「福知山観光」福知山城〜丹波生活衣館で機織り体験〜足立音衛門本店

京都府福知山市
通過することは多かったのですが、ちゃんと立ち寄ったことがなかったので、福知山観光してみました。
まずは、「福知山城」

丹波を平定した明智光秀が築城したお城。
昭和61年に復元された天守閣なので、キレイです。
派手すぎず渋すぎず程よい感じ。
福知山城の内部は郷土資料館になっていて、写真撮影不可です。
ただし、兜をかぶって撮影したり、休憩できる和小室があり、
勝手に武将になりきり遊びができて楽しかったです♪

天守閣からは福知山盆地が見渡せます。

石垣は野面積み。自然石を巧みに組み合わせたもの。
特徴的なのは「転用石」が多い事。

五輪塔や宝篋印塔など、お寺の石塔の形や模様がそのまま残り、素人目にもよく分かって面白かったです。

天守丸にある豊磐(とよいわ)の井は深さ日本一とのこと。
明智光秀本能寺の変の首謀者としてのイメージが強いですが、
福知山では善政をしいた名君として領民に慕われたようで、また違った印象を受けました。

明智光秀は桔梗の紋。桔梗も咲いていました。

福知山城の近くには、美術館など立ち寄りスポットがいろいろ。
駐車場のすぐ横の「ゆらのガーデン」
食事や買い物ができるお店が集まったお洒落今風ガーデンでした。
福知山城外の階段で「入場無料です」という看板を見つけて、
「丹波生活衣館」に立ち寄ってみました。

丹波生活衣館」ってなに??だったのですが、ここがなかなか良かったです!
昔からの染織物や衣類などを幅広く展示しています。

建物も展示物も、正直、地味です。ショボイかもしれません。
いかにも市の施設って感じで空いていました。

しかし、スタッフの人がとても親切です!
繭を見ていたら、

生きたうじゃうじゃの蚕さんをもってきてくれたし…(キモイ〜)

機織り体験を勧めてくれました。
昔ながらの機織り機械を実際に使い、30分くらいでちょっとしたコースターができるとのこと。

生まれて初めて機織りやってみました〜☆
糸替わりの細く割いた布を選びます。

縦糸は既に張ってあるので、横糸となる細布を通していきます。
凄く丁寧に教えてくれます!
お手本も見せてくれるし、ややこしい所はすべておまかせで安心です。

手も足も使って、キッコンバッタン!キッコンバッタン!!
気分はもう、鶴の恩返しの鶴です☆
真剣にやったら、全身運動30分めちゃ汗かきました。あ〜楽しかった♪

機織り機械ってうまいことなってるなあと感心しました。
予約してたわけでもないし、こんなに楽しんで、出来上がり作品ももらって、完全無料!!
ほんとに、ありがとうございました♡
栗のお菓子がいっぱいの足立音衛門本店もすぐそば。

趣きあるお店で、焼き菓子購入しました。

ランチはふくちあんで福知山ラーメン。
出た頃には行列。人気店みたいでした。

大阪のふくちぁんラーメンとは全く別店で、「あ」の大小の違いって…わかりにくいな〜(笑)

涼しいお花畑「伊吹山」 伊吹山ドライブウェイ利用でお手軽登山♪

滋賀県岐阜県の境目にある「伊吹山」
先月、8月の中旬に行きました。
「祝☆山の日」ということで、山の日の次の日に。
本格的な登山は無理なので、軽く山登り気分を味わいました♪

名神関ケ原ICで降りて、約10分で、伊吹山ドライブウェイ入口に入ります。
ドライブウェイを20〜30分くらい走ると、9合目にあたる山頂駐車場(スカイテラス駐車場)。
そこから伊吹山山頂・標高1377mに向かって登山道を歩きます。
登山道の所要時間はルートによって、20分〜1時間。
登山道と言っても、散策に近い感じです。
伊吹山ドライブウェイは往復と山頂駐車場と込みで普通車3090円。
ちょっとお高いような気もしますが、快適で気持ちのいい道路です。

ドライブウェイの途中には、展望台や車を停められる場所もあります。
山頂に近い所では、イヌワシを撮影するために大きな望遠レンズをセッティングしたカメラマンさんを大勢見かけました。

ぐんぐん登って、スカイテラス駐車場に到着。
着いたとたん、めちゃ涼しい!!めちゃ気持ちいい!!
それもそのはず、ここで標高1260m。
ちょうどお盆休みの時期、広々とした駐車場にはたくさん車が止まっていました。

