関数…

関数ってなあに

これ、微積分の授業の最初で一応はやるんですが、毎回毎回どうにも歯切れが悪くなってしまいます。教科書では関数を「定義域に属するそれぞれの元をある特定の値に割り当てるルール」と定義しています。…集合論者にケンカを売っているような定義ですね(爆)。ルールがなければ関数とは言えないだなんて…。とはいえ、同じコースを多人数で教えている以上教科書と違った定義をするわけにはいかないわけで。
むしろ完全に数学的にごりごり定義していった方が最終的にはわかりやすいし応用も利くんじゃないかと思うんですが、それをやるとついてこられる生徒はかなり限られてしまいそうですし。難しいところで。
まあ、研究者としての自分と教育者としての自分をある程度切り離しつつ、なんとかごまかしてやっております。