳! 絵を書きたい絵を
あとなんちゃらを出た人たちっていうアレが面白かった

チリンの鈴 H☆☆☆ K☆☆☆
チリンかっこ良すぎるイェニチェリか
エスタンな感じが書きたいって本人が言ってたけど、それにしたってどうしてこの登場人物でここまでハードボイルドにできるのか……
どうでもいいけどやなせたかしは(褒め言葉としての差別禁止用語)

むかし僕が死んだ家 H☆☆ K☆☆☆☆
東野圭吾にしては一捻りがなかった
面白かったけど

東京ノート H☆☆☆☆☆ K☆☆☆
演劇……基本的にセリフで何かを表すわけで、ライトノベルみたいに直結的に文学ができるというか
ひょっとして演劇のほうが小説よりも文学なのではないだろうか(こういう考え方は意味不明だけど)

王妃マリーアントワネット H☆☆ K☆☆☆☆
マルグリットが可愛かったけど最後は小物も小物で残念だった
全体的にマリーアントワネットは屑な上ブレブレでよく意味がわからない
カリオストロかっこいい(完)

キリストの誕生
エスの生涯様に比べるといまいち微妙な感じだったけど、ポーロとペテロの辺りは面白かったな
一番の謎をぼかした商品はいかんでしょ
ユダヤ戦争の記述は大変興奮致しました

ペスト大流行
期待はずれだった

笑う月 H☆☆☆☆☆ K☆☆☆
自己犠牲の切れ味良すぎ 筋自体は(友人Aの名前)でもやりそうな感じだけど文章力と表現力の次元が違うせいで全く別物の作品にすらなってる
全体として随筆だか小説だかわかんないような感じがとられてるが、私小説ってそもそもこんなもんだっけ 極めて病的な存在ですね私小説というのは
あと阿波環状線えろかった

ユートピア H☆☆☆ K☆☆
当初の社会構成の中で意図を隠しながら社会批判するためとはいえ構成がつまらなくしている
しかしまあなんというかアレだな 社会主義大好きですね知識人は
裸の見せ合いはえろかった
あとサヴォイア人かっこいい

天地始之事
超面白かった
処女の行のところで爆笑

ゼラルダと人喰い鬼 H☆☆ K☆☆
人喰い鬼はロリコン(リアル話)
そもそもぬるいキャベツ冷たいじゃがいもと麦のおかゆだけで我慢しろ
しかしどういう経緯で紹介されたか知ったかだいたい想像付くのが嫌だ

千里眼完全版 H☆ K☆☆
上の人間の馬鹿さ加減が酷いんだけど、これで改訂でリアリティが増えた方って言うんだからやばいですね
「完全無欠のヒロイン」という言葉へは、まあ、単独主人公ならこうするしかないやろなという話
滑稽なんですよねこのレベルの人間が何かに迷ったりするのが
ダブル主人公システムは間違ってない

マーケットの魔術師
わりとなんというか共通していて面白かった
この分量なら作者の自己主張も気にはならないんだなと思った
それどころかむしろ充分全体の雰囲気を底上げしている

ローム襲撃 H☆☆☆ K☆☆☆
冬のマーケット→ドッグファイト→クローム襲撃の流れはヤバいと思った 悪くない実に悪くない
あとは日本好きなんだなーと思うとちょっと好感度上がるが ニューロマンサーを見てみないとわかんないけど同じ作家の本を二つ読む気がねえ

今夜全てのバーで H☆☆☆ K☆☆☆☆☆
面白かった
登場人物のレポートってマジでバラしてる感があってやばいですね
小説なりに登場人物が濃くて、それなりに取材もされてて(取材というべきなのかわからんけど)、かなり構成とかもすっごいレベル嵩くてよかった さやかちゃんは可愛い

檸檬 H☆☆ K☆☆☆
これが文学史上級の傑作なのか……困惑

貴族の階段 H☆☆☆ K☆☆
萌えか……?萌えか……
なんというかやめようよそういうふうに適当にセックスの陰謀を描く道具に使うんは といいつつ節子のキャラが嫌いではない
氷見子はかなり魅力的だと思った お姉さま系ヘタレの魁か いやヘタレっていうのはちょっと違うけど他に形容が思いつかない 主人公らしいというかなんというか
全体的に文学ではあったしまあ女の子も出てきたし満足かな

