時雨るゝや軒に日残る干大根

 1日、曇り空、気温が上らず最高気温16℃、朝の最低気温が10℃である。
 午後八時頃から時雨(しぐれ)るが、じきに晴れ西の空には星が見えた。
 東の空では月が雲に見え隠れしていた。
 街路樹のトウカエデの紅葉が進んでいる。樹木の周辺は落葉の色で華やかだ。
 

カエデ科の落葉高木。葉は浅く三つに裂けており、秋に紅葉。四、五月ごろ、淡黄色の花がつき、翼のある実を結ぶ。中国の原産で、街路樹や庭木にする。  『大辞泉

 「時雨るゝや軒に日残る干大根
 芥川龍之介の大正八年の句である。