儲け+α 


 下記に紹介の通り、双風舎から赤木智弘の本が出版されますが、代表の谷川さんが、何故、この本を出版しようとしたのかと、その本気度を赤裸々に書いています。こちらです。♪
 赤木さんと谷川さんの時代は違うけれど、重なる通底奏があるからこそ、今回の出版が実現したんだと痛く感じることが出来ました。+αの強い思いなんですよ、人を動かすのは、結局、+αの言葉にならないところなんです。(格好いい物言いでゴメン)

タイトル : 『若者を見殺しにする社会』
サブタイトル: 私を戦争に向かわせるものは何か
著 者 : 赤木智弘
刊行予定日 : 2007年10月25日
予  価 : 本体1600円(税別)
I S B N : 978-4-902465-12-9 C0036
分  野 : 若者論・社会評論・ノンフィクション・思想・政治・労働
読者層 : 高校生以上の一般読者。とくに、20-40歳の非正規雇用層。論壇に関心のある一般読者と研究者など。
概 要 :
「『丸山眞男』をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は、戦争。」
赤木智弘の衝撃的な論考が、月刊誌「論座」2007月1月号に掲載された。
フリーターである自分が、なぜ戦争に希望を見いだすにいたったのか。
本書で赤木は、その理由を、おもに俗流若者論と男女平等に注目したうえで語る。
くわえて、上記の論考の反応を踏まえたうえで、若者論の新たな視座を提供する。
現代社会の病理は何か。
それは、自由競争の原則や教育の衰退、そして俗流若者論を通して、社会全体がすべてを「若者がおかしいから悪いのだ」というイメージで了解していることなのではないか。
さらに、一部の世代を見殺しにしている現状から、誰もが必死に目を背け続けていることなのではないか。
見殺しにされている自分が、人間としての尊厳を得るためには、まず国民全体に「見殺しの罪」を直視させなければならない。
若者を見殺しにするこの国の現状を、徹底的に批判する。
論座」に掲載されたふたつの論文のほかは、すべて書き下ろしで構成。