虚人たち H☆☆☆☆ K☆☆
HAINは筒井の後釜だったんだなあとなんとなくわかった
面白かったは面白かったけどやっぱりそういうことになってしまうんだね
エンタメを作る気が全くねえ ここがお前の限界だ、筒井――――!!
ちなみに読みにくい文体は読者に登場人物と同じ苦痛を味わわせるのが狙いらしいが俺の読書スピードの前では塵芥同然だった
ペニス部長良い人でした

海の上のピアニスト H☆☆ K☆
お、おう……
へえ、そうなんだ。

コンスタンティノープルの陥落 H☆ K☆☆
お、おう……
塩野七生とか言う(罵倒)の本は二度と買いません!なんでこんなにつまらなくなるのか
やっぱり一冊でもつまらないと思ったことがある人の本は二度と買わんべきやな

元禄御畳奉行の日記
お、おう……まあ史料として楽しむだけなのかな

原因と結果の法則

シナン H☆☆☆☆ K☆☆☆
面白かった、ように見せかけてそう面白くもなかった気がする
面白みってのは要は婆さんが友達の後妻であることなんだろうけども、うーん……面白いってなんだろう 正直読んでる途中はむちゃくちゃ楽しくてしかたなかったが
この文体はすごいと思った

蒼き狼 H☆☆☆ K☆☆☆☆☆
超面白かった
淡々としてて叙事詩みたいな感じなんだけど、ジュチとのやりとりは普通に小説的で感動的だった
俺も狼と鹿の子がいいです!

エロマンガ・スタディーズ
大変興奮いたしました

夜と霧 新 H☆☆☆☆ K☆☆
まあ面白かったけど得るところがあったかといえば微妙だな 知ってた
あとあとがき読まなきゃよかった どうやらそれなりの改定がなされていたようだ こういうのは原書を読まなきゃ意味が無いんだよなあ
まあどうでもいいか……知らんところで誰が死のうと知ったこっちゃないし

二十歳の原点 H☆☆ K☆☆☆
「そして親として平凡なコースに戻らせるべくアドバイス(コントロール?)はできなかったものか」
何だコイツ 超やべえな恥さらしとか言うレベルではない そもそも人の日記を勝手に出版するなよ (放送禁止用語)かこいつまじで なんだこいつ……
本文を言えばなんというか随分幼稚な日記だなあとしか思えなかったんだけれど、時代が時代ですしね あとは思考障害が見えてきてますね後半 お前がいま感じている感情は云々
あとは(友人B)にそっくりと思った瞬間少し笑った

敦煌 H☆☆☆ K☆
なにこれ?作文?まあ蒼き狼と同じ血脈は感じたけど

三大陸周遊記 H☆☆ K☆☆☆
アッラー祭り

アエネーイス H☆☆☆ K☆☆
かっこいいですねー
流し読みだからいずれじっくり読みたいけど、他の似たような叙事詩も合わせて三つくらいを全部流し読みしてから、一番楽しかったやつを熟読にするべきな気がする
すっげえ負担かかる
あとはこれちゃんと物語に書き直してほしい

ハーバード流交渉術
いい本だと思う
人類のためになると思う

誰のためのデザイン?
こういう本って第一印象のウンタラカンタラみたいにおっさんのくそ愚痴になる感じがあるんだな知らなかった
もっともこの本はしっかりくそ愚痴的内容も含みながらもためになったような気が……しないでも……あるようなないような……
なんというか……お、おう、って感じの内容というか、時代の変化なのかなあ、そんなん当たり前じゃん、って感じの……本として纏めるのが難しいというのはわかるんだけど
読む価値あるかというのが……違うな、読んだ価値があるのかというのが……誰のためのデザインの話が出る度に「適当に読まずに薦めてやがるなこいつ」と判断できる以外で
とりあえず芸術的デザイナと実用的デザイナの呼称を分けるべきだと思いました

