猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2011年始まりの遊山 帰らなかったこと

木曽路へ

 赤岳遊山パーティと熱いハグで別れた後は
殺生ヒュッテでお世話になったヨシさんの帰省に
私達の帰路を利用してもらう作戦でしたが・・・。
◆「帰らない」と言う選択
 今回の超弩級の寒波は衰えることなく
土佐への道は全て雪で閉ざされていました。
高速へ突っ込んでも長い車中泊が待っているだけ
ここは急がば回れでもう一泊することにしました。

木曽路の小さな忘年会
 どうせ泊まるなら私たちの居場所の方が良いから
木馬引き、木曽駒荘など縁が深まった木曽郡上松町
「ねざめホテル」で大晦日を過ごす事にしました。

しんしんと雪が降る山間の宿で郷土料理を頂く。
鯉の煮付け、岩魚の塩焼きやすんき漬 などなど
四国では珍しい木曽ならではの料理の数々(嬉々)

仲間と交わす杯が身と心を温めてくれる。
そんな木曽路での小さな忘年会でした。

◆のんびり過ごす大晦日
 「うぉ−っ!! さゆりぃ〜っ!」
こうなると河童は止まりません(笑)
でも紅白歌合戦を見ながら過ごす大晦日って
何年ぶりのことだろうねぇtochiko。

 地酒と地蕎麦で年を越す静かな一時。
「高速に突っ込んでたらどうなったろうねぇ。」
山も人生も「急がば回れ」が得策のようですね(笑)

◆日本の正しいお正月
 「あけましておめでとうございますm(_ _)m」
元日の朝は「おせち料理」と「お雑煮」でした(嬉々)

「餅つき」までさせて頂いてお正月を満喫出来て
年末年始お忙しい木曽駒さんとの再会も果たし
お土産まで沢山頂いて申し訳ありませんでしたm(__)m

 でもここはもう私たちの第2の故郷です。
また来る日まで・・・「行ってきまーす!!」
 さあ、今度こそ四国へ帰るよ。

                         朱の椀に白妙一つ雑煮餅   粟津松彩子