ごめんねぇ、草石蚕

ミクシィのマイミクさんが、こんな新年の挨拶をしていた。

おそらく歴史にトピックされる2008年を送り、迎えた2009年。
多くの人がこれほど「覚悟」して(構えて、というべきか)新年を迎える年も珍しいのではないかと思います。
もっとも、日本はバブル後のどんどんと深まっていった不況の記憶、トラウマといっていいと思いますが、
のために必要以上に構えすぎているようにも思いますが‥‥(あまり消費が冷え込むと経済の循環が滞りますし)。
足元をしっかりと固めてぼつぼつとやっていきたいと思いますです。
今年もよろしくお願いいたします。

「覚悟」して(構えて、というべきか)新年
そうなんだよねぇ。株価はドンドン下がり、円と僕のPSA数値は危険ゾーンを意図も簡単にクリアしてしまった。
それで、やっと真剣に「覚悟して構え」なくてならぬ必要以上に身体が強張っている新年を迎えたなぁと言う無意識があったのか、マイミクさんのこの言葉に強張りがちょっとだけ溶かされた気がします。
どうせ、真剣に覚悟するなら、去年でしたねぇ。一昨年、お袋が年末に転倒した時、僕自身のアンテナが鋭敏であれば、これが予兆と思い、去年、「覚悟」して日々送るべきでしたが、性格が本来楽天的か、明日になればひょっとして良くなるだろうだろうと 考えながらとうとうだらしなく生きてしまった気がする。
株価が41%も下がったのでしょう。アメリカが落ちれば、ブリックス・新興国が良ければまだナットクできるけれど、それ以上落ち込んでいる。
先月、診察してもらったら、専門医に順調に数値が上がっていますねぇ、って言われました。
順調なら困るわけで、そのためにクスリの服用をやめて、ひょっとしたらと思ったがそうは問屋が卸さない 、まあ予想とおり、順調ってわけですw。
順調と言えば、円高なんて日本の国力がついたんだと思えるけれど、外需依存で内需でまわっていないので、ドル安で、円高なのにみんな貧しくなる。
不思議千万ですねぇ。こうなれば、円高を頼みに外こもりも選択肢としては、もの凄く合理的です。
年寄りはエネルギーはないけれど、「引きこもり」、いわゆるニートと言われている若い人は思いきって、覚悟を固めて日本を飛び出す年になってもいいかもしれない。
★正月早々から失敗をしました。
上の三段重には「長呂儀」がメニューにないけれど、僕が生協で予約した和風のおせち「三段重」には「長呂儀」があったのです。僕は「長呂儀」を食べた記憶がないので、「一の重」にあった桃色のふにゃふにゃしたものが、何かのあしらいか、お袋がひょっとして梅干しのタネを吐き出したのか、まあ、そんなところと思い、反射的に箸先に摘んで、ゴミ箱にぽい!って捨てたのですが、食べ終わり、メニューを見て一点一点、点検したら、「長呂儀」を食べた記憶がない。そんで、あれじゃあないかとゴミ箱を探したらちっちゃい桃色蚕のようなものがありました。
「長呂儀」は「草石蚕」とも書くらしい。
しほらしき物づくし草石蚕貝割菜(芭蕉文集)
あわてて、水洗いして口の中に放り込みました。長寿を願った縁起物の一品なのです。ゴミ箱行きなら、間違いなく早々に地獄行きが口を開けて待っていましたw。