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こころ-夢の河辺で-

2016-06-21

チーコと私の病床日誌(60) 11:19

6月13日(月)表の笹の伸びた所を鋏で切っていたら、近所のEさんが声をかけてきて、チーコの居る施設を訊くので教える。本とホタルブクロを上げる。

6月15日(水)梅雨の間の晴、体調もいいので朝から庭仕事。草取り、枯らす予定の樹の芽掻き、周辺に芽吹いた竹の伐採、倒れた物干しの支柱立てなど。昼食を挟んで、4時半まで、久しぶりの作業に大分疲れた。

6月17日(金)3時過ぎから、一昨日に続いて、樫の樹の芽掻き、隣家に伸びた笹の切り取りなどをして、入浴、晩飯後、8時から寝るが、なかなか眠れない。咳も出る。結局、風邪薬を飲んで、12時過ぎから眠る。

6月18日(土)今夜も7時半に床に就くが、眠れない。11時過ぎに起きて、ヘレンケラー「奇跡の人」の日本版を見る。眼も見えず口も利けない女の子を、周りで世話をする人びとの優しさ。最後に、子供が、物には皆名前があることを知る場面は圧巻。

6月21日(火)晴、昨夜はひどい降りだった。2度ばかり夜中に起きて、窓から堀の水位を透かし見たが、幸い水は落としてあり(樋門の管理組合がしている)、いつも畑まで来ていた水は見えない。20日、21日と続いた雨は止み、天井裏に引っ越してきていた鼬(?)の騒ぐ気配も今日はない。11時過ぎ、茨城の次男からのメロン2個を受け取る。

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2016-06-11

チーコと私の病床日誌(59) 11:07

6月5日(日)昨夜は、入浴後早く寝て、咳もなく熟睡し、風邪も治ったと思った今朝だったが、まだ咳が出る。熱もなく、血圧は119。何故だろう。その上ずっと食欲がないのは何故か。風邪を理由に、ひと月以上も妻の見舞いに行かず、当地は早くも梅雨に入ったという。

6月9日(木)朝10時半、佐賀新聞社生活文化部(M氏)に電話、11時頃、1階受付に原稿(以下)を届ける。  

[何をどう書くか]

 梅雨が終わると、そろそろ県文学賞応募の季節になる。今年も数多くの作品が集まって来ることだろう。去年は、一般部門で、小説26編、随筆39編、詩41編。ジュニア部門で、小説27編、随筆4編、詩67編。短歌俳句川柳までだと、一般487編。ジュニアで1455編にもなる。

 人は誰でも、日ごろ、自分が心の中で思っていることや考えていることを人に打ち明けたい、判ってもらいたいという気持があって、それが、書きたいという動機を支えている。文学賞に応募する人の動機は何だろう? 自分にその才能があるか試してみたい、出来れば上位に入賞したい、と思っていた人も、結果が思わしくなければ、それは、書いた材料か、述べる方法、あるいはその両方に問題があったのだと思うほかはない。ものを書くのは料理を作るのに似ている。

 3人の審査員は、一つ一つの作品を味わい、テーマ、文章、叙述の方法、構成などを総合的に判断し、議論、相談しあって、順位を決める。平凡なテーマでも、視点、書方によっては面白く読めるものもある。誰だって、普通に生きている以上、そう変わった体験をした人は居ない。時には、実際には無かったことも書く。作品を面白くする想像力=虚構も小説を書く人には必要だ。

 ジュニア部門では、登場人物やストーリーにテレビ漫画の影響が見られる。現実とかけ離れた空想世界もいいが、同時に地道にまわりを見詰める眼を養ってもらいたい。既成小説の呪縛から抜け出した新しい世界で、地の文と会話のつながりを整え、臨場感ある、みずみずしい作品を創って欲しい。(県文学賞企画委員ー著書に「獣の眼」「寓話」など。

6月10日(金)晴、10時半M病院で診察。漢方薬と食欲が出る薬を処方してもらう。ジョイフルで昼食後、家に帰り、昔の映画「ローマの休日」を観て、体調がよくなったので、3時半ごろホームへ行き、久しぶりに妻と会う。妻は大分来なかったね、と喜ぶ。私も嬉しい。晴れているので、車椅子を押して駐車場の東の堀の傍でしばらく談笑して帰る。

6月11日(土)多少雲があるが晴、しばらくしてなかった拭き掃除をする。体調は悪くない。

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2016-06-04

チーコと私の病床日誌(58) 10:14

5月29日(日)雨、朝10時半、次男から風邪の見舞い電話。あわせて嬉しい知らせに元気が出る。

5月30日(月)晴、風邪薬が無くなったので、午前中、自転車でM病院へ。診察も異常なし。

6月1日(水)いつも回覧板を持ってくる前のKさんと、立ち話。私の妻が歩けなくなったという話から、回りがみんな車椅子だからではないか、と言う。Kさんも自分の母親を2日おきぐらいにケアハウスに送っているが、家では、まだ、ちゃんと歩いていると言う。参考になる話だ。