論理トレーニング101題
うん面白かった
ただ問題数が全分野でもう1題ずつ欲しかったなあ ああなるほどなーってところで終わっちゃったから、使いこなせるか見たかった
いい本だった 娯楽以上のものになるかはちっとわからねーけれども

七回死んだ男 H☆☆☆ K☆☆☆☆☆
友里さんが素敵
「心に決めた人がいるんです」ってところでてっきりこの人もループ持ちなのかと思ったけど違った 惜しかったなエロゲー的発想だった
足りないって言おうとしたけど必要十分かな これだけ頭いい女の人だったら充分すぎる気がする
鶴とかもあわせてすごく構造が美しいんですよね 主人公が何もしなかったら友里さんとらぶらぶ結婚で大団円か?違った?違う違うというのが違ったつまりらぶらぶ結婚という素晴らしいわけわからんもうわけわからん
後は文体が面白い まあ正直わりと読みづらいけれど んで裏側見たらミステリじゃなくてパズルって書いてありますね きたない 本人はミステリのつもりっぽいが

アクロイド殺し H☆☆☆☆ K☆☆☆
面白かった ただ探偵小説として面白かったのであって推理小説として面白かったかというとちょっと
推理小説界においてネタバレを越える重罪があるだろうか?そし誰は知らないから楽しみに読もうと思った
あとここまで個人の情報を欠落させてると叙述トリックとして価値があんまりあるのかわからないと思うんだが そういう文体で片付くのかもしれないが
ただまあ知った状態で読み終わってしまった時点であんまりもう意味がねーというか言ってもしゃーないというか残念だなあ 推理小説においてネタバレを越える重罪があるだろうか?

ジェーンイール H☆☆ K☆☆☆
面白かった!途中までは笑いながら読んでたが、求婚をやり直すところは実はグッと来た
もう二度と洋書なんて読まんぞおれは

そして誰もいなくなった H☆☆ K☆☆☆☆
簡潔で好ましいエンターテイメントと感じた
意外とそれぞれのキャラクターも立ってるんですよね
まあ糸でトリガーひいて自殺の情景がちょっと間抜けなのがアレだと思ったけど でもユナナンシーさんは自己顕示欲が消せなかったんですね

痴人の愛 H☆☆☆☆ K☆☆☆
なんだこれは
ナオミのキャラが中途半端なんですけどちょっとアレですね かなり病的にいろいろと伝わってくるものはあった その中途半端さも人間味(実在可能性)を残すためと思えば許せる
(最後でイっちゃった主人公に対する反応とか、外人相手だと急にビビリ始めるとことか)
基本的にこの時代の感覚が大変よくつかめて面白かった

寝ながら学べる構造主義
面白かった
作者の主義も好き
良本

地震・プレート・陸と海
リソスフェアとアセノスフェアがいかに革命的だったかの本だった気がする

世界史
一冊の本でまとめてわかるというのはいいと思うけど講義系の受験参考書と何が違うんだろう
テーマ性はあった
あとは日本の記述ばっかりを追い求めてしまうのはやっぱりいただけないこういうのは楽しい
広く読まれている意味はあんまりよくわからなかった 記述する必要量の多さの違いなんだろうけど三章までと比べて四章の完成度が劣るような感じが

デカルトの密室 H☆☆☆☆ K☆☆
(友人Aの名前)のアレと様々な要素要素がそっくりで笑った
肝心の作品についてはいまいちというかこういう系のものをつくる時についてまわるのが「ああやっぱそこ落ち着くんだね」って感覚だと思うんですけど何とかした方がいいですね
めりくりとか
衒学はすごく高度だったので面白かったです
ミステリではない

現代思想の源流
ごめん、はっきり言って流し読みした
古典的哲学が当然の教養のように扱われているので特にフッサールあたりがかなりエグかった
序章

パンドラの匣 H☆☆ K☆☆☆
面白かった
グリフィス永久死刑囚 かとおもいきや無実だったのかそりゃかわいそう 永久無期懲役囚くらいが妥当だろうか
ところでカウフマンが主人公とは思わなかった 今年最大の叙述トリックだったわ