軽く腹ごしらえをして、登山道に向かいます。

登山道は3つのコースがあります。
・西登山道(山頂まで約40分、1000m、緩やかな勾配)
 一番お花がたくさん咲いていて、道幅も広く歩きやすいルート。
・中央登山道(山頂まで約20分、500m、急勾配で階段の道)
 階段は整備されていて、最短ルート。
・東登山道、下り専用(山頂から約1時間、1500m、自然豊かな道)
 石灰岩が露出していたり、足元がやや悪く、道幅が狭いルート。
トレッキングシューズをしっかりと履いてきたので、
西登山道で登って、東登山道で降りてくるコースにしました。

ゆっくりと登っていきます。
西登山道は眺めも良く、琵琶湖方面が見えます。

高原植物が斜面に広がります。

色とりどりのお花が気持ちを癒してくれます♪

中でも、シモツケソウのピンク色が鮮やか♡

可憐な花々が咲き乱れます♪

ハイキング気分で登っていきましたが、山頂に近づくにつれて、
ゴツゴツした山肌が見えてきたり、霧が出てきたり、山登りっぽくなってきました。

それでも、見るものがいっぱいで飽きないので、楽しく、無理なく、山頂に辿り着きました。

山頂はさらに涼しくて、最高に快適♡
ひととき下界の暑さを忘れてしまいます。
日本武尊ヤマトタケル)の像。

山小屋には売店もあり、トイレも完備されていて、ゆっくり休憩できます。

山頂の伊吹寺で御朱印をいただきました。いい記念になりました♪

帰りは、東登山道ルート。

足元がやや悪いので、注意看板もあります。(サンダルやハイヒールでは絶対無理です)

岩がゴロゴロしていたり、細い道が多いですが、勾配が緩いのでそんなに苦労はないと思います。
ただ、転ぶと危険なので注意深く歩きます。

雲が流れて霧っぽくなると、とても神秘的。
石灰岩の山ということがあちこちで確認できます。

お花を楽しみながら、涼しくお手軽登山できました〜☆

スカイテラスでヨモギソフト食べて、
伊吹山ドライブウェイを降りたあとは、関ケ原に向かいました。
関ケ原ウォーランドを外から見て、

関ケ原町歴史民俗資料館に行きました。

大河ドラマ真田丸」で関ケ原の戦いが迫っていたので、事前のお勉強(のつもり)。

でも、昨日ドラマ見たら、関ケ原の合戦に関しては、かすめた程度でした〜(笑)

夏の山口旅行(7) 締めは門司港レトロと、小倉城

秋吉台と別府弁天池の後は、美祢西ICから中国自動車道に入りました。
山口県から再び、福岡県北九州市へ戻ります。
小倉でレンタカーを返却するため。
壇ノ浦PA下りから見た関門橋

関門橋を渡り、関門海峡を見渡すことができるの門司港レトロへ。

門司港レトロは、大正レトロ調に整備された観光スポット。
JR門司港駅周辺に残る外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などが建ち並びます。
旧門司税関

北九州市旧大阪商船

国際友好記念図書館や出光美術館など。
お洒落な雰囲気で、外国みたい♡

突飛な建築だな〜と思ったら、黒川紀章が設計したビル(門司港レトロハイマート)でした。

門司港レトロクルーズもあります。

海峡プラザにはいろんなお土産が揃っていました。
バナナの叩き売り門司港が発祥の地ということで、バナナマンの像。
(でも、日村と設楽のバナナマンとは無関係だそうな。)

横浜の赤レンガ倉庫の小さい版みたいな感じで、今風のオサレ観光地だな〜と思いました。
門司港から小倉までは車で約30分。
小倉で立ち寄ったのは、小倉城

1602年に細川忠興が築城。
現在の城は昭和34年に在りし日の名城を再現したもの。
天守閣は「唐造りの天守」と呼ばれ、4階と5階の間に屋根のひさしがなく、
5階が4階よりも大きくなっているのが特徴です。
石垣は切り石を使わない野面積みで、素朴ながらも豪快な風情。

現存天守閣ではないので、お城の中はバリアフリー化されています。

歴史展示や場内体験、映像ゾーンなどありました。
大名かごに乗ってスイッチを押すと、前後に揺れて殿様気分が味わえました。
(私の後に乗った外人さんがとても喜んでいました。)

島原の乱」出陣前夜の作戦会議をするからくり人形。

天守から見た小倉の街。

小倉城のキャラは「とらっちゃ」

内部は、学習施設的な小倉城でした。
小倉駅では、遊び疲れてぼ〜っと歩いていると、静かに座っていたメーテルにびっくり。

見ると横には鉄郎もいたし、キャプテンハーロックもいました。

松本零士先生の故郷なんですね〜
駅ビルの居酒屋竹乃屋さんで九州のアテ食べて、一杯飲んで、新幹線で帰りました。
以上(^_-)-☆

夏の山口旅行(6) 秋吉台と、神秘のブルー!「別府弁天池」 美祢市

から美祢市へ向かいます。
秋吉台カルストロードを走って、秋吉台へ。

日本最大のカルスト台地で地下には無数の鍾乳洞が広がります。
地上には、3億年前のサンゴ礁が変化した石灰岩が隆起して、針山のよう。
草原と石灰岩が創るパノラマ絶景「地獄谷」

秋吉台スカイラインは走りやすく、爽快な道路です。

かつては海底だったけど、今は緑の草の海。
すり鉢状の窪地・ドリーネも見えます。

標高300〜400mに位置しているので、やや涼しいです♪
昭和の時代からの山口定番観光地「秋芳洞」に入りました。

秋吉台最大にして、日本屈指、特別天然記念物の鍾乳洞。
地下100mに広がります。総延長8.9km、高低差40m。
そのうち約1kmを見ることができます。

秋芳洞正面から入り、青天井を通過すると、最も有名な「百枚皿」

水に溶けた石灰分が沈殿して皿のようになった石灰華段丘。
皿数は500枚超えとのこと!自然にできた形がとても不思議です。

さらに歩いて「傘づくし」

秋吉洞のシンボル「黄金柱」

洞窟の中は一年を通して17℃くらいなのでひんやり〜
往路のみ楽しんで、奥の黒谷口から出て、バスで正面入り口まで帰ってきました。
黒谷口の間際には「3億年のタイムトンネル」と名付けられた通路がありました。

30年ぶりに行った秋芳洞はあまり変わっていませんでした。
悠久の時間の流れの中では、あたりまえですね。
秋吉洞から北西に車で15分くらい、同じく美祢市「別府弁天池」へ。
美祢市の観光パンフを見るまでその存在を知らなくて、思いつきで行ってみました。

「別府弁天池」ここ凄く良かったです〜☆
緑深い別府厳島神社の境内にある小さな池。美しい池です。

見えたとたん、わぁ〜♡っていう眺め!

別府弁天池の青さと透明度に感動です!
美しいブルーグラデーションの水鏡!神秘的!

思わず吸い込まれそうになります。
伝説の池でもあり、パワースポット感もあります。

別府弁天池はこんこんと湧き出る、湧き水の池。
湧き水の池と言えば、岐阜のモネの池と共通しますが、池の中に魚はあまりいません。
一見手が届きそうなほど浅く感じる池ですが、最深部は4.5mもあると知って驚きます。

カルスト台地の伏流水で、毎分11t毎秒186ℓの湧出量!
年間を通して水温約14℃と一定しているとのこと。
飲用可で名水百選に入っていて、長寿と財宝を授かる言い伝えもあります。
池に近づくと、ひんやり〜とっても涼しいです♪

池の水は隣接する養鱒場でも利用されています。
鱒釣りもあり、釣った魚をそのまま持って行って、
池のすぐ横のお食事処「弁天会館」で調理してもらえます。
釣らなくても食べれますし、マス定食などあってお店は賑わっていました。
が、鱒は食べないで、
お昼ご飯は、道の駅みとうで、ごぼうコロッケ定食。
美祢市は美東ごぼうが特産品だって〜知らなかったな。

夏の山口旅行(5) 萩産業遺産群〜萩まち歩き、東光寺、登茂恵

長門市仙崎から萩市に向かいます。
今、萩観光のメインとされているのが萩の産業遺産群
日本近代化始まりの地といわれてる萩。
2015年、世界遺産に認定された「明治日本の産業革命遺産」は8県11市にわたって23カ所あります。
そのうち、萩の産業遺産は5つの資産で構成されています。
産業技術導入の最初期のものです。
「萩反射炉」「恵美須ヶ鼻造船所跡」「大板山たたら製鉄遺跡」「萩城下町」「松下村塾
大板山たたら製鉄遺跡は萩の中心部からだいぶ離れているのでやめて、
それ以外の4つを回りました。
・萩反射炉

西洋で開発された金属溶解炉。
導入の目的は鉄製の大砲を作るため。(実際には萩反射炉は試作用だったみたい)
近代の反射炉で現存するのは、伊豆の韮山反射炉とこの二つだけで、貴重な遺構とされます。
不思議な形で、煉瓦造りが重々しい感じでした。
・恵美須ヶ鼻造船所跡

徳川幕府から大船建造の養成を受けた萩(長州)藩が建築した軍艦製造所跡。
当時の堤防が少し残ります。
・松下村塾

松蔭神社の中にある松下村塾

大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台。昨年だったので記憶もまだ新しいです。
吉田松陰が身分や階級のとらわれずに教育を行い、
久坂玄瑞高杉晋作伊藤博文など、維新の原動力となった人々を育てた塾。

日本の近代化・工業化に重要な役割を担った逸材を輩出。
隣接する吉田松陰幽囚ノ旧宅と合わせて世界遺産に登録されています。
・萩城城下町

産業技術導入の初期段階では、藩という地域社会ごとに技術導入が進められたという特徴があります。
萩城下町は当時の地域社会の政治・行政・経済の様子を顕著に表しています。
ということで、城下町が産業遺産。
城跡、旧上級武家地、旧町人地の3地区が範囲です。
萩城城下町は軽く歩いてみました。
高杉晋作誕生地。

晋作公園の晋作像。

木戸孝允旧宅地。

などなど、名だたる歴史上の人物ゆかりの地がザクザクあります。
大きな商家・菊谷家などの史跡も。

萩と言えば、白壁の道と夏みかんかな。

萩産業遺産群に関しては特に感動〜って感じでもなかったけど、
じっくり見ると結構時間のかかる、見どころの多い萩だな〜と思いました。
城下町の近くで休憩をとった「珈琲 蔵」

たまたま入った喫茶店でしたが、ここの手作りパンやスイーツが意外なほど美味しかったです♪

松下村塾からちょっと山手にある東光寺にも立ち寄りました。

全国屈指の黄檗宗の寺院であり、萩藩主毛利家の墓所
山門や境内は渋くていい雰囲気ですが、
東光寺で最も印象的なのは、
奥の墓所内に整然と左右均等に並んでいる約五百数基の石燈籠。

迫力あるというか、ゾクゾクします。

少々怖い気もするくらいで凄いです。

30年以上前に来て、忘れられなかった景色です。
でも、なんとなく東光寺さびれていました。
なぜか本堂は閉まっていて、お坊さんを全く見かけなかったし、
出会ったのは、お守り売り場のおばちゃんと観光客数人。
(おばちゃんに書置きの御朱印もらいました。)

時代の流れを感じてちょっと寂しかったです。
あと、行ったのは「明神池」

魚が水面でびっくりするほどピョンピョン跳ねていて、不思議な池でした。
宿泊は、東萩駅に近い「萩の宿 登茂恵(ともえ)」

しっとりと落ち着く和風の老舗旅館。
純和風ながら、お洒落モダンな雰囲気もあります。

温泉も心地よくて癒されました。
夕食は早めに済ませて、(季節の凝ったお料理美味しかったです)

夜は蛍鑑賞ツアーに参加しました。
お宿の車で、阿武川上流の蛍スポットへ。
一面の蛍ではありませんでしたが、ボッポッと幻想的に光る蛍を見ることができました。
蛍の写真は無理だったので、帰りに見た萩駅のライトアップです♪

夏の山口旅行(4) 長門湯本「大谷山荘」と、仙崎ゆるっとめぐり

元乃隅稲荷神社の後、同じく長門市長門湯本温泉「大谷山荘」に宿泊。
音無川の側に佇むかなり大きくて立派な温泉旅館。

ゴージャスな雰囲気ですが、とても静かな場所にあります。

ウエルカムのお茶には、長門湯本名物のういろうが付いていました。
大浴場も広々ゆったりでキレイ♪
川のせせらぎを聞きながらお風呂に入り、風に当たって涼みます。

夜はロビーラウンジでバンドの生演奏をやっていたり、天体ドームでの星空観賞もできます。

夕食は山海の幸の和会席。美味しかったです♪

大バコですが、細かい心遣いが行き届いたいいお宿でした♪
お部屋からはJR美祢線の単線が見えます。
時折、の〜んびり可愛いラッピング電車が走ります。

翌日は、海沿いの長門市仙崎に出てみました。
仙崎と言えば、金子みすゞの故郷。
金子みすゞ記念館やみすゞ通りがあります。

金子みすゞの顔が描かれた大きなモザイクアートは、なんと、
名産「仙崎かまぼこ」のかまぼこ板でできています!

見る方向によって、顔や色合いが変わります!
なかなかすごいです。
仙崎駅には手作り感溢れるモザイク画がありました。

駅舎も周りの風景も、昔懐かしい!

ゆったりとした空気が流れ、ほのぼのした気持ちになりました。
金子みすゞの世界観に通じる、ふんわり優しさのある仙崎の街だと思いました♡

すぐ近くには青海島(おおみじま)シーサイドスクエアがあり、青海島観光汽船の乗り場となっています。
豊かな自然景観のある北長門海岸国定公園を遊覧できるようです。

時間がなかったので船はパスして、青海島に通じる青海大橋を渡ってきました。
青海島入ってすぐにある王子山公園から仙崎の港を見下ろします。

海の色がとっても綺麗!

仙崎はイカも有名です。
イカ料理の「き楽」行きたかったな〜(まだ準備中でした…)