『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』のこと(その2)への追記

書こうと思っていて忘れてしまっていたので、『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』のこと(その2)、または「螺旋だ」(ネタばれあり) - くるるの数学ノートへの追記と言うことで。

学校というのは、生徒・学生にとって窮屈なものであると同時に、先生の側にとっても彼らの人生が始まっていくそのときしか見られないという狭い場所なんですよ。だから、もしまだご恩になった先生方の連絡先がわかる人がいたら、たまに手紙でも送ってあげると喜ぶと思いますよ。現役で中学生・高校生という人は、面倒だなぁと思っても一年に一回くらい書いておけば、書きたくなったときには住所も何もわからないなんて状況は避けられます。私はもう中学以前の先生方に関しては全く情報がない状態で、とても残念だなぁと。中年の親父になって自分でも学生を教えている立場になってみると、たとえ定例文だけの年賀状であっても届けばちょっと嬉しいかなと思います。あー、離散数学のクラスにいた学生さんから大学院に進むことになったと言うメールが届いたときはとても嬉しかったな、と。
とかいうジジくさいアドバイスをして、若者には煙たがられて年上の人たちには若造が知ったような口をききあがってとか思われて、そんなこんなでカンチョレ族は繁栄し続けるわけですよ。

とか言いつつ、なんとか職場の住所くらいは把握できる高校のときの恩師に年賀状すら送っていないのをなんとかしろ!