東方見聞録
適当な奇跡譚とか混ぜるから信用されないんじゃないですかねえ…(当時のヨーロッパ人の見識の狭さについてはわかっているつもりだけど)
フビライ・ハンのプロテクトパンダ
劣化三大陸周遊記

いま、なぜ民族か
かなりすごい本だと思うしかなりの示唆が混じっていると思ったし、読んでいて幾つかの素敵なきらめきをもらった本なんだが
あえてひとつで感想してしまうと日本という国がどれだけ幸運であるかというのが もう神だね日本は まじ楽ちんすぎ どんだけイージーモードだよ
アイヌさん達には申し訳ないが

名作古典五十専
面白かったですいろいろと

海の世界史
謎の下ネタ つまらなくはなかったけどオススメされるような本か?
レベル高い本は読んでてあ、知識が自然と入ってんなって感触があるのにそれもなかったし

kinoko
師匠かっこ良すぎ
ヒロイン全員と戦うことになるというのはとても面白かった
BGMも安っぽい音源のくせに異常にクオリティが高い というかstarlikeのときよりもレベル高くないか
きよぎくとかカンナとかの日常曲のアレンジというのが凄くカッコいいです…… フレーズの使い回しというのは作る側としては楽な上に演出効果がむちゃくちゃ高いんですねぇ
師匠かっこ良すぎ もう少し助ける方法を考えても良かったような気がしたけど(ボソッ)
形而上的ツンデレって作者は姫路のことを言ってたけど、要は痛みを抱えている戦士だってことが大事なんですね
そして痛みも強さも世界観レベルで人類最強というのがすごい 世界観レベルでというのが大事
何というかもう酷いゲームだ kinoko2も全てあの慟哭の布石にすぎない 姫路のためにあるようなゲームだ 人気でない訳がない クソッタレだ

Seraphic blue
マジで50時間かかって笑った まあRPGとしては短いほうか
そして序盤やり直したら猛烈な量の伏線で笑った これちゃんと全部記憶があるうちにやってたら面白かっただろうなあ……
真相の開示のタイミングとかがかなり綺麗だ……と推測しかできないんだけど ああそっかー、ドリスが出てきた時点で、あ!ドリスだ!ってならなきゃならなかったんだなー……はあ
開示のタイミングが綺麗と言うよりは、謎を謎のままできっちりと謎のままああ謎なんだなと思わせてそれを続かせることに長けているというかな 
アールピージーは時間のあるときに一気にやるものだ それは間違いない 忙しい時にやってはならない 絶対にだ
ヴィルジニー姐さんかっこいい フッ……人の下界もなかなか腐ってるな…… とか ジークベルト一喝とか 性能も強いし 雑魚一掃は惚れる ヴィルジニー姐さん処女美人
演出について、フリーゲーム界隈にかなりの影響を与えている bluewingとか特に とりあえずその意味でやって損はなかったような気がする
ゲームシステムも面白いし、最終盤は結局耐性ゲーになってしまったけれど、それだってこのゲームが元祖である可能性が否定出来ない Data見れると詰めが面白かったなあ
ストーリーは、まあ……まあ面白かった プレイの仕方にもよってると思うけど、なんだかんだグラウンドがホームグラウンドっぽくなっていて、(黒幕の男の名前)が黒幕でもふーんだった
もう少しグラウンドを短くまとめるとかがアレだったかもしれないし、(黒幕の男の名前)をもうちょっと喋らせるべきだったんじゃないかとか思うが
全体としては完全にまとまっている まとまりすぎているくらいに
場面場面の連続したドラマをRPGといえるのかというのは言えると思う なぜならRPGとは探索のゲームでは本来ないはずだから 主人公が喋れないRPGのほうがイカれてる
ただこういうゲームの問題として、適切な場面で適切に難易度を上げる=良い感じのシーンで、初見死覚悟の突入が生じるor即inavches... ということが言える
何とかしてほしい