風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

Life on the Longboard

よく晴れて暑い日です。
義太夫さんは帰国されているようですが、
小栗くんはどうでしょう。まだイギリスの空の下?
さて「Life on the Longboard」のDVDが届いたので、見ました。
小栗くんは、確か「イズ・エー」の舞台挨拶の時に、焼けた肌をしていたので、
21歳頃でしょうか。普通のサーフィン好きな男の子を、
例によって、役のポジションをわきまえて、物語の雰囲気に溶け込んで、
楽しそうに演じていました。
「特典映像」に舞台挨拶が入ってなかったのが、残念でしたが、
そういえば、その舞台挨拶に遅刻して、新たにトークイベントへ出演に、
なったんでしたよね。忙しいときだったので、
またまた大変だなあって思ったのを覚えています。
では、ここからは映画の感想を。
ネタバレになりますので、読みたい方だけお願いします。















映画 Life on the Longboard     喜多一郎監督作品
                       出演 米倉一雄  大杉漣                
                           次女・優   大多月乃
                           憲太      小栗旬


南の島の空気がとてもよく伝わってくる、気持ち的にもあたたかくなる映画でした。
感動を押し付けるような感じではなくて、なんだかところどころ可笑しくて、
大杉さん演じる一雄は、不器用で、どこか滑稽な、
でも一所懸命な愛すべきキャラクターでした。
まるで、ドキュメンタリーのように、サーフィンを練習していくので、
頑張って!って思わず、力が入ってしまいます。
とくに、カメラマンが側にいて撮っている絵が、
波がこちらまで迫ってくようで、泳ぎが苦手な私は息苦しかったです(笑)。
風景がとても美しく、広がる青い空、雄大な紺色の海、真っ白なうねるような波しぶき。
映画館で見たら、綺麗だっただろうなあって思いました。
一雄はサーフィンに出会えて、本当によかったなあって思います。
南の島のその風、その空気、その住民たちが、
いろいろと絡まった糸をゆるやかにほどいていくような、そんな感じの映画でした。
その住民たちのひとりが、小栗くん演じる憲太で、
本当にそこに暮らす普通の男の子でした。
今までの役のように、何か重いものを背負っているのではなく、
サーフィン好きなそのへんの男の子?っていう感じ。
でもサーフボードに乗って、波と戯れる姿は、やっぱり格好いいですね!
ビールも美味しそうに飲むし、みんなと笑いながら、食事をしている場面などは、
そのままドキュメンタリーかと思うほど、自然で、事実、地元の人たちと、
仲良くなったんでしたよね。そんな雰囲気も伝わってくる、楽しそうな小栗くんでした。
笑顔も満載。私が好きなのは、乾杯の音頭を取ることになって、
思わず、出会ったばかりの(美人の)優さんへむけて、
「えーと、じゃあ・・・優ちゃんへ!」と、言うところ。可愛いですよ。
優さんと二人でいるところも、若くて格好いいサーファーな感じで素敵です。
前に小栗くんが、
「この映画のみどころは、ステキな漣さんの笑顔を見てもらえたら」って、
言っていましたが、当たり前ですが、大杉さんの映画ですね。
小栗くんは、いつものように、その雰囲気に溶け込んで、じゃまにならず、
海が好きなちょっぴりやんちゃなサーファーを、ナチュラルに演じていて好印象でした。