Le sentiment d'ici.



九月になりました。


暑い暑い日本の夏を経て、
フランスの秋がやって来た。


日差しは肌を突き刺すほど真っ直ぐなのに、
風は体を突き抜けるくらい冷たい。


明日から、参加する展覧会が始まる。いっぱい始まる。
ここまで来るのは随分不安があったけれど、
いざ明日にまで近づくと、台風の目に居るみたいに穏やかな状態だ。
きっと明後日から外側に向かって嵐になるだろうか。
突風が過ぎ去ったら、またひとり分の雲としてゆっくり漂っていたい。


一度の人生において、前例のない事が毎日やってくる。
前例のない事が、楽しい事でありますように。



ココロして、ココにいよう。
意識していないと、楽しい事はすぐ終わるから。