絵が生きている

 『モジリアーニと妻ジャンヌの物語展 』(2007年8月29日(水)−9月24日(月・祝)大丸ミュージアム・梅田 )を観ました。モジリアーニーの絵がこんなにも生々しいものかと予想外の驚きがありました。別段、妻ジャンヌとの生々しい物語が背景にあるというわけでなく、絵そのものが、生々しい感じがしたのです。展示の最後にジャンヌの遺髪が標本のように陳列されていたのには驚いたしまった。まさしくそれは、艶々して艶めかしいものですが、生々しさはなかった。でも、どうして、遺髪を展示したのだろうか?僕にはわからない。