栗カメの散歩漫歩 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-05-29 対談「星条旗と青春と」を読む2

 片岡義男小林信彦の対談「星条旗青春と」で、「一九四〇年代 大いなる幻影」、「一九五〇年代 蜜月の終り」、「一九六〇年代 根こそぎの十年」、「一九七〇年代 昨日を越えて」のうち、「一九六〇年代 根こそぎの十年」に、雑誌平凡パンチ」の創刊された頃の話と植草甚一めぐり小林信彦さんが語っている。

 一部引用してみると、


 片岡 創刊が一九六四年ですね。

 小林 ぼくはあの創刊のとき、誌名に滑稽な感じを受けましたよ。「パンチ」というのはイギリス「パンチ」からとったわけでしょう、明らかに。それで、「平凡」というのと「パンチ」というのは、日本語としてつながらんわけだね。「平凡」というのは文字どおり平凡なのでしょう。「パンチ」というのは、パンチだからね。なんか、つながらんですわね。ただ、ぼくの弟がかんでたから読んではいましたね。それで、「平凡パンチ・デラックス」というのがあったんですよ。それにぼくは書評をずっとレギュラーでやってたから。一番最初に植草さんをクローズアップしたのは「平凡パンチ」なんですよ。写真ページを何枚もとったんですよね。それが一番最初、植草さんをクローズアップした。あそこのある編集者とぼくの弟が組んでやったから、それでぼくはよく覚えているんですよね。植草さんが喜んで、その雑誌あっちこっちで買い込んだという有名な話がある。

 片岡 ぼくも当時、植草さんに何回も取材したことがあるんです。植草さんの日記に残ってますよ。  140ページ

 片岡義男さんは当時の植草甚一さんに何回も取材し、植草甚一さんの日記にそのことが残っているようですね。

植草甚一日記 (植草甚一スクラップ・ブック)

植草甚一日記 (植草甚一スクラップ・ブック)

 

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