K病院からS病院のケアハウスに替わった当初は、チーコはまだ多少歩けたが、危ないからと、車椅子にベルトで固定されてからは、歩けなくなった。当時、1日おきの見舞いのたびに歩く練習をさせていたが、もう今では、立つことすら出来ない。本人の忍耐と気力もあった上で、毎日の日課としてさせなければ、回復は難しい。

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2016-05-27

チーコと私の病床日誌(57) 10:37

5月20日(金)とうとうやってしまった。かねがねS病院の院長の人を馬鹿にしたような物言いに我慢していたが、今日は、3週間ぶりに行ったところ、血圧の薬が足りているか、皮肉たっぷりに訊くので、腹が立った。こっちは、咳で苦しんだあげく、やっと出かけられる体になったばかりだというのに、人をからかうような言い方にむかついて、言わずとも良いことを言ってしまった。もう来なくとも良いと言う。それはいいが、妻の見舞いと薬代診療費の支払いには行かねばならない。大体ここはリハビリ主体の病院で、多数の入院患者がいるが、特養の妻のリハビリは形ばかりで、終わってしまった。院長は医者である前に事業主であろうとするのだろう。

5月23日(月)終日のうがいと睡眠のおかげで、微熱はあるが、今日は、体調が回復へと向かっているように思える。

5月24日(火)晴後曇、夜は雨、午前中、車でM病院に行き、診察、レントゲン採血後、風邪薬を色々貰う。これで治ればいいが。あと、食欲はないが、ジョイフルで軽い食事

5月25日(水)雨、汗をかいた下着類が溜まっていたのを洗濯して室内で干す。朝食は冷蔵庫の中の残り物で済ます。風邪がなかなか治らない。チーコも、私が見舞いに来るのを待っているだろう。この前行ったのが4月末だから、1ヶ月近く行ってない。連絡はしてもらったが、可哀想でならない。

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2016-05-19

チーコと私の病床日誌(56) 11:11

5月16日(月)雨、煙草を1日1本にして3日目。体調にあまり変化はない。熱はあまりないが、咳は相変わらず、出ると止まらない。病院の診察を受け、妻の見舞いにも行かなければと思うが、天気になってからとも思う。薬局でトローチを買う。

5月17日(火)晴、昨夜テレビで嚥下障害の仕組みを聞いた。妻はなんでも,急き込んで食べるので、息継ぎする時、気管のほうに食べ物が入ってしまうのだろう。気を付けなければ。野菜がないので、庭の芹を摘んで茹で、昼食時の添え物にする。咳は多少収まったようだ。茨城の地震で、次男に見舞いの電話。その後、ホームに電話して、風邪でしばらく見舞いに行けない旨の伝言を依頼する。3日ぶりに入浴。

5月18日(水)なかなか、咳が止まらないので、昼食時、以前医者からもらった風邪薬、抗菌薬「セブソン」を飲み、終日、塩湯でうがいをする。どうやら隣のマンションでも同じような咳が流行っているようだ。

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2016-05-13

チーコと私の病床日誌(55) 11:11

5月9日、雨、昨夜は、咳きが出るので、風邪薬を飲んで早めに寝たが、この時期には珍しく、夜中じゅう激しい雨音が続いていた。幸い、堀の水は、管理者が前もって抜いていたようで、溢水にはならなかったが、水が必要な田植えの時期、やがて来る梅雨が心配だ。マンションとの境の水路は、この2〜3年浚ってない。まあ大勢には影響ないだろうが、草ぐらいは取っておかねば。

5月12日(木)もう治る頃だと思うが、なかなか風邪が治らない。こんどのはのど風邪で、布団の中に入ると咳きがこみ上げてくる。熱はたいして無いので、洗濯ぐらいは出来るが、うつしたら困るので、ホームへは行けない。今年も固定資産税の通知書が送ってきた。去年より3割方上がっているが、法務局の測量で実測面積が増えたことと、ここら辺の土地評価も少しは上がったのだろう。

