2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

船乗り込み淀屋橋

それから中之島図書館に行ったのですが休館でした。川沿いに沢山の幟が立って人がウロウロしている、ナンダロウと思って傍まで行くと「中村勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名披露」の船乗り込みのイベントなのです。 船乗り込みは一座が興行地に到着した時に…

ジュンク堂天満橋

小説の自由作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/29メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 208回この商品を含むブログ (151件) を見る ジュンク堂天満橋店で入荷したばかりの保坂和志著『小説の自由』を購入する。ジュンクのPR誌318号…

奥崎謙三「バカ野郎人生」ゆきゆきて、神軍 [DVD]

サイパンでの天皇・皇后両陛下の慰霊が連日報道されていますが、映画『ゆきゆきて、神軍』の奥崎謙三がお亡くなりになっていたのですね、享年85歳。この映画はニューギニア戦線で生き残った元日本兵が戦争責任追及の過激で執念深い軌跡を、元上官達を家庭…

コンクリートロード

あまりの暑さに一万歩のウォーキングをサボってしまった。出先で福祉施設の入っているビルに飛び込んで、久し振りにビデオを見ました。障害を持った方達がスタッフで働いているところで介護関係の資料、図書、ビデオを置いている。最初、藤山寛美の舞台中継…

物質的コミュニケーション

現代小説のレッスン (講談社現代新書)作者: 石川忠司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (70件) を見る 石川忠司の『現代小説のレッスン』(講談社現代新書)の第二章「保坂和志の描く共…

甲斐扶佐義

毎日新聞の夕刊で毎月最終土曜日に論説委員池田知隆氏の『「団塊」探見』という連載記事があります。今回は京都今出川通りにある喫茶店「ほんやら洞」の店主甲斐さんが写真つきで紹介されている。木屋町にある居酒屋「八文字屋」の店主でもあるのですが、ど…

僕の上半期五冊

Book batonなるものが回っていますが僕なりのここだけの五回転ジャンプを試みます。一様、上半期で読んだ本のオススメ五冊をアップします。 1】保苅実著『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(御茶の水書房) 2】内田樹著『他者と死者』(海鳥社…

おまえはしあわせになっていいんじゃけん

枚方市の市民会館大ホールで黒木和雄監督『父と暮せば』の上映会が行われます。この会館は千人は動員できる広いホールですが、枚方市が主催するもので、入場料は無料です。各公民館で配布しています。ちらしから概略説明します。≪広島の原爆投下から3年、生…

目覚めのニュース

双風亭日乗のleleleさんがこのブログでも再三紹介した武田徹さんのジャーナリストセミナー「リスク社会と報道」に参加するのですね。いや〜あ、これは楽しみです。ブログ上で講義内容をアップしてくれるとのこと、leleleさん、よろしくお願いし…

【変則的周辺参加】の苗木として

ソネアキラさんが、ネットの振る舞い、可能性、について保坂和志の素人レビューの苦言(日刊イトイ新聞)を受けて連日エントリーアップしていますが、昨日は野村一夫の『インフォアーツ』(情報学芸力)について、問題点を苗床まで掘り起こしてこのテーマの…

純文学のエンタティメント化

昨日、ソネアキラさんの『読者レビュー批判批判』のエントリーで保坂和志さんの体験論(イトイ新聞より)をテキスト?にちょいとしたやりとりをして、ネットの苗床理論と澁澤龍彦、藤沢周とどう結ぶのかと考えていたのですが、石川忠司の新刊『現代小説のレ…

逆BATON

musical batonなるものが巻き助さん経由で回ってきたのですが、逆走してしまい、あややになってしまいましたが、今度はbook batonがスタートしたみたいです。巻き助さんの選書のコメントはチョイスしたその本の背景が浮かびあがって、…

ABCでトークセッション

来月、保坂和志×小島信夫など、青山ブックセンター本店・六本木店の主催でトークショーが行われますが、ちょいと、クリックすると、見たい聴きたいトークが目白押しですね。宮台さんの恋愛教室も面白そうだし、中沢新一の「アースダイバー」も聞いて見たい。…

学校、世の中のルール

『風の旅人』のブログ・ガラスの壁が続編になっているので、これは、これはと、読んでみたら、絶句してしまいました。さっそく本棚から七号「母なる大地」をめくって問題の佐伯さんの、≪「森の民、ピグミー」の写真のことを言っているのだった。ピグミーが上…

大衆の侮蔑♪64、ムシ、むし

大衆の侮蔑―現代社会における文化闘争についての試論作者: ペータースローターダイク,Peter Sloterdijk,仲正昌樹出版社/メーカー: 御茶の水書房発売日: 2001/08メディア: 単行本 クリック: 40回この商品を含むブログ (7件) を見るペーター・スローターダイク…

地下構造ダイビング

京都市防災センターに行って体験学習をこども達と混じって楽しんできました。ヘリコプターが展示されていたので、操縦席にのって色々と触ってきました。担当者がいくらと思いますかと質問されたので、五千万円と答えると笑われました。ひえ〜、12億円です…

千頁を越えました

はてなダイアリーで製本できるというサービスがあるので、どんな見積もりになるのであろうと、去年の7月14日から今日迄、計算すると、総ページ数が1004頁。驚きました。旧ブログと違ってこの「千人印の歩行器」は日記というより、出来るだけ引用集の…

縄文地図を片手に東京探訪♪東京スタディーズ

中沢新一の『アースダイバー』は梅田のブックファーストで入荷した当日、立ち読みして読みたくなり衝動買いしたんですが、図書館で借りた本が沢山あるので、又そちらを最優先で積読状態になっていたのです。 それなのに、ブックマークしているpataさんが…

ガラス瓶のジャーナリズム

佐伯剛さんの『柔軟な公共性』についてを読むと、新聞社とブログについてのちょいとしたトラブルに触れていますが、色々と考えさせてくれます。*1ちょうど、同日(6/17)に武田徹さんがオンライン日記で大塚久雄の講義を聴いたおり、ノミの芸についての…

仲正昌樹なぜ「話」は通じないのかposted with 簡単リンクくん at 2005. 6.18仲正 昌樹晶文社 (2005.6)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

双風亭日乗さんが、仲正昌樹さんの新刊なのに品切れ、画像もないとこぼしていたので、念のため、bk1で検索したら、画像も在庫もありました。それでアップ!

MUSICAL BATONの逆走!

アルティメイト・ベスト 巻き助さんから、musical batonが回ってきました。?????の気持ちでしたが、別段ややこしくもなく支障もなさそうですが、一番目の音楽容量云々がわからなかったので、それにこのbatonを五人に渡すのは結構、面…

azekura

身内が秋に結婚する予定なんですが、式場がazekuraだと言う。当然<校倉>で検索するが、ヒットしない。ちょうどイトコ会を計画していたので、いいんではなかと思い探したら、愛染倉でした。 上賀茂神社から東に貴船神社の方向に社家が並んでいる明神…

小説の自由、分析の限界

糸井重里のほぼ日刊イトイ新聞の記事「保坂和志さんの経験論」をぽまさんの紹介で読みました。宮台真司と対談したんですね、そこで、社会学者と小説家の立ち位置の違いが保坂さんらしい明晰な言葉で分析(保坂さんは分析は社会学者の仕事でしょうがないが、…

ぽまさんの個展案内

小松育美展です。

空草ドラゴン

梨木香歩の『からくりからくさ』は前半、中盤、後半と気分にムラが生じました。書き手はどうだったんだろうか、後半にさしかかると俄然気分が高揚して、一気に読みきりました。終わりが先に出来上がって、その核から、前半、後半を編んだ破綻のない構成って…

老人力

椹木野依の『戦争と万博』は色々と記憶を掘り出してくれます。第七章「ダダカンと“目玉男”」で読売アンデパンダンの「美術革命」の流れの中で東京オリンピック前年に中止となり、「都市美化運動」、「変質者取り締まりキャンペーン」が大々的に行われるので…

お詫び

巻き助さんの「太陽は空という名の海にダイブした」画像を見ていると、ぽまさんの岡崎公園近くの画廊で開かれた個展をまざまざと思い出し、ブログ内検索したら、出てこない、ぽまさんなのに、ぼまさんで入力していたのです。ぽとぼ、ぱとば、こうやって並べ…

悪所でありえた大阪万博

愛知万博はどんなことをやっているのか、万博と言えば、オヤジの連想は大阪万博です。延入場者数は6421万人。その中のひとりだったというわけ。もう既に35年前で、1962年にアポロ11号が月から持ち帰った「石」(アメリカ館で展示)を見たかどう…

梅雨入り宣言

巻き助さんの夕焼けの写真はとてもいいなぁ…、みなさんにおすそ分けです。 ♪『風の旅人』編集だより :桜の実