2010-04-08
■[日常]悪いお見舞い 
父の入院生活も早いもので45日目。
術後せん妄で妄想の虜になっていた父であったが、先週末頃から意識がはっきりしてきた。ここ数日は体力も回復し、売店まで自力歩行して主食である「亀田製菓おばあちゃんのぽたぽた焼」を買い食いするまでになった。
テレビも観る気になってきたので、昨日は紀伊國屋書店で「大岡越前第3部DVD-BOX」を買って持って行った。
「大岡越前第3部DVD-BOX」はネットオークションで売り払った経験があり、新たに購入することには抵抗があったのだが、ここで新たな刺激を与えることが父の回復には不可欠であると判断したのである。呆け防止と思えば安いものだ。
発熱で手術日が15日遅れ、入院生活が年度末、年度始の繁忙期にまで及ぶという予定外の事態で、毎日病院に通うのはそろそろ辛くなってきたが、あと10日もすれば退院できるはずなのでもうちょっと頑張ろうと思う。
さて、一月半も入院しているので、社交性のない父の病室にもごく稀に見舞客が現れる。
しかしながら、これがどういうわけか悪い見舞客なのである。
たとえば、母方の伯母は術後2日目にやって来た。手術が延期になっていることを知らなかったからだと思うのだが、親戚なのだから見舞っていい状態かどうか電話で確認してもいいだろうに。複数の管が挿入されて、朦朧としている姿なんて、近い親戚にも見せたくないっつーの。
父の従弟は、術後せん妄で普通じゃない状態の時にやって来た。当然、父は気づいちゃいない。テーブルの上にお見舞袋が載っていたから見舞ってくれたのがわかったのだが、母でさえ「もうちょっと落ち着くまで面会禁止」にしていた時期に来る非常識。歩いて1分未満の至近距離に住んでいるのだから、病院に行く前に一言聞けよ。
ご近所のYさんはクルミ入りの焼菓子持参。腸の術後で五分粥食べてるのにさ。
知人のAさんはアートフラワー持参。薔薇の鉢植え。鉢植えって・・・しかも水苔付き。
「生花じゃないから大丈夫」って、埃が溜まって不衛生じゃないかー。
というわけで、よかれと思ってしたことでも家族にとっては大迷惑。
皆さんもお見舞いに行く時は気をつけましょう。