5月13日(金)朝、ごみ出ししたあと、草ぼうぼうの庭を回る、昔の標石の傍に3寸あやめが1輪咲いている。

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2016-05-07

チーコと私の病床日誌(54) 21:35

5月6日(金)雨、こっちに関係のないチラシが送って来る。こんな場合無視するか、破り捨てるかが普通だろう。しかし、度重なると次第に腹が立ってくる。湖乃華。未だ若い女性の名宛ての振袖の宣伝メールだ。何度か郵便配達員にも言ったが、埒が明かないので、本局まで持っていって、送り返したが、それでも、まだ送って来る。送付元は福岡、佐賀の複数の着物店で、どうも、名簿業者から買った名簿を元に送っているようだ。私の家の住所は郵便受けに書いてある。隣のマンションに住んでいた者が住所が分からず、私の住所をそのまま書類に書いたのか、それとも、名簿業者が調べもせず勝手に流用したのか。この前ナンバーズを受け取りに行ったついでに、住民登録を調べてもらったが、私の住所にそんな名の人間は居ないとのことだった。どっちにしても迷惑千万な話だ。今日も一件着物屋に電話して取り消してもらった。

5月7日(土)晴、昨日洗っておいた洗濯物を干してから、北側の盛り上がった山茶花の剪定をする。昨夜少し咳が出たので、煙草をやめ、飴玉を舐めなめする。多少風があり、そう暑くはない。車横の枝垂れ桜も不要な枝を切り、すっきりなった。最後に蕗を取って皮を剥いて灰汁を取り、いりこと砂糖、醤油で味付けする。弁当ばかり食べていると、こういう田舎のおかずが欲しくなる。

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2016-05-06

チーコと私の病床日誌(53) 09:53

5月1日(日)午前中、クローバーの草むしりと、(以前、スズメバチが巣作りをしたことがあったので)北境の椿の枝透かしを行う。そのため、全く見えなかった下のマンションの様子が少し分かるようになった。

5月3日(火)雨、見た夢のせいか、久しぶりに安定した気分。こんな気持が続いてくれたら有難い。7時半燃えるごみ出し。血圧126。

5月4日(水)晴、洗濯物干し。アメリカ大統領選では、共和党のトランプ氏が優勢のようだ。もし、民主党を抑えて大統領になったら、今の世界はどう変わるか分からない。不安の種だ。

5月5日(木)晴、朝10時から裏の栗の枝を全部切る。新芽を掻き取れば枯れる筈だ。この栗は生らない割りに、葉が茂って他の植物の成長を妨げる、ついでに、混んだ松の枝の剪定をして3時に終わる。

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2016-04-29

チーコと私の病床日誌(52) 10:41

4月25日、曇、シーツとタオルケットを干し、11時昼食をたべてから、気に懸かっていた、生垣下の草取りから始め、後、マンションとの境に伸びた枝を剪定。その後、2時ごろから、庭中のヒマラヤスギに、梯子、脚立を掛けて、不要の枝を鋸で切り、形を整える。上のほうまでは出来なかったが、混んだ枝が無くなり、すっきりとなった。これは次男の誕生木ー樹齢48歳になる。

4月27日、雨。遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん。遊ぶ子供の声聞けば‥‥平安末期の今様歌謡である。人は何のために生まれてきたのか。人生の終わりを迎え、これまでの自分の生きようを思い返す。誰しも、目的を持って生まれてくるわけではないのだが、これまでは、何がしかの目標があって生きてきた。今は、そんな自分を見てくれる者が居ないのが淋しい。

4月28日(木)1時にホームへ。入り口で蕗の煮付けと玉屋のゼリーを介護の人に渡し(部屋では食べさせないでと言われている)、部屋に入る。部屋では、車椅子のバンドを解いて、立たせようと抱きかかえるが、立てない。あまり話題がないので、写真帳を見る。3時からの推進委員会は3時半に終わり、病院のほうへ行く。妻が家に帰っていいかどうかを院長に訊きたいというのは保留にする。妻は自分の状態(立って歩けないこと)をはっきりと認識しておらず、その時々の気持ちだけで、自分の考えを表現しているのだ。私は妻の言うことをまともに聞き過ぎて、そのために悩んでいる。妻の言うことならと思うこの悪循環が私を苦しめる。

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2016-04-24

チーコと私の病床日誌(51) 13:36

4月21日(木)今日は1日雨風が強い。堀の水も満タンになった。地震に見舞われた熊本では、雨の中、屋外でテント生活をしている人たちもいる。遠く地中海では、また、多数の難民を乗せた船が転覆したという。小さな子供たちも居たろうに‥‥。人の辛さは、その身になってみないと分からない。

4月23日(土)次男が午後3時半レンタカーで帰宅。母の見舞いに行って、5時半ごろ戻り、母の様子を話す。自分の頭を撫でてくれたそうだ。夕食には久しぶりに蕗の煮物。次男と二人で、濃い話のひとときを過ごす。

4月24日(日)曇、次男は昼前から、茨城で育てるつもりで、庭の植物を収集する。1時半、次男、母のところに寄ってから帰る。

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