藤野へ。
乗車率120%くらいのバスに乗って以前にも泊まらせていただいた古民家に向かう。
途中、自然公園で大学生のような人たちが降りていく。避暑地として最適な場所、宿泊所やプールなどの整備もきちんとしているようだ。

民家につくといつものように埃っぽい空気のなかに今の風をいれる。時間が止まったような空間に人の生気と自然の躍動力を流せば、そこはすぐに蘇生する。雨戸を引く突発的な重低音とまぶしいばかりの日の光は、一瞬一瞬の時間が尊い、鮮やかで色とりどりの生活を少しの時間支える生きた家の始まりを飾る。
養蚕にも使われていたこの民家について、先生からレクチャーを受け、昼過ぎからまちの人と散策に。茶畑や紫陽花、峠という恵みという言葉だけでは表しきれない活き活きとした本物の自然を体で感じる。
晴れていれば富士山が峠の間に綺麗に見える頂上付近まで行き、みなさまに挨拶をしてから温泉に。無機質で頭だけで生きていける都会から解放されるありがたみが体に染み込んでくるよう。
その後、みちくさの会、ふじの里山くらぶの方たちと交流会。一聞くと百返ってくる勢いで話をしてくれるため、自分が聞きたいことを芯に話さなければすぐに話が飛ぶ。これも取材経験だと思い、真摯に耳を傾ける。

内容は近日中にまとめます。