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こころ-夢の河辺で-

2016-12-03

チーコと私の病床日誌(78) 10:18

11月24日(木)晴だが北風が強い。グッデイ蛍光灯を買ってから、3時からホームへ。昨日、大和町で買ったおはぎは、妻が好きなもの。家で温めたものを、箸で小さく切って食べさせる。妻は私を待っていたようで、来ないとどうしようかと思っていたと言う。行ってよかった。帰りに、散髪代を介護婦に渡す。

11月25日(金)晴、後雨。このところ、気温が上下するので、その調節のため、夜の布団、昼の着衣にも気を使わねばならない。午前中、表竹生垣の残った分を整理する。

11月27日(日)雨、いつも計る朝の血圧が異常に低い。9時から11時まで3回計ったが、下は普通だが、上は116.107,112。気分が悪いわけではないが、前立腺の薬だけにして、血圧の薬は飲まないでおく。

11月29日(火)晴、朝10時半、I君に電話して近況を聞く。奥さんをリハビリのため、養護施設に入れ、なんとか一人で大過なく暮らしている様子。

12月1日(木)午後1時半から、ホームへ。妻の笑顔を見るとほっとするが、話をしていて、父母や弟が、未だ生きているように思っていたり、写真帳の子供たちを弟だと言ったり、時間が止まったままか、逆戻りしているのか、やはり「認知症」かと悲しくなる。

12月2日(金)晴、11時過ぎから、隣家との境で大きくなった桑の木を切る。

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柿の木

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2016-11-24

チーコと私の病床日誌(77) 13:39

11月16日(水)晴れて風もないので、10時頃から、昼食を挟んで4時半まで庭仕事。入浴後、自転車で近所のジョイフルへ。いつもと違って、閑散とした店内で豚汁定食を食べる。味噌汁納豆は久しぶりだ。その後、アルタに寄って、翌日のパンと弁当を買う。

11月17日(木)晴、10時半、メモリードの外交員が来て、満期になった契約についての説明を受ける。1時半から、ホームへ。大部屋の長机の前に座っているチーコは、派手なトレーナーを着ていて、私の顔を見ると、モリツネ?と訊く。部屋に行くと、日記帳に11月16日の日付で、モリツネ、ばかたれとある。待っていたのだろう。庭仕事で忙しかった説明して、お菓子を上げる。あさっては、文学賞表彰式に行くことになっていると言うと、着ていく洋服は?と訊く。こんなところは全く前と変わらない。

11月19日(土)午後1時から県文学賞の表彰式。2時からの座談会には、Sさんに小説のほうをまかせ、随筆部門に出席する。4時から、喫茶ブラッサンスへ。

11月20日(日)朝10時、企画委員のSさんから、座談会の模様、審査委員の人選の件などで電話がある。

11月22日(火)朝、表竹生垣の剪定作業をしていたら、通りかかったSさんが、上を揃えてくれると言う。いいからと断るが、一緒の奥さんの口ぞえもあり、私の居ない午後から、作業をしてもらう。

11月23日(水)今日は、午後2時からの、車の高齢者講習のため、昼から、熊の川の富士教習所に出かける。点数は89点。約3時間の教習で、暗くなってから家に帰りつく。

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長瀬天満宮

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2016-11-05

チーコと私の病床日誌(76) 21:04

10月30日(日)午前10時から1時まで庭仕事。午後2時からホームへ。持っていったジンジャーの花を居間と部屋に活ける。介護婦が「いい香り!」と言ってくれる。部屋で、妻は茨城の栗饅頭を美味しい美味しいと言いながら食べる。口を拭いてから、介護婦に断って外に出る。秋の日差しの中のひと時。

11月1日(火)晴、風が多少あるが、10時ごろから、マンションと北畑の境の樹木の剪定をする。三脚も使い、1時ごろまでに終える。昼食を食べに出かけようと表に出たところで、散歩帰りのSさん夫婦と久しぶりに会って、近況など色々話す。夜、洋画「パリの恋人」を観る。主演のオードリーヘップバーンの表情も演技も、昔の妻を思わせる。

11月3日(祝)晴、朝10時から、畑で大きくなった樹を、護岸の杭にしようと、3本根元から鋸で切り倒す。この作業で左腰を痛め、冷湿布を張る。

11月5日(土)中部広域連合から送ってきた介護保険証を持って、昼からホームへ。持っていった山茶花を活け、お菓子の後、一緒に写真を見る。

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ジンジャー

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2016-10-28

チーコと私の病床日誌(75) 11:51

10月22日(土)雨、チーコの年金の申告書を出しに、北郵便局に行ったついでに、ジャスコに寄って、食べて飲み放題のレストランに入った。近頃、食欲がない私にとっては、ここは、好きな食べ物を選べるので、丁度いい。後は、ケーキとコーヒーで久しぶりに満腹した。

