人体の不思議展 京都みやこめっせ

京都岡崎の京都市勧業会館みやこめっせで開催中の(2010/12/4〜2011/1/23)
「人体の不思議展」へ夫とふたりで行く。

2002年の大阪展から9年、全国を回ってきて2012年に閉幕予定。いよいよ最終公開らしい。
夫も私も初めての「人体の不思議展・からだ=未知なる小宇宙」

人体の本物の(!)標本が170余点。
検体をアセトンで脱脂脱水後、形を整えつつ真空引きしながら樹脂を浸透させるというすごい技術で作られた『プラストミック標本』
昔、理科室で見たホルマリン漬けの生物標本とは全く異なる様相。
独特の匂いもないし、プラスチック感があるので見た目の気持ち悪さも抑えられている。
(触ってもいい標本も1体あり。弾力があった…)
人体をまんま標本化できるので内部構造そのままに、必要な部分を展開したり分解したりが容易で分かりやすい。
これでもか!っていうほど、いろんなパターンでみることができる。

リアルさははんぱじゃない!(こんなんしていいの?と思うほど)
すべて本物だから、あたりまえだけど大きさが実寸大。
模型と違って、人体の様をストレートに見てとれる。
学生時代、教科書や人体図鑑の絵で見て、その各部位名を暗記したりした、そのままの形や配置で実物が存在することに改めて驚いた。
人体のきわめて複雑であり、かつ機能的な内部構造に感動する。
骨、筋肉、神経、血管、脳、様々の臓器、生殖器…すべて網羅。
アルツハイマーの脳、喫煙肺、脂肪肝など異常のある臓器もまたショッキングだった。
「からだ」ってほんとに神秘的!
「いのち」の大切さも深く心に染みた。
やっぱりお医者さんって、すごいな〜って思った。
グロテスクさや怖さより、人体の素晴らしさを感じた「人体の不思議展
もう一度見たいか?と言えば、そうでもないけど、一見の価値はあると思う。

標本を見る以外にも、脳の重さを体験したり、3Dで見る人体透視の世界を見たりできる。
脳年齢などの各種測定コーナーもある。
やってみると、血管年齢測定で実年齢より+6歳という悲しい結果が出た。
なら、肌年齢でリベンジ!−13歳という結果☆ ほんまかいな〜