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くりこのフランスの目

2015-12-21

attendre attendre attendre...

憂鬱で長くて大切で必要な時間。


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夏からこれまで、これまで知らなくてこれから知らなければならない膨大な事に一気に出会った。

年末になりスピードは緩やかになったけれど、出会いのリピートは続いている。

芸術活動でそれなりに生きていくための具体的なコミュニケーション


それは徐々に、突然一気にやって来た。


大人の事情に自然に目を背けて、きっと今よりずっと怖いもの知らずだった自分自身の御陰で、社会の無言で分厚い壁から外に出れた気がする。


2年が3年になり、4年が6年になり、

始めたら止まらない回転の遠心力に必死に負けないでいたら、

そのループ自身に身を委ねられそうなギリギリのところに今いると思う。

地球の回転を感じないみたいに、そのループのスピートが自分のスピードに合えばいいと思う。


ここ一ヶ月くらい、外的要因で制作が進んでない。

憂鬱で長くて大切で必要な時間だ。

このタイミングだからこそもらえる時間だけれど、

このタイミングだからこそ想像以上に苦しい。


制作してないとこんなに苦しいのか。

はやく気が狂う程つくりたい。はやく。


つくっていないと、息が苦しくなる。

はやく気が狂う程、はやく。


きっとはじまったら、この時間が羨ましくなるだろう。

それ以前に、この環境が全部なくなることだってあり得るんだ。


頼りない藁を一気に百本くらいつかまないと、夢は自分のものにならない。

余裕がある領域というのは逃げ水に似ている。近づけばその分逃げてく。


年末のどことない年末感に浸りながら、これからの期待に向けて泥のように眠りたい。


待つ、待つ、待つ。

待つのってちょー苦手だ。

2015-09-02

Le sentiment d'ici.

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九月になりました。


暑い暑い日本の夏を経て、

フランスの秋がやって来た。


日差しは肌を突き刺すほど真っ直ぐなのに、

風は体を突き抜けるくらい冷たい。


明日から、参加する展覧会が始まる。いっぱい始まる。

ここまで来るのは随分不安があったけれど、

いざ明日にまで近づくと、台風の目に居るみたいに穏やかな状態だ。

きっと明後日から外側に向かって嵐になるだろうか。

突風が過ぎ去ったら、またひとり分の雲としてゆっくり漂っていたい。


一度の人生において、前例のない事が毎日やってくる。

前例のない事が、楽しい事でありますように。



ココロして、ココにいよう。

意識していないと、楽しい事はすぐ終わるから。

2015-05-11

Ma zone grise.

グレーとの付き合い方


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グレーゾーンという領域がある。

白黒はっきりさせる事は必要だったり、時にはそうでなかったりもする。

そうでなかった時に必要なのがグレーゾーン



最近ようやくこのグレーに足を入れる事ができるようになった気がする。

ここでいうグレーゾーンは一日にできる活動量とそれに対する自分のキャパシティ、

それを翌日につなげるための体力の配分。



こんなに必要で単純だろう事が、いままで全然できなかった。

自分の限界が見えなくて、ダメになったらそこが限界と思っていた。



明日はまたやってくる。

今日と明日と明後日はつながっているんだなー

すこし大人になりましたとも。

明日にしよう、そうしよう。

2015-05-04

le chemin dans ma vie... c'est mon chemin...

たいていの人はたくさんの顔を持っている。

ひとつの人格の中に複数の顔があって、

その顔がうまく扱えなくなった時、

後悔したり、疲れたりする。

たいていの人と書いたのは、私だけではないと信じているから。

わたしはたくさんの顔を持っている、と思う。

それは

だましたりするためじゃない、

たいていは平和を保つため。

時々自分を守るため。



このブログは、タイトルでいうとフランスに来ている間、

わたしの見ているフランスをレポートするために始めたのだけれど、

最近は時間をかなりあけながら、どうやらフランスでの心を書いている気がする。

ちゃんと目でみたものを綴らないと。

なんだけれども。。


最近のわたしは、

どう暮らしていくのか、

何者になりたいのか、どうつなげていくのか、

そればかり考えている。

何者というのは、大袈裟で大物な何かではなく、何者なのかという事。


この歳になりますが、

まだ着地点が見えません。

いや、着地点が見えるなんてそんな日は来ないかもしれませんが。


あがいているとは感じていて、

でも、どこまで試していいか分かりません。

ただ、試さない理由が見つからないので、ここまできました。


もし、わたしがこうでなければ、

今のわたしが無い物ねだりをしている向こう側のわたしに立ったとして、

そこに立ったわたしが、今のわたしを想像したのだと想像します。


結局はわたしがどこに立っていようと、ふとあわせたピントが今の自分に合う事はないということ。

そうなのならば、意識的にピントを合わせるべきです。

とぎすませるべきです。


思考も精神も、モチベーションも、すべて波打っている。

安定は求める対象としてあって、

不安定なのはそれ自体楽しむためだ。




フランスを続けるために、いま日本がとても恋しいんです。


そうだ、みんな前進してる。

わたしもそうしないと。


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2015-03-08

Paris lumineux

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。


このキャッチコピーが時折ぐっと心に刺さる事がある。


人生はうれしい分悲しいし、つらい分楽しい。

不安な分期待があり得るし、安定は時折退屈にかわる。


この世界に「いいな、いいな」はありったけ存在していて、

そのひとつにでも近づければ、それは私個人のちいさくておおきい幸せ。



と思うようにしないと。


うれしい瞬間も楽しいこともあるけれど、

不安定な最中はそれも吹っ飛んでいく。

0か100、真逆なのに紙一重だよ。



何がしたいの?


つよい人になりたいとか思ってたけれど、

やっぱりすてきな人になりたい。

だめだだめだこのままだと。


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今日みた展覧会のHans Op de Beeckの映像作品、

衝撃的によかった。いや、本当によかった。