10月24日(月)10時過ぎ、近所のM病院へ自転車で行き、前立腺の薬をもらう。夜は9時ごろから寝ているが、トイレばかり行って、なかなか寝付けない。眠っても夢ばかり見る。昼間は、考えても仕方がない事ばかり考えるので、庭の手入れをしたり、パソコンでゲームをする。

10月25日(火)雨、12時過ぎに、薬局とS病院で支払いを済ませた後、ホームへ。チーコはとても元気。シューズを履いていないので、冷たくないかと訊くと、この方が気持いいと言う。運動神経の回復には良いかもしれない。

10月27日(木)晴のち曇、9時頃から、これをしておかないと、竹の根が始末に負えないほど広がるので、裏の竹林の周りの切り出し作業をする。2時ごろまででかかった。

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さざんか

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2016-10-18

チーコと私の病床日誌(74) 12:05

10月10日(月)昨夜は少し寒かった。朝から晴れているが、風が強い。洗濯物を干し、11時半からの地区の敬老会に自転車で出かける。弁当やビール土産物などもあり、昔なつかしい人たちとの話もできた。

10月12日(水)今日は風も無く、日差しも強くないので、昼から庭仕事。車置き場の横の竹生垣を腰の高さまで切り詰める。表からは多少見えるが、寝室の窓から見える庭は明るくなった。5時、次男から電話。こんどの日曜帰るとのこと。

10月15日(土)晴後曇、午前中、隣の農家から米を持ってきてもらう。昼から庭仕事。蜘蛛の巣があちこち架かっている。蚊を始めとして昆虫が多いのだろう。いつもは、竹の生垣に巣を作る足長蜂がバラの木に巣を作っていた。

10月16日(日)3時頃、次男が帰郷。4時から2人でホームへ。3人でこんど生まれてくる孫の名前などを話し合う。晩は、2人でビールを飲みながら歓談。

10月17日(月)午前中、次男は、家に生えた花や苗木などを集め、再びホームに寄って、そのまま茨城に帰る。

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八戸の夕日

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2016-10-06

チーコと私の病床日誌(73) 10:43

10月2日(日)晴、午前中、庭の作業。昼31度。夜、教育テレビで、ムゾルグスキーの「展覧会の絵」を久しぶりに聞いた。プロムナードから、めんどりの足の上に建っているという「バーバ、ヤガの小屋」「キエフの大門」など、やはり昔聴いた時のように面白かった。

10月3日(月)曇、9時半、歯医者へ行き、昨夜食事時に欠けた奥歯の孔を充填してもらう。

10月4日(火)曇、昼から庭仕事。台風に備え雨戸を閉める。

10月5日(水)午前中、風雨強し、3時前、花を持ってホームへ。妻は久しぶりねと喜んでくれる。2個の紅葉饅頭を食べてから、一緒に写真帳を見る。この前と同じように、地域活動や、お茶の場面によく反応する。ポッキーをあげる。食べだすとなかなか止まらない。無くなると、今食べたことは忘れて、また紅葉饅頭をと催促するのはいつものこと。こんどまた持って来るからね、となだめて5時前に帰る。悲しいが、久しぶりにチーコに会って穏やかな気持。

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芙蓉

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2016-09-29

チーコと私の病床日誌(72) 17:36

9月21日(水)晴、12時半ホームへ。食べ物をねだるのは相変わらずだが、顔の色艶もよく、とても元気。昼休みの次男に電話して、話してもらう。一緒に昔の写真を見た後、私が書いた妻の自伝を読み聞かせると、当時を懐かしく思い出すのだろう。引揚げから、熊の川での暮らし、郵便局勤務、八戸での結婚生活まで、生き生きした表情で、こうだった、ああだったと、自分から話をするので、こっちも嬉しくなる。また来るからねと、3時のおやつ前に帰る。

9月23日(金)昼から庭の作業。地面に這う蔦蔓を取り、北側の梅とサンシュウの木の剪定をする。まだ、暑くて、蚊も居る。

9月25日(日)朝8時から、隣家との境からはみ出た桑の枝を切る。幹はまた後で切る積もり。気温は30度を越してまだ暑い。

9月27日(火)近頃、あまり食欲がない。ジョイフルで食べる時は残さず食べるが、家で炊いたご飯はお椀半分。スーパーで買ってきた弁当なども、2回に分けて食べる。肥えてもいないが、痩せてもいず、庭仕事に支障はないが、気をつけて、時々、カロリーメイトを食べている。テレビは面白くないので、9時頃から寝て、8時頃まで寝ているが、特別、何かをしようという気力が起こらない。

9月29日(木)朝、スーパーの弁当ばかりでは味気ないので、昨日買っておいた大根に鶏肉と揚げを入れて炊く。

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やまぶき(白)

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2016-09-19

チーコと私の病床日誌(71) 10:33

9月13日(火)冷たい水で沁みる、夜寝床の中で痛むので、歯医者に行って、看てもらったが、原因が判らず、歯の掃除をしただけで、返された(11時)。茨城の次男の嫁から葡萄が送ってきた。

9月14日(水)フィリピンの米国離れが加速している。中国の力による海の支配は現実のものになるのか?協調の精神=国際法に拠らない野蛮な力が支配する時代が再びやってくるのだろうか。夕方5時から、ポスト周辺の地面に広がった蔦を手で剥ぎ取る。

9月15日(木)午後3時頃から、庭の手入れ。少しは人が住んでいる庭らしくなってきた。

9月17日(土)午前中、班長のSさんが、10月10日の敬老会のことで来宅。ご主人が物忘れする認知症とのこと。もう75過ぎか。

9月19日(月)雨、台風はこっちには来ない様子。雨戸を立てなくてもよさそうだ。妻もホームで安らかな気持でいるだろう。



チーコに


昔のように

自分の足で立ってごらん

足指に力をこめて

どっこいしょ

ぼくが支えてるからね


思い出してごらん

この足で歩いて

あちこち行ったじゃないか

一緒に山にも登ったじゃないか


立てない筈はない

歩けない筈がない

まだ筋肉があるんだから

自分の足で立って歩いて

また行こうね

思い出の天山

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いせはなび

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2016-09-10

チーコと私の病床日誌(70) 10:51

9月6日(火)朝方の夢で、公園に咲いている大きな桜の花(ばんだの桜)を見る。起きて少しふらつくので、血圧を測ると、118と低い。さらに1時間ほど後には156とこんどは高い。外で、ちょとした作業をして計ると、145になったが、頭がぼーっとした感じは抜けない。部屋で、冷房を入れて、じっとしている。カルピスウォーターを飲んで、2時間ほど眠ったら落ち着いた。食欲があまりないので、車で鰻を食べに行く。窓の下の苔を見ながら、鰻丼を食う。天然の鰻ではないので、柔らかいが、久しぶりに美味い昼食だった。

9月7日(水)今日は曇だが、蒸し暑く,蚊が多い。庭仕事をしようと思っていたが、昼からホームへ。机の前に座っている妻は、私と判ると、にっこり。そのまま部屋へ。今日は、機嫌が良いようだ。退屈じゃない?と訊いても、退屈じゃないと言う。写真帳を開いて見せると、今日は自分のほうからいろいろ話す。と言っても、名前とか、何をしているかの程度だがー。3時のお茶の前に、広間に連れていくと、隣の老女から「しあわせー」と言う声、私もチーコから生きる力を貰ってる。

9月9日(金)晴、朝8時から11時半まで庭仕事。小木を剪定し巻きついた蔦かずらを取り、表の笹の竹の子を切る。少し庭が明るくなった。

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かんな

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2016-08-30

チーコと私の病床日誌(69) 19:59

8月25日、晴、午後3時半から、表の笹の裏側を剪定する。もう大部分日陰になっているが、まだ暑い。片付けるのを半分残して6時に上がる。シャワーを浴び、パソコンの前に座っていると、次男から見舞いの電話がかかってきた。台風の被害はなさそうだ。

8月27日(土)明日から雨とのことで、朝、シーツとケットを洗濯して干す。その後、午後2時から5時まで、笹の剪定と後片付けをする。

8月28日(日)朝から久しぶりに雨。気温も27度に下がって、庭の植物も生き返り、人間も一息つく。

8月29日(月)朝の血圧121。近頃高かったのが改善した。チーコとの別居生活で、楽しいことはまるでないが、兎に角も健康で、まわりに迷惑をかけることなく、生きていることに感謝する。

8月30日(火)午後3時からホームへ。今日は何か用事だった?といつもは手をにぎりしめて離さない妻が言う。部屋では、何か持ってきた?といつもの一言。この前言われていた、(コンビニで買ってきたが)お握りを喉に詰まらせないよう食べさせる。ここでは、退屈じゃないね。と聞いても、退屈じゃないと言う。元気そうだが、表情があまりない。どうもいつもと違う。今、何を食べたか、思い出せないのに、もうないね。としっこく言うので、駐車場に連れ出したが、風が強いからとすぐに戻る。部屋で、写真帳をめくる。さすがに、お茶や食改善、声のテープなどの写真には、人の名前はあまり思いだせないものの、記憶が鮮明になるようだ。チーコは文字などははっきり認識できるが、ここに入る前のK病院の記憶がなく、母がまだ生きていて、熊の川の家がまだ在ると思ったり、比較的古い記憶も無い。チーコの頭の中はどうなっているのだろうか、と思いながら。5時の食事前に別れる。

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さるすべり

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