葉っぱのBlog「終わりある日常」 このページをアンテナに追加 RSSフィード

04/12/30

維新への胎動〈上〉寺田屋事件 (講談社学術文庫―近世日本国民史)寺山修司名言集―身捨つるほどの祖国はありや昭和天皇の歴史教科書 国史(口語訳)美しい魂

[]天皇萌えの世紀? 天皇萌えの世紀?を含むブックマーク 天皇萌えの世紀?のブックマークコメント

◆某書店の人文・社会科学担当のNさんに会い、講談社から発刊された白鳥庫吉『国史』について話しを聴き、この新刊情報については知らなかったので驚いたのですが、刷り部数は非常に少なかったらしい。Nさんは日本歴史についてもっと勉強したいとおっしゃっていたが、そう言えば、司馬遼太郎にしろ、作家達はあまり広言しないが、左であれ右であれ、徳富蘇峰(猪一郎)の『近世日本国民史』(講談社学術文庫)全100巻を愛読している人が多い。ぼくも欲しいのだが、学術文庫では僅かに端本で残っているに過ぎない。古本屋で購入は出来ます。大学図書館でも置いているでしょう。『山王草堂記念館』で、蘇峰のプロフィールを梗概すると良いかもしれない。それから、前日からのブログの流れで、大仏次郎に言及したのですが、鞍馬天狗のおじさんは、一方で『天皇の世紀』、『パリ焼ゆ』を書いている。この『天皇の世紀』全十二巻は朝日文庫で発売されており、これも古本屋か図書館で読むしかないですね。横浜に行く機会があったら、大佛次郎記念館には是非とも行ってもらいたいものです。ここは、横浜の人気スポットの上位にランクされるでしょうね。アベックのデイトスポットとしも有名だったが、今も変わらないだろうか?天皇についてではドナルドキーンの『明治天皇』、ハーバート・ピックスの『昭和天皇』は相対化した天皇像を検証するに適当かもしれない。作家の島田雅彦『彗星の佳人』、『美しい魂』『エトロフの恋』で果敢に天皇をモチーフに大長編の三部作を世に問うたが、作家の思い入れが空回りした感が否めない。良くも悪くも、文学好きの読者達を超えて、「セカチュー」のような話題にはまるっきりならなかった。まあ、それでよかったのかもしれない。斎藤環の新刊で『文学の徴候』の島田雅彦論「天皇萌えの論理」はすごく面白かったです。

[]友はありや 友はありやを含むブックマーク 友はありやのブックマークコメント

『身捨つるほどの祖国はありや』(パルコエンタテインメント事業局)の寺山修司の肉声をテープで聴いていると、三十年以上昔であるが、随分、遠くへ来たもんだと、少なくとも友という言葉が日常的に使われていたという感慨がある。それを甘っちょろい、気持ち悪いって揶揄するのは簡単であるが、情と心中してもいいではないか、とコケッコッコーと鳴いて見たくなります。

もし、誰かが私に、/「祖国か友情か、どちらかを裏切らなければいけないとしたら、どっちを裏切るか?」/と質問したら、私はためらわずに、/「祖国を裏切る」と答えるだろう。/一国の革命は、百国の友情を犠牲にしてきずかれるものではないのだから。−さかさま世界史ー

問題は、友情がそんなに見つからないっていうことだ。国家はいくらでもある。身捨つる友情であれ、祖国であれ、それを欲しても手に入れるのが困難だということだ。国家は簡単に手に入る。素直であれば、慰めてくれる、いい子にしておれば、守ってくれる。でも、国家は君を友人として遇さないであろう。

kuriyamakoujikuriyamakouji 2004/12/30 12:51 ■ 可笑しく悲しく
葉っぱ64さんのコメントを読みました。辛辣! と笑うこともできるし、あまりの悲しみの深さに沈黙することもできる――
私は笑った方の口です。少なくとも、葉っぱ64さんとは共感できる部分があることが信じられますから。
おしょう
(2004-06-02 18:35:43)

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■ 友>国
小学校で痛ましい事件がありましたね。せめて、子ども達には友情のなんなのかを伝えたいものですね、国より大切なものなんだと、
葉っぱ64
(2004-06-02 21:57:26)

ピピピピ 2004/12/30 22:34 今年も何かとお世話になり、ありがとうございました。

もう少しで『文学の徴候』を読了します。天皇萌えという言葉を初めて本書で知りました。この本は、島田雅彦のところがいちばんおもしろかったですね。

 来年もよろしくお願い申し上げます。よいお年をお迎えください。

kuriyamakoujikuriyamakouji 2004/12/31 10:07 島田雅彦の章は雑誌で読みました。単行本は購入していないけれど、Nさんところで、パラパラ立ち読みしました。Nさんもピピさんも購入しているので、図々しく、借りるようになるかもしれません。来年もよろしく。
それから『国史』ですが、資料本として図書館にあってもいいなぁと思います。でも部数が少なく、大型書店でも配本がされなかったところがあったみたい。

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