ハワイ古来の癒し 「ホ・オポノポノ」

■ハワイ古来の癒し 「ホ・オポノポノ」
読売新聞 2010/05/10
http://www.yomiuri.co.jp/
いわゆる精神世界系のヒーリング技法として、近年日本でも注目を集めているのがハワイ古来の「ホ・オポノポノ」。これを現代人向けにアレンジした技法の普及に取り組んでいる米国のイハレアカラ・ヒューレン氏(71)が新著『ウニヒピリ』の刊行にあわせて来日した。

 「ホ・オポノポノ」は本来「完璧な目標」といった意味。400年ほど前から、討議などを通じて様々な問題を解決する営みとして伝えられてきたとされ、20世紀に入ると、ひとりでできる一種の内観法に発展。ハワイ大助教授も務めた教育学博士のヒューレン氏は、その第一人者として日本を含む世界各地で講習を行うなどの活動を続けている。
 「ホ・オポノポノ」の人間観は実にユニーク。例えば「恨み」といった感情は、潜在意識の中の「過去に何かを恨んだ記憶」が〝再生〟されたもので、潜在意識に語りかけてその記憶を〝クリーニング(浄化)〟すれば、恨みの感情に悩まされることはなくなる、とする。

「記憶を空っぽにし、無になることで自由になる。それは仏陀の悟りにも通じるものなのです」。同時にその実践は、「自分の人生に責任をもつ」ことで周囲を変えていく力を持つという。平易な解説書の刊行を機に「より多くの日本人にホ・オポノポノを知ってもらえれば」と語る。

もっと詳しく知りたくなります。接心の一面にも似ています。