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2016-08-25 残念です

残念です

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女優の十勝花子さんがお亡くなりになりました。十勝さんは、『痛快あばれはっちゃく』で、長太郎の親友、清の母親役でレギュラー出演されていました。また、私はチューンソフトの『街』というゲームが好きで、その『街』にも、十勝さんは出演されていたので、馴染み深い女優の方の一人でした。

年数を考えれば、当然なことではありますが、『あばれはっちゃく』関連の情報で、こうした訃報をお伝えするのは、とても悲しく、残念です。十勝花子さんのご冥福を心よりお祈りします。

十勝花子さん大腸がんで死去「熱中時代」など出演 - おくやみ : 日刊スポーツ

2016-08-04 吉田友紀さんの50歳の誕生日

吉田友紀さんの50歳の誕生日

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今日は、初代はっちゃく『俺はあばれはっちゃく』の主演を務めた吉田友紀さんの50歳の誕生日です。
長太郎で吉田友紀さんを知った私からすると、なんだか、とても不思議な気がします。人間、生きていれば年齢を重ねるのですから、50歳になるのも当然なことなのですが、自分も4日後には42歳になるというのに、なんだか、本当にあの頃から見たら、遠い未来に来てしまったのだなって思ってしまうのです。

吉田友紀さんがDVDBOX2の解説書のインタビューで、ご自身と長太郎の共通点を述べていましたが、私が少しだけ伺い知ることが出来る吉田さんと長太郎の共通点は「気骨がある」ところだと思います。ただ、吉田友紀さんと長太郎が同一人物だとは思えないのですね。『俺はあばれはっちゃく』を見ていると、吉田さんと長太郎が引っ付いていて、同じ人間、素のままで演じている錯覚に陥るのですが、よくよく二人を見ていると、似ている部分はあっても(容姿以外ですよ)、違う人間だなってことを感じます。

それは、私が吉田さんが演じた長太郎以外の役、『荒野の素浪人』(1972年〜1973年)の男の子役、『飛び出せ青春!』(1972年日本テレビ)の宇野トモヒロ君、『鉄人タイガーセブン』の次郎君役(1973年〜1974年フジテレビ)映画『教室205号』(1974年10月公開 監督:橘祐典)の明君、木下恵介アワー最終作『わが子は他人』(1974年4月〜10月TBSテレビ)のあきら君、『ウルトラマンレオ』(1974年)の桃太郎君、『破れ傘悪人狩り』(1974年〜1977年NET(現テレビ朝日))の三吉役、『それ行け!カッチン』(1975年TBSテレビ)のキヨシ君役、『すぐやる一家青春記』(1977年TBSテレビ)の智之役、『気まぐれ本格派』(1977年〜1978年日本テレビ)の新太役、『東映スパイダーマン』(1978年〜1979年)の良一君役、火曜サスペンス劇場『蝶たちの殺意』(1983年日本テレビ)の明君役、『男!あばれはっちゃく』(1980年〜1982年テレビ朝日)の島津隼人役、『痛快!あばれはっちゃく』(1983年〜1985年テレビ朝日)『電脳警察サイバーコップ』(1988年日本テレビ)の武田役、『刑事貴族2』の2話のゲスト役(1991年日本テレビ)、映画『さまよう刃』(2009年公開)の制服警官役、等々、当時テレビで、映画館で、DVDで、CSの放送で、吉田さんが演じてきた様々な役を見てきて、長太郎に近い役柄も演じているけれども、それぞれが別人として私には見えたから、吉田さんは長太郎を演じている時も、長太郎という自分と別人をしっかり演じていたのだな、ということが分かったからです。

それは、役者としては当たり前のことなのだと思いますが、吉田さんの場合、特に『俺はあばれはっちゃく』の長太郎は、素のままに見えてしまうと、見た人の殆どが錯覚してしまうほどなのです。これは、芝居が巧いというのを超えていて、もはや、皮膚感覚でそう思わせてしまうだけの、吉田さんの超越した役者としての力量がなせる業なのだと思います。2年前に『俺はあばれはっちゃく』のメイン監督である山際永三監督とお会いして、お話をさせて頂きましたが、山際監督は、とても吉田さんのことを褒めてました。それは、決してリップサービスではなく、本当にこれだけの子はいない素晴らしい、と褒めました。そして、それだけ凄く、功績を残しながらも、吉田さんが今でも謙虚であり、自分だけの力だけで『俺はあばれはっちゃく』を人気ドラマにしたと思ってはなく、周囲に対してとても感謝しているということも話されました。

私が聞いた限りでは、山際監督が手放しで褒め、手を合わせて感謝しているのは、ちゃこ姉ちゃんの四方晴美さんと、長太郎を演じた吉田友紀さん、それと、長太郎の親友公一を演じた妹尾潤さんでした。(『それ行け!カッチン』のDVDBOX2の解説書にあるインタビューで冨永美子さん(現:冨永みーなさん)と上野郁巳さんのことも褒めています。上野さんは、『俺はあばれはっちゃく』に山際監督の回の16話にゲスト出演しています)

私は、島田歌穂さんのてるほも好きなのですが、山際監督のお言葉を借りると、『俺はあばれはっちゃく』当時の島田さんは、まだまだお嬢様気質が抜けなくて、いまひとつという印象だったそうです。それでも、今も活躍してるから、凄いよね、と言われていました。私には、てるほを演じていた時点で、島田さんにも充分な演技力があると思ったのですが、それだけ、山際監督の要求が高いということなのか、と思いました。

残念ながら、四方さんも妹尾さんも芸能界を既に引退され、それぞれに違う道で活躍されています。四方さんは、よくテレビで取り上げられているので、現在ユニクロで働いていることをご存知の方は多いと思いますが、妹尾潤さんは、ブリヂストンゴルフクラブで、ゴルフを教えるレッスンプロになられています。吉田友紀さんも、現在は芸能界から距離を置き、2009年公開の映画『さまよう刃』を最後に、所属されていた芸能事務所を辞めて、役者の仕事をされていません。それは、ファンとしては、正直、残念で悲しい気持ちがあります。

ただ、それは、吉田友紀さんがご自身で決めたことであり、ファンとはいえ、他人の私が口を出すことでもなく、また、私の我侭を押し付けて、役者復帰してくれ、と言えることではありません。吉田さんは平和に幸せに日々を送られていて、それが、私は一番嬉しい。私の感情を綺麗事のやせ我慢に見える人もいるかもしれませんが、私の本音は、吉田さんが日々、幸せにくらしてくれていることなのです。吉田友紀さんは、役者、『吉田友紀』を演じ終えて、本来の『鴨志田友紀さん』に戻ったのかもしれません。それでも、吉田友紀さんが演じてきた役は、出演された作品は、私の中に大切な存在として、生き続けています。そして、そうした役のおかげで、今の私があります。だから、私は、今も役者吉田友紀さんのファンのままです。

吉田友紀さん、お誕生日おめでとうございます。どうか、いつまでも、お元気でいてください。あなたは、私の子どもの頃の、そして今も憧れの大切なヒーローです。今までも。これから先も、ずっと。

じぇーごじぇーご 2016/08/04 20:44 柿の葉さんの吉田友紀さんに対する想いはきっと伝わっていると思います。また、このブログをそっとご覧になっていると思います。

kutsukakatokutsukakato 2016/08/04 20:59 じぇーごさん、こんばんは。ありがとうございます。そう…ですね。そうだったら、嬉しいですね。

sakurasakura 2016/08/08 18:38 こんばんわ。お久しぶりです。ご無沙汰しております。今日は、柿の葉さんの、お誕生日ですね。
おめでとうございます。柿の葉さんにとって、素敵な年になりますように。

kutsukakatokutsukakato 2016/08/08 18:42 sakuraさん、ありがとうございます。42歳になりました。お言葉嬉しいです。本当にありがとうございます。このブログも更新頻度は低くなりましたが、ぼちぼち、やっていきますので、よろしくお願いしますね。

demidemi 2016/08/08 19:34 はじめまして。
大変生意気ながらあばれはっちゃくにハマってしまった92's生まれです。
全く世代じゃないのにどっぷりハマってしまいました。

とあることがきっかけで、昨年辺りからずっと気になってて、つい最近DVDを借り、最終的に購入してしまいました。

ブログ時々拝見してます(о´∀`о)

kutsukakatokutsukakato 2016/08/08 20:15 demiさん、初めまして。当ブログにご訪問、コメントありがとうございます。demi さんの生まれる以前の作品ですが、面白く感じて嵌って見てくれるのは、同じファンの私としてもとても嬉しく、また、この作品を生み出した方々にとっても、嬉しいことだと思います。私のブログは、特に、初代『俺はあばれはっちゃく』が中心に感想と語り、考察をしてますが、シリーズ5作品、原作にも触れていますので、稚拙なブログではありますが、demi さんが『あばれはっちゃく』を楽しめるお手伝いが出来れば、幸いです。最近は、更新が停滞気味ですが、このようなブログであれば、時々、お時間のあるときでもいいので、訪問していただけると嬉しいです。繰り返しになりますが、コメントありがとうございます。

demidemi 2016/08/09 19:15 返信ありがとうございます。

私は元々昭和を舞台にしたドラマが好きで、観てきました(平成以降の作品ですが)

色々調べていく中で、偶然目に止まったのが初代あばれはっちゃくでした。
今の子役も勿論素晴らしいですが、初代長太郎君の子役ではあるけれど、一流の俳優さんのような演技にとても目を引くものがあり、凄く元気を貰いました。

ハマりにハマった私は、あばれはっちゃく以外の吉田さん出演の作品も観てしまいました笑

kutsukakatokutsukakato 2016/08/09 22:52 そうでしたか。吉田友紀さんの魅力に惹かれて、他の出演作を観ていったのは私と同じですね。私も昔の映画やテレビ(DVD化されてない)出演作を東京フィルムセンターで上映するという情報をもらっては観にいき、CSやBSで放送があれば見て、DVDで購入できる作品は買って観ていきました。demi さんと同じように、私も吉田友紀さんは、私が知る限りの古今東西の子役の中でも一番で、また成長されてからも、おごがましい言い方になってしまいますが、いい役者さんになったな、と思って見てきました。このブログには、私が見た『俺はあばれはっちゃく』以外の吉田さんの出演作に関しても記事を書いてますので、もし、よろしければ、『吉田友紀』『教室205号』『気まぐれ本格派』『すぐやる一家青春記』のカテゴリーの記事も読んでいただけると嬉しく思います。吉田さんが出演された作品は膨大で、まだ、私も全作品を見ていません。もしかしたら、私がまだ見てない吉田さんの役をdemiさんがご覧になっているかも知れませんね。私は、リアルタイムで『俺はあばれはっちゃく』から始まる『あばれはっちゃく』シリーズを見てきたものですが、吉田友紀さんのファンとしては他のファンの皆様と比較すると、まだまだ、日の浅いファンですので、教えていただくこともあるかと思います。その時は、よろしくお願いしますね。

私よりも18歳も若いdemiさんにも、『俺はあばれはっちゃく』の魅力が伝わったことは、嬉しさと共に驚きも感じました。いろいろと、私の世代には当たり前の日常の道具などが、古めかしく見えたり、感覚的に伝わらない部分があるのかな、と思っていたので、これは、demiさんに対しても失礼でしたし、作品を作ってくださった方々にも失礼だなと自分の偏見を恥じるばかりです。初代はっちゃくから、凄く元気をもらったとのこと、私も同じファンの一人に過ぎない、ただのおばさんですが、とても嬉しく思います。やはり、いいものやちゃんとした人の演技は、時代を超えて伝わるのだなと思います。とても、嬉しいコメント、ありがとうございました。

2016-07-22 山際監督の誕生日

山際監督の誕生日

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今日は、私が『俺はあばれはっちゃく』『男!あばれはっちゃく』で一番好きな監督、山際永三監督の誕生日です。2年前、縁あってお会いし、お話が出来たことが今では、夢の中の出来事だったように思います。初めてのインタビューで、初めてお会いして、聞きたかったこと、伝えたかったことの半分も出来なかった私ですが、2年前の私なりに思いを伝えることが出来たこと、別れ際に、山際監督から手を差し出して握手させて頂けたことは、私にとってかけがえのない経験でした。

私は、肝心なことを伝え忘れていました。「山際監督、『あばれはっちゃく』を私の子どもの頃につくってくれてありがとうございます。『あばれはっちゃく』のことをブログに細々と書いてきて、私のブログに来てくれた方々の交流で、私たちの中で『あばれはっちゃく』がとてもとても、大事な心の支えになっています。この作品があったからこそ、こうして頑張って生きています。ありがとうございます」ということを。

『心の支え』とか、そういうのなんか臭くて、ありきたりで使い古された言葉かもしれませんが、本当に私にとっては、『あばれはっちゃく』特に『俺はあばれはっちゃく』は、それがなければ、日々の仕事にへこたれて、生きていけなかったのは、本当のことなのです。他人が、「大げさ」「たかが児童ドラマだろ?」「は?道徳セミナーの番組じゃねぇよ!」「わぁ、臭い。馬鹿じゃないの?」「単に楽しいだけの番組だったろ?」「思い込み強すぎねぇ?」と思おうが、そういう言葉を投げつけてきても、私の中で、『俺はあばれはっちゃく』『あばれはっちゃく』シリーズが私の心の支えであるのに変わりはありません。子どもの時に楽しませてもらい、大人になって励まされる。こんな、作品は他にありません。

その思いは、このブログにコメントをくださった人達との交流で、その思いを抱いているのは、私だけではないのだと、多くの同じ思いを持った『あばれはっちゃく』が大好きな人達がいるのだと、私は確信しました。そして、その大事な大事な作品を作ってくれた、その筆頭に立ってくれた、初代の第1話を撮り、メイン監督として手腕を振るってくれた山際監督に対して「作品を作ってくれてありがとうございます」と伝えたいと思うのは自然なことだと思います。

でも、2年前、緊張しすぎて伝えられなかった。それが、心残りです。

関連記事:
山際永三監督インタビュー2014(1) - 柿の葉日記
山際永三監督インタビュー2014(2) - 柿の葉日記
山際永三監督インタビュー2014(3) - 柿の葉日記
山際永三監督インタビュー2014(4) - 柿の葉日記

2016-05-29 1本300円?

1本300円?

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以前より見たいと思っていた2004年の子役座談会を見ました。司会は見栄晴さん。ナレーションは冨永みーなさん。最初は、見栄晴さんが皆川さんの仕事場を訪ねるところから始まり、懐かしの子役スターに招待状を送ります。メンバーは皆川おさむさん、四方晴美さん、宮脇康之さん、金子吉延さん、高野浩幸さん、島田歌穂さん、吉田友紀さん。2004年12月東京ドームシティアトラクションズに、招待された人達が集うのですが、見栄晴さんが腕時計を見ながら「みんな時間を守ってない」と言います。が、実は、金子さんのブログを読むと分かるのですが、それは演出なんです。

最初に登場したのは、皆川さん、続いて宮脇さん
「寿司屋だけじゃないのよ。おもちゃ屋、ケーキ屋、なぜか洗濯があって、これが洗濯屋ケンちゃん」
と言いながら、出前で使う寿司桶の中から次々と、『ケンちゃんシリーズ』で扱った、お店に関係する品を出していきボケたところへ
「何バカなことやってんのよ!まったく、もう!ケンイチは」
と四方さんが宮脇さんの頭を叩いて登場。
「あ、チャコ姉ちゃん!」
そこへ、階段を駆け下りてきて吉田さんが登場。
「おーい、おーい。ここか、ここでいいのか?お、元気?久しぶり。よーし、今日もあばれるぞ!」
続いて、金子さん、高野さんの紹介の後、満を持して、島田さんの登場。

参加者が揃ったところで会場へ。丸いテーブルを囲み、司会の見栄晴さんから、互いの認識があるかどうかの質問に、金子さんから話始めました。
「俺、チャコちゃんに出たことがあるんですよ。その時は宮脇君はいなかったというね」
すると、次は宮脇さんが島田さんに
「まだね。歌穂ちゃんと僕が、『GOGO! チアガール』というので一緒にだったんだよね」
と、言うと島田さんがそれに対して
「そう、その『GOGO! チアガール』と『ロボコン』の間に」
そう言いつつ、顔と視線を隣の席にいる吉田さんに移して、隣に座る吉田さんの肩に手を置いて
「『あばれはっちゃく』というので」
続いて、吉田さんが
「弟!」
それを受けて、今度は島田さんが
「そう、はっちゃくのお姉ちゃん役」
そう言って島田さんと吉田さんは互いに顔を見合わせていました。なんだか、その時の吉田さんは嬉しそうに見えました。

その後、子役時代のギャラの話になり、金子さんから、
「この時はね(後ろにある青影の写真を指しながら)1本4万」
それに対して、他の参加者や司会の見栄晴さんからは
「当時?」「すごいじゃないですか」の声。
続いて、高野さんが
「『バロム1』はね、記憶の中では、1本10(10万円)くらい」
というと、高野さんの隣にいた吉田さんがびっくりした顔をして、吉田さんの隣にいた島田さんと顔を見合わせしていました。その吉田さんが、続いて当時(『俺はあばれはっちゃく』)の頃のギャラを口にしたのです。

さて、このブログで一番重要な吉田さんの『俺はあばれはっちゃく』当時のギャラはいくらだったのか?気になるところです。その吉田さんの口から出た言葉は……。

「でも、その当時は母親から、300円って言われていました」

そして、テロップでは1本300円と。金子さんの時は1本4万円。高野さんの時は1本10万円と出たのに……。そしたら、驚きと笑いが起きてしまいました。その中で、島田さんが一言。
「それは、どうかと思う」
次に、宮脇さんが年収を発表。
「当時の年収がね、昭和49年小学校6年生の時が6800万円。今の(2004年)5億から6億」
今度は吉田さんの時とは違う驚きが起きました。その中で、宮脇さんのギャラを聞いた吉田さんが、驚きと、戸惑いの顔で
「ちょ、ちょっと、待って。『はっちゃく』安かったの?」
と質問したのですが、返ってきたのは笑い声だけ。

『俺はあばれはっちゃく』で約1年間共演した島田さんが「それは、どうかと思う」と言っていたので、内情を知っている島田さんからしてみると、吉田さんの申告したギャラって想定よりも少なかったのだと思います。多分、吉田さんの『俺はあばれはっちゃく』当時のギャラって、母親から言われていたのが、300円ということは、吉田さんのお母様がギャラを管理されていて、吉田さんには「300円」と教えていたのではないでしょうか。

吉田さんのギャラに関しては、あまりこの座談会では追及されずに流されてしまいましたが、いくらなんでも、『俺はあばれはっちゃく』当時のギャラ300円っていうのは、ないんじゃないかなって思います。吉田さんが嘘をついているとは思わないので、上記のようにお母様が管理していたと考えるのが自然でです。最初は人気作になるのか分からない、失敗しても半年持てばいいで始まって、安く始まったとしても、それでも、主演の子役のギャラとしては1本300円は異常な安さです。

金子さんや高野さんのギャラを聞いたときは、凄いなという表情だった吉田さんが、宮脇さんのギャラを聞いて、戸惑いを見せたのは、金子さんの『赤影』や高野さんの『バロム1』が東映だったので、東映はそうだったのか、という納得があったのではないでしょうか。そこへ、年数の違いはあれど、同じ国際放映の作品で、同じく主演した宮脇さんのギャラが桁違いだったので、困惑して「『はっちゃく』安かったの?」という疑問が出たと思うのです。安かったというのは、吉田さん自身のギャラの話だけでなく、『あばれはっちゃく』の制作費全体が安かったの?という疑問だったのではないでしょうか。

思っていたよりも吉田さんは話していたと思いました。ただ、金子さんがブログに書いたように、上の世代に圧倒されていたようにも見えました。席が島田さんの隣で、嬉しそうな姿を見て島田さんがいて良かったなとも思いました。今から、12年前の番組ですが、見ることが出来て良かったです。

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ちなみに、この座談会の司会の見栄晴さんも、ご存知の方もいると思いますが、子役出身の方で宮脇さんから、『ケンちゃん』シリーズに出ていたことを紹介されていました。実は見栄晴さん、『俺はあばれはっちゃく』には出ていませんが、中学生の頃に、本名の藤本正則名義で、2代目『男!あばれはっちゃく』で長太郎の兄信一郎のクラスメイト役で、63話『家出のコーチだマルヒ作戦』に出演しています。また、ナレーションの冨永みーなさんも子役出身の方で、『あばれはっちゃく』に関係がありませんが、『ウルトラマンレオ』で本名の冨永美子名義で出演し、『ウルトラマンレオ』にゲスト出演した吉田友紀さんと共演されています。

関連記事:おとなしい長太郎? - 柿の葉日記

2016-05-23 サヨナラ!あばれはっちゃく

サヨナラ!あばれはっちゃく

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『逆転あばれはっちゃく』の最終回を見ました。1話の頃は茨城からきた長太郎が笑われたり、卑劣な暴力を伴ったいじめを受けていた長太郎を見ているのが辛かったです。転校生の長太郎がいじめを受ける、はめられる、クラスメイトからあからさまな差別を受けたことで辛い思いをするのは、2代目も同じですが見ていて厳しかったのは、5代目のほうでした。5代目は放送当時に見ていませんでしたが、年齢からすると小学生の頃の(4、5年生)の自分に近く、私自身が父親が転勤族で転校も多かったのもあり、5代目の1話に対して、自分の小学生時代を重ねて見てしまったせいかもしれません。

また、先生が後には長太郎の理解者になりますが、歴代の中では厳しい面が強調された先生だったのも、母ちゃん(5代目では母さん)が厳しかったこと、それと、父ちゃん(5代目では父さん)が優しいけれど、気持ちが弱くみえたのも、長太郎がクラスで孤立しても、頼もしい頼れる大人が『逆転あばれはっちゃく』の最初のほうでは感じられなかったのもあると思います。2代目でもみゆきちゃんは早々に長太郎の味方になってくれて、5代目でもヒロインのあかねちゃんは1話目から長太郎に優しいのですが、大人が長太郎にとって安心できる拠り所になっていると感じることが、最初で感じ取れなかったのが、私が5代目が2代目よりも、厳しさや辛さを感じてしまったところだったのかな、って思いました。

そんな、酒井一圭さん演じる5代目長太郎でしたが、最終回では、クラスメイト達の信頼が厚くなり、頼られる存在になっています。長太郎はクラスの中心となり、リーダー的な役割を持つようになっていました。長太郎達の学校では、クラス対抗戦の練習のために、野球のノックやサッカーのゴールキーパーをして、クラスのみんなの指導をしていて、みんなからも頼りにされています。帰り道、長太郎が「男も女も5年3組優勝だ!」と言えば、クラスメイトもその後に続いて「優勝だ!」と声を合わせます。途中、あかねちゃんに呼び止められます。

「優勝できたら、お礼にわたしの家に招待するわ」
「俺だけ?」
「そう、私がうんとご馳走してあげる」


そんな二人を見たクラスメイト達からは冷やかしの声が飛んできますが、それは、長太郎を馬鹿にした冷やかしではなく、あかねちゃんと長太郎の仲を快く認めている仲間たちの、信頼と親しみからくるものでした。家につき食事の席で長太郎は、母さんと姉のカオルに「母さん、どうして俺ってこんなにもてるのかな」「姉貴、どうしてだと思う?」と得意気に言います。カオルが「もてるって、誰によ?」と問い返すと、「俺は5年3組のみんなから信頼されているんだぞ」と答えます。

「ああ、しょってる」とあきれるカオルですが、母さんは「やっと、みんなから信頼されたんだから裏切らないようにね」と言います。そこへ、父さんが肩を落として帰ってきます。「ご飯先にしますか」の母さんの言葉に「いや、飯は後でいい。それより、みんなに大事な話がある」と切り出し、父さんが九州、宮崎の動物園に転勤するために、家族で宮崎にいくことを話します。長太郎は「みんな父さんといけ、俺、一人で留守番してら」とこの時点では暢気に答えます。母さんも美容室のお店をどうするか店でブラシを手入れしながら思案しているところへ、父さんがきて二人は会話をします。

「なあ、母さん、いろいろ考えたんだが、母さんはこのお店を続けてくれ」
「それどういうこと」
「せっかく、苦労して持った店だ続けて方がいい」
「父さん」
「長太郎の言うように、九州には俺一人でいく単身赴任だ」
「でもね」
「3年したら、戻れるようにしてもらうさ。それが一番いい。な、そうしよう」
「本当にそれでいいの?」

翌朝の朝食の席で、母さんは長太郎に引っ越すことを決めたことを話すと、長太郎が反発します。家族全員が引っ越すことを仕方がないと長太郎に説き伏せますが、長太郎は抵抗してテントを張って、ドン次郎と家出します。しかし、長太郎の家出の場所を知られ家に連れ戻されてしまいます。母さんに嘆かれると長太郎は言います。

「俺は東京にきて、やっとみんなと本当の友達になれたんだ。そのみんなとの約束を裏切るわけにはいかないんだ!」

長太郎のいう約束は、クラス対抗戦での優勝のこと。母さんが友達から受けた信頼を裏切らないようにと言われたことを長太郎は守っているのです。それと、あかねちゃんとの約束もあります。ただ、家庭の事情で長太郎が転校することで、信頼を不可抗力で裏切る形になってしまうという皮肉。父さんが優しく長太郎を説得しますが、長太郎は自分だけ置いていってくれと懇願します。大人の都合に振り回される長太郎の気持ち。長太郎は、みんなの顔を思い浮かべながら、涙を流します。学校まで走っていき教室の机に彫った自分の名前を消します。そこへ、先生がきます。

「長太郎、お前の気持ちは痛いほどよく分かる。先生だって別れるのは辛いんだ」
「俺、自分で決心していきたいんだ」
「自分で決心して行きたい?」
「でも、まだ、俺、みんなのことが思い切れないんだ」
「長太郎、辛いのはお前だけじゃないんだぞ。クラスの誰もが桜間長太郎と別れるのが辛いんだ」
「その辛い思いを切っちゃわないと、九州にいく決心がつかないんだ。先生、どうしたら、みんなのこと思い切れるんだ?先生、教えてくれよ!教えてくれよ!」

しかし、先生は答えることが出来ません。そこで、長太郎は自分で最後のひらめきをします。先生には転校のことを秘密にしてとお願いし、みんなにわざと嫌われること。長太郎の傍若無人な振る舞いで、みんなは長太郎を非難しますが、親友のワタルとあかねちゃんは長太郎がどうして、突然、そんなことをするのか心配して事情を聞きますが、その二人にも長太郎は悪態をついてしまいます。それでも、あかねちゃんは長太郎を信頼し、長太郎を非難するクラスメイト達から長太郎を庇います。でも「長太郎を庇うなら、お前も仲間はずれにするぞ」と言われてしまいます。それでも、あかねちゃんは「長太郎君が本心から、あんなことをしたと思えないの」と言って先生に事情を話します。それを聞き先生は、あかねちゃんに長太郎の転校のことを話します。それを聞いたあかねちゃんは、長太郎の転校とみんなから嫌われる行動をした理由をクラスメイトに伝えると、それを聞いたクラスメイトは「そうだったのか!」「転校?」とみんなで引越しの荷造りをしている、桜間家に押しかけます。

「長太郎君、出てきて!相談があるの」
「桜間、みんなでお別れパーティをしようって決めたんだ。出てきてくれよ」
「お別れパーティなんかしてくれなくていい。せっかく、九州にいく決心がついたのに、余計なこというな!」
「長太郎君」
「長太郎君ったら!」
「長太郎君、私達、このままお別れしたくないの」
「長太郎君!長太郎君!」


それを見ていた先生がみんなに言います。

「みんな、先生のいうことを聞いてくれ。長太郎の決心がグラついてはいけない。長太郎の意志を尊重しよう」

その言葉に泣きながら、みんなは帰ります。

そして翌日、桜間家の人達は、東京駅に向かい、住み慣れた家を後にします。そこへ、先生が一人見送りにきて、みんなから長太郎に渡してと頼まれたものを手渡します。長太郎が、新幹線の中で、もうすぐ多摩川に差し掛かる頃、窓を見ると5年3組のみんなが待っていました。新幹線の長太郎から見えるように作った看板の前に集まって、手をいっぱいに振っていました。

『サヨナラ!あばれはっちゃく』

それに気づいた長太郎は、窓に向かって、みんなのほうへ向かって叫びます。

「あ、あかねちゃんたち!おーいここだ!」
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『サヨナラ!あばれはっちゃく』の看板が見えたときに流れた、BGMは初代から4代目まで使われてきた主題歌『タンゴむりすんな』でした。この場面を見た時に思い出したのが、初代『俺はあばれはっちゃく』の最終回でした。あの時は、長太郎が一人、飛行機で北海道に引っ越すヒトミちゃんから見えるように、大きな文字を並べて「ヒトミちゃん、いっしょにあばれよう!」と一人だけで手を振り、ヒトミちゃんを見送りました。5代目では、立場が逆転して長太郎がみんなから見送られます。長太郎が先生から手渡された手紙には、5年3組のみんなの写真と声のカセットがありました。ここは、2代目『男!あばれはっちゃく』で邦彦が九州へ引っ越す時に、みゆきちゃんが長太郎に託し邦彦に渡したカセットを聴く邦彦の姿を思い出しました。

『サヨナラ!あばれはっちゃく』

この言葉は九州へ転校する長太郎へのメッセージと共に、この5代目までの長きに渡って放送されてきた『あばれはっちゃく』シリーズ全体の、歴代の長太郎、あばれはっちゃく達へのメッセージにも受け取れました。5代目の長太郎がどれだけの思いで、みんなの信頼を勝ち得て、別れを惜しまれる存在になったのか。それを思うだけでも、胸がつまります。そして、最終回、転校が決まり、別れの決意をしていくなかで、長太郎は大粒の涙を流していました。最終回の長太郎は殆ど泣いている印象が強かったです。過去に初代長太郎だけが、ヒロインと同じ学校を卒業できないのが可哀相だと書きましたが、5代目長太郎もあかねちゃんとの約束を果たすことなく、別れてしまうのは切なく感じました。

5代目の酒井さんは、長太郎に憧れて、役者の道を目指したかたです。自分の代で『あばれはっちゃく』が終わってしまう悲しみも演じていた中であったのだと思います。だから、私には、5代目の長太郎の涙と『サヨナラ!あばれはっちゃく』を見た酒井さんの長太郎の胸に迫る、寂しさと悲しさが大きかったのではないか?と思うのです。歴代の中で、5代目『逆転あばれはっちゃく』の印象は小さいですが、今、一度、DVDも発売されていますので、ぜひ、見ていただきたいシリーズ最後を飾る『あばれはっちゃく』です。

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