シルクウッド


シルクウッド [DVD]

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カレン・シルクウッドとプルトニウム | **Mazenda** @ Park side Avenue**<=ΦTΦ=>**

 原子力の「平和利用」から軍事利用への転用の可能性についても、ひとこと語らないわけにはいかない。使用済ずみ核燃料から再処理工場で分離されるプルトニウムは、ごく微量でも肺に吸着されれば、放射線によって肺がんをひき起こす恐るべき物質であると同時に、それは長崎に投下された原爆の材料でもあった。プルトニウムを持つことは、事実上、核兵器潜在的保有国となることである。1974年にインドの「平和的核爆発」実験がそれを証明した。原子力の「平和利用」と軍事利用の間には、紙一重の差しかないことを明記しておきたい。
 米国のカーマギー社の核燃料工場に勤務し、職場のプルトニウム汚染のひどさを告発しようとした女性技術者カレン・シルクウッドは、自動車事故と見せかけた謀殺事件により、沈黙を強いられた。カレンの事件は昨年米国で映画化され、大きな反響を呼んだが、間もなく日本でも上映されることになっている。この事件は多くの教訓を与えるが、最大の教訓は高度の原子力社会はきわめてきびしい管理社会をもたらす、ということだ。−堀江邦夫『原発労働記』より解説・松岡信夫からp350-

ヒロシマ/フクシマ

今日の毎日新聞夕刊(大阪版)の一面トップに『「平和宣言に「脱原発」を』が掲載されていた。まだ、ネットではアップされていないけれど、
関連記事としてヒロシマの原爆当時、呉市からきのこ雲を見て、ヒロシマ入りした17歳の少年の体験記を読む。