【IT基礎知識6】検索エンジン・その5

それでは、6回目を始めます。


今回は、SEOについて少し解説をします。
SEO検索エンジンと関係しているので、ここで解説します。




最近、SEOという言葉をあちこちで目にしたりしませんか?


インターネットのサイト上で、どこかのブログのページ内で、
特にネットビジネスに興味ある方、またネット起業を目指す方のページで
頻繁に出てきたかと思われます。




SEOを簡単に説明すると、Search Engine Optimization の頭文字を
略したもので、一般に「検索エンジン最適化」と呼ばれる技法の事で、
自分のHPをロボット型検索エンジンに上位表示させるための方法です。


一口で説明してしまいましたが、
これでは何の事やら良くわかりませんね。
順を追って解説していきましょう。




“85%以上のインターネットユーザーは、
検索エンジンを介して商品やサービスを調べている“


“80%のインターネットユーザーは検索エンジンを介してWebサイトを見つけ出す”


これはとある統計の結果なのですが、一般に8割以上の人が
目的のページを訪問する際に検索エンジンを経由して
サイトを訪れていると言われています。
検索エンジンが果たす役割は非常に大きくなっています。




今、ある女性が、ロボット型の検索エンジンを使って
女性用の衣類を購入しようとしている、とします。


当然、キーワードを指定して検索をするわけですが、指定する単語としては
「レディースファッション」「女性用」「衣類」etc...
など、いくつかの単語が考えられるでしょう。


実際に、Googleで検索をかけてみたところ下記の通りでした。
「レディースファッション」で865,000件
「女性用」「衣類」のAND検索で112,000件


売る側から考えてみると、これらのキーワードをページ内に入れておけば
ロボット型の検索エンジンが自動的に自分のページにやって来てくれて
データベースに登録してくれるのですが、それではタダ単に
865,000件中の1件、112,000件中の1件でしかありません。


865,000件中の500,000番目に表示されるかもしれませんし、
112,000件中の110,000番目に表示されるかもしれません。


購入する側から考えてみますと、一般に検索結果の
大体2ページ目(約20件)までのサイトしか訪れないでしょう。


私も検索エンジンを使用して、何千何万件のページ数がヒットしても
せいぜい2、3ページまでしか見ません。
たまに気合入れて10ページ目まで見るくらいでしょう。


もしかしたら、検索結果の100ページ目から見るよ、とか
最初から最後まで全部見るぞという方も居られるかもしれませんが
そういう方は、極少数だと思います。


売る側からしてみれば、自分のホームページを検索結果の2、3ページ以内に、
可能なら1ページ目の1番目に表示したいわけです。
要するに「検索結果を上位表示させたい」わけです。


このように自分のホームページを検索エンジン
上位表示させるの技術をSEOと呼びます。


このSEO対策をする事はネットを使って、自分のビジネスや製品・商材を
宣伝・販売したい人達にとっては、大変重要な問題となっているのです。


と、いうのが大まかなSEOの概要になります。




最後に2005年10月からシステムの変わったyahooの検索方式(YST)について、
少し乱暴ですが面白い見解をしている無料レポートを見つけたので
ここで紹介します。


新ヤフー検索エンジン(YST)対策!
http://www.muryoureport.com/catalog/product_info.php?products_id=433


このレポートは、いったん上位表示されなくなったにも関わらず、
あっという間に再び上位表示されるようになった超有名サイトに焦点を当てて
最新のヤフーの検索方式(YST)を解析しています。


無料レポートなのですが、なかなか興味深い事が書かれていました。
SEOに興味があれば、一度目を通してみたら良いかも知れません。




長くなりましたが、今回でひとまず検索エンジンについて終了します。
批評・意見・感想などございましたら、遠慮なく言